エレショップblog

半導体・センサー・マイコン・電子工作キットほか、各種電子部品の専門店「共立エレショップ」から主に電子工作の関連情報をお届けします。 http://eleshop.jp/

カテゴリ: ハンダ付け必須/非マイコン系

記事担当:
ハンダ付け必要-非マイコン系


先週は、デジットキットの★「ラズパイピコ 実験基板 / PICO-BOARD-V1」を作りました!
PICO-BOARD-V1-28

★「電工女子、デジットキットを作ります!(第6弾:ラズパイピコ 実験基板)★1」

キット自体は無事完成したのですが、実は未だにRaspberry Pi Pico(ラズパイピコ)(※以後、パイピコ)のことも、パイピコで何ができるのか、どうやって使うのかも全く分かっていません
付け加えるなら、いわゆるプログラム言語的なものもよく分かっていません

でも、せっかく作ったのだからこの基板を動かしたい!!!
と言う事で、とりあえず目標を「Lチカさせる!」にして頑張ってみたいと思います。


今回の記事は、ソフト寄りな話になります。
沢山の人がパイピコの使い方、コードの打ち方をアップしてくださっているので、それを参考に進めていこうと思います!
▼参考にさせて頂いたページ(Qiita)
Raspberry Pi Picoに実際に触れてみた
https://qiita.com/MiXMiX/items/99d0b5fc5e3e78b32ecc



まずは、パイピコのセットアップにチャレンジです!
オカポンの環境は、Windows10です。

(1)ファームウェアの書き込み
パイピコの上にある白いボタンを押しながら、マイクロUSBケーブルを接続します。
PICO-BOARD-V1-2-1
セットアップが完了すると、ファイルエクスプローラーが立ち上がりました。
「RPI-RP2」というファイルが、今繋いだパイピコです。
そのパイピコ「RPI-RP2」を開いてみると、なにやらすでにファイルが入っていますね。
まずは「INDEX.HTM」をダブルクリックして、公式サイトに飛びます。
1


公式サイトに飛んできたら、下左側の写真で赤く囲っているところをクリックします。
次にページ下部の「Download the MicroPython UF2 file.」をクリックします。(下右側の写真参照)
23


「Download the MicroPython UF2 file.」をクリックすると、ファイル(rp2-pico-20220618-v1.19.1.uf2)がダウンロードされるので、そのファイルを「RPI-RP2」(パイピコ)に入れます。
問題なくファイルが書き込まれると「デバイスとドライブ」から「RPI-RP2」がなくなります。

4
これでファームウェアの書き込みが完了です!


(2)Thonny(ソニー)のインストール
Thonny(ソニー)とは、初心者用のPython IDE(統合開発環境)だそうです!
このThonny(ソニー)を使ってコードを書いたり、パイピコに書き込んだりするんだそうです。
つまりこれが無いと先に進めないので、インