エレショップblog

半導体・センサー・マイコン・電子工作キットほか、各種電子部品の専門店「共立エレショップ」から主に電子工作の関連情報をお届けします。 http://eleshop.jp/

カテゴリ: 商品レビュー

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商品レビュー


早いものでもう11月。
年が明けるとこのエレショップblogも丸7年になります。
まさかこんなにも長く続くとは思ってませんでした!

さて、こうしてツラツラと文章を書き続けていると、つい夢見てしまうのが『書籍化』
とは言えエレショップblogはレイアウト的に書籍にするには不向きですし、そもそも売れる見込みがないので夢のまた夢なんですけど。

でも今回!
工学社さんのお声掛けによりその夢がちょっとだけ実現しました!

それがこの本!

この本は、「家庭で作れる季節の飾りつけ」という事で、子供と一緒に作れるレベルの工作をまとめた書籍なのです。
内容は電子工作だけでなく、ペーパークラフトやタマゴの染色、手芸的なものまで幅広く掲載されています。
そんな工作事例を季節ごとにまとめて、1年を通して工作を楽しめるようになっているのです。

と言う訳で、エレショップblogからはこの記事が掲載されました。

季節の工作02.

この記事はリードスイッチを使って、先端に磁石を付けた魔法の杖で木のおばけの鼻に触れると目が光る、というハロウィン向けの工作記事です。

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本の中でも「秋」の項目でハロウィン向け工作として掲載されました。
本の中ではblog記事をほとんどそのまま紙面にしたので妙な空白があったりしますが、その辺は味だなぁと思っていてください!
季節の工作03.

書籍内では他にもたくさん作りたくなる工作例が掲載されてて、見てるだけでも楽しいですよ。
オカポン的には春の工作の光る桜飾りがステキだと思いました。
季節の工作04.
雰囲気もいいですし、花を変えればいろんな季節やシチュエーションに応用できそうだなぁって。
なによりLED使ってますからね。光るってステキですよね。

全体として電子工作本ではなく可愛いもの好きのためのクラフト本と言った趣きなので、手芸とか飾り付けを作るが好きな人にオススメです。
ぜひ手にとって読んでみてくださいね。


と言う訳で、7年近くやってきてこうして書籍にも掲載されるようになって、みんなで頑張ってきた甲斐があったなぁって。
これからも皆様に楽しんでいただける記事を書けるよう頑張ります!


皆さんもぜひ応援してくださいね♪

(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は11月9日です!) 

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商品レビュー


そろそろ、ハロウィンも目前!
エレショップでは、面白いハロウィングッズを取り揃えております!

ということで、本日のブログは、ハロウィンの仮装用に取り扱いした商品の紹介をしていこうと思います!
どれもこれも面白いものばっかりなので、ハロウィンに限らずぜひお買い上げくださいませ♪

という訳で、「光るマスク」です!
見た目の違いで4種類あって、四角いデザインと立体のデザイン、白と黒の2色ずつの展開となります。

四角の白
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四角の黒
MSKLTSBaMSKLTSBe


立体の白
MSKLTRWaMSKLTRWe


立体の黒
MSKLTRBaMSKLTRBe


四角いデザインの方には「マスクフィルター」が1枚付いています。

この4種類の中だと、立体マスクの白が光り方は激しいです。結構目立つと思います。
実際に暗いところでつけてみた感想としては、たしかに立体マスクの白はかなりビカビカ光るのですが、その分目の端(マスクの上部)に光が入ってくるので結構眩しく感じました。

四角マスクは、白も黒も光り方が優しめ
黒は小さな光がキラキラしてて、そこまでめちゃくちゃ目立つわけでも無いけど、他の人と差を付けたいときに良いと思います!
まぁどれを選ぶかは好き好きですね。(*^-^*)


めっちゃ目立ちたい!光り大好き!なら、★「LED光るマスク 立体型 白色 ▲航空便不可▲ / MSK-LT-RW」
¥2,500(税込) (※2022.10.27現在)



目立ちたいけど、視界に光が入るのは嫌!な方なら★「LED光るマスク 立体型 黒色 ▲航空便不可▲ / MSK-LT-RB」
¥2,500(税込) (※2022.10.27現在)



優しい光で、周りから「お!?」と思われたい方には★「LED光るマスク 四角型 白色 ▲航空便不可▲ / MSK-LT-SW」
¥2,000(税込) (※2022.10.27現在)



そこまで主張せず、でも他とは違う。小さな光が集まって、幻想的なマスクが欲しい!な方にはこちら。★「LED光るマスク 四角型 黒色 ▲航空便不可▲ / MSK-LT-SB」
¥2,000(税込) (※2022.10.27現在)



特に仮装っぽいことする気のない人でも、仮装パーティーの場に参加してる感が出せるのでおすすめです。
普段着に合わせるだけでサイバーな感じがして目立ちすぎずいい感じになりますよ!


みなさんも是非、ハロウィンを楽しんでくださいね♪

(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は10月19日です!) 

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商品レビュー


「人生で幸せになりたかったらネコを飼いなさい」

いやぁ~、いい言葉ですね。
ネコは良い。ホントにかわいい。
私の家にも保護猫と家の前で行き倒れてた野良猫の親子合わせて4匹が居るのですが、毎朝6時に大暴れして起こしてくれたり、勝手に棚を開けて中を物色したりと毎日がエブリデイですよ。
仕事から帰ったら『チュールよこせ!』とニャーニャー賑やかにお出迎えしてくれるのも嬉しいですね。

と言う訳で本日は。
ネコ好きが多い弊社で話題沸騰になった書籍の紹介でございます。

電子ニャン工作_01表紙

もうね、表紙だけでも脳がとろけますね。
冒頭の一節は本書の一番最初に書かれている言葉です。
この一節を冒頭に持ってきていることだけでも、本当のネコ好きが書いた本だと分かるというものです。

さて、本書は「ネコ好きのネコ好きによりネコのための電子工作」と題しまして、ネコを喜ばせるための「micro:bitを使ったオモチャ」7種、「M5Stackを用いたヘルスグッズ」4種を詳細な作り方とともに紹介した良書でございます。

例えば「micro:bitを使ったオモチャ」。
電子ニャン工作_02猫じゃらし
紙の下で回転する電動ネコじゃらしの記事が最初に載っているのですが、オールカラーで使用部材についても入手先まで記載されていたり、作り方も写真で順を追って解説されていたりととにかく初心者に優しい構成になっております。
電子ニャン工作_03詳細な作り方の解説
もちろんプログラムに関しても包み隠さず公開されているので、これを丸コピするだけで本書と同じものが作れてしまいます。
電子ニャン工作_04プログラムもバッチリ公開

いやはやなんとも親切設計。
ネコとの楽しい時間をネコ好きみんなで共有しようという心意気が、電子工作未経験のネコ好きにも伝わりますね。

ちなみに後の方でmicro:bitを2台使ってリモートコントロールするネコルアーの製作記事もございます。
これを使うと、警戒心が強くて一緒に遊んでくれないネコとも、遠くから眺めることにはなりますが、一緒に遊ぶことができます。
人が見てると遊ばないネコも居ますが、リモートコントロールネコじゃらしであれば遊んでいるところが見られるかもしれませんよ。

次に「M5Stackを用いたヘルスグッズ」ですが、こちらはmicro:bitと違ってプログラムがテキストでの記述になります。
ちょっとハードルが高いようにも感じられますが、こちらも詳細に、懇切丁寧に作り方が解説されていますので安心です。
電子ニャン工作_05ネコの健康管理の必須アイテム

電子ニャン工作_06使用部材もわかり易く解説

もちろんプログラムも全文記載されていますので、頑張って写せば問題なしです。
電子ニャン工作_07ネコのために頑張って入力しよう
見ただけでウヘェ('A`)ってなる量ですけど、ネコの為ならへっちゃらですね。

これでスマートトイレや体重計を作れば、ネコの健康管理もしやすくなります。
抱っこさせてくれないネコの体重をどうやって量ろうかと悩んでいた人には朗報ですね。
いつまでも元気で居てもらうために、苦労する価値はあると思いますよ。


そうは言っても途中で心が折れたり今ひとつ購入に踏み切れないこともあるでしょう。
そんなアナタには、ネコの写真集として楽しむ方法もございます。
電子ニャン工作_08猫の写真集としても楽しめます
「micro:bitを使ったオモチャ」工作については、各工作へのネコたちの反応をまとめた写真ページがあり、そこを見ているだけでも楽しめます。
このほか工作ページにも端々にネコの写真やイラストが散りばめられているので、パラパラとページをめくっているだけでも癒やされます。

と言う訳で。いかがでしたでしょうか。
ネコ好きの人、ネコともっと遊びたい人、ネコは飼えないけどネコと遊ぶ妄想がしたい人など、とにかくネコ好きならそれだけでおすすめできる書籍でございます。

もちろん本書に出てくる電子部品はいずれも共立エレショップでもお買い求めいただけます。
どれを買えば分からない場合はお気軽に問い合わせフォームよりお問合せください。


みなさんもネコとの楽しい時間を過ごしてくださいね♪


(記事:伊東)
更新予定:毎週木曜日(次回は10月12日です!) 

今回は共立プロダクツから2月10日(金)に新しく発売開始する「小型USB接続DAC基板」
をご紹介します。 

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KP-DAC2704OP 小型USB接続DAC基板
https://prod.kyohritsu.com/KP-DAC2704OP.html

メインのUSBDACチップはTI社 PCM2704を使用。
よく使用されているICなんですが、年々色々とオプションなどが進化しています。
進化ポイントとしては

・RCAからφ3.5ステレオに
 RCAの場合は別途アンプを接続してからスピーカーorヘッドフォンで音楽を
 聞くという流れになりますが、こちらは直接ヘッドフォンを接続して音楽を
 楽しむことが可能です。(もちろんφ3.5→RCAのケーブルを用意してアンプに
 接続することも可能です)

・「MUTE」「VOL+」「VOL-」スイッチ
 こちらもヘッドフォン接続時など特に便利に使えるコントロールスイッチです。
 最近はアルバム丸々聞くというより、プレイリストで色々な音楽を聞くという
 聞き方が多いと思います。そんな時に音源に合わせて音量調整をキーボードではなく、
 物理スイッチで出来るのは便利です。

・デジタル出力
 光タイプと同軸タイプのデジタル出力が付いています。
 最近はあまり使うことも少なくなっている気もしますが、デジタル入力が付いている
 アンプなどを使用する時は音声劣化の無いデジタル接続を行いましょう。

ということでさっそく使ってみましょう。

本体とPCをUSBケーブルを使用して接続します。

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電源はUSBケーブルでPC側から供給するので他に必要ありません


今回はヘッドフォンを接続して聞いてみます。

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音楽出力先を選択

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Mac標準の「ミュージック」を使用して色々な曲を聞いてみました。

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音量設定最大にして無音状態にしても認知出来るほどのノイズはありません。
音質は色付けなく素直な音で色々なジャンルの曲を楽しめそうです。

最近のPCはほぼ音声出力付いていますが、安価でもう少し良い音を求めている方
には最適なUSB DACと思います。


ぜひぜひご検討ください。


担当:ヨジゲン 
更新予定:毎週木曜日(次回は2月16日です!) 

記事担当:
商品レビュー

成人式も終わり、えべっさんも終わるといよいよ正月も終わり。
あぁ、そろそろ通常運転に戻って仕事しないといけないんだなぁと斜め上をぼんやり見上げてしまいます。

と言う訳で本日は。
便利工具のレビューなんかをのんびりしていきたいと思います。

紹介する工具はこちら。

01_パッケージ


ユニーク工具でおなじみのエンジニアが昨年秋に発売した★精密圧着ペンチ「PA-24」でございます。

ワタクシこう見えて実はコネクタの圧着が好きなのでございます。
正直目に見えない熱の伝わりを気にして行うハンダ付けよりも工具を握る感触で仕上りを知る圧着作業の方が好きなのですよ。
まぁ私の好みは置いておいて、実際ナイロン系のコネクタを使用する場合はこの圧着作業が必須になるのですが、この『PA-24』はその中でも日圧(JST)のXHコネクタやPHコネクタなど、よく使うところのコネクタに対応しているので1本持っていると便利な工具でございます。

さて、日圧のXHやPHなどを圧着できるペンチとしては、以前から『PA-09』や『PA-21』などがございました。

02_精密圧着ペンチ3兄弟(実は他にもいる)


ではこの『PA-24』はそれらとどこが違うのか。

なんとこの『PA-24』では、初めて丸型ダイスが搭載され、いわゆる『QIコネクタ』もキレイに圧着できるようになったのです。
03_丸型ダイスが2種類も

QIコネクタのコンタクトピンは被覆を止める部分の形状が特殊になってまして、日圧のコンタクトピンのようにクルンと丸めて抑える形状にはなっておりません。
04_機械で圧着したQIコンタクト 05_M型ダイスで圧着された日圧のコンタクト
QIのコンタクトピンは配線の被覆に沿わせる形で丸く止めるようになってるんですね。

コレまでの圧着ペンチではM型のダイスしかなかったため、被覆に沿って丸く圧着することができませんでした。
が、この『PA-24』はそれができる丸型ダイスを搭載しているところが画期的なのでございます。

ちなみに汎用圧着ペンチの金字塔、ホーザンの『P-706』にも丸型ダイスが搭載されておりますが、ちょっと大きくてQIコネクタには不向きでした。
06_P-706との比較


と言う訳で『PA-24』は電子工作でよく使われるナイロンコネクタ類だけでなく、PCやマイコンボードの接続によく使われるQIコネクタをもカバーした、マルチに活躍できる圧着ペンチなのです。

さらにさらに。
ホビーユーザーには更に嬉しい機能も搭載されております。

それがこの、ボルトカッターでございます。
07_他とは違うのだよ!

電工ペンチなどにはよくついている機能なのですが、この『PA-24』では『M2』『M2.6』『M3』と比較的細いネジに対応しており、ミニ四駆等の模型でよく使うネジをカットすることができるのです。
08_メーカーページからの引用

最近流行りの小型のボードモジュールでは基板の端に開いているネジ用の穴がM2用だったりして、細いネジもよく使うようになってきました。
しかしM2ともなると持っているネジの長さにバリエーションがなく、長いネジをカットして使いたくなる場面というのが意外と多いのが実情でございます。
そんな時にこのボルトカッターがあればピッタリの長さにボルトをカットして基板を組み上げることができるのでございます。

ちなみにこのボルトカッター。
私も実際に使用するまで知らなかったんですが、カッター部の穴の中にタップが切ってあるんですね。
09_ネジを切りやすくする工夫
つまりカットするネジをクルクル回してカット位置を自在に固定することができるんです。
PA-24』本体の板厚が約3.5mmありますので、カットしたい長さから3.5mm引いた長さを工具表面に残すようにすれば、希望の位置でカットすることができる訳でございます。
10_ネジを取り付けて 11_長さを調節して 12_握れば簡単にカット可能

いやはや、ほんとに便利。
カットも綺麗にできているので、安い工具でカットした時のように切断箇所をヤスリで整える必要もございません。
カット後すぐにナットに通すことができます。
13_キレイにカットできてます

そう、このボルトカッターこそが、この『PA-24』をオンリーワンたらしめる要因であると言っても過言ではないでしょう。
ちなみにこのボルトカッター機能につきましては、弊社が誇る全国レベルのミニ四カーが絶賛しておりました。
PA-24』発売当初に熱く語られてドン引き感動したほどでございます。

と言う訳で。
新機能を搭載してコレまでにない高みに到達した精密圧着ペンチ『PA-24』。
M型ダイスもコレまでの製品に引けを取らず圧着感は良好。基本はしっかりと抑えつつ、これまで妥協で済ませていたQIコネクタにもしっかりと対応し、かつ模型好きにはこれだけでもありがたいボルトカッター機能を搭載しました。
これはもう、持ってて損はない圧着ペンチでございます。

そろそろ圧着ペンチ買い替えようかな、とか、そろそろ圧着ペンチ持っとこうかな、と言う人は是非選択肢に入れてくださいませ。
14_シリコンハウス店頭のデモ機を使用しました



みなさんも是非、使ってみてくださいね♪


(記事:伊東)
更新予定:毎週木曜日(次回は1月19日です!) 

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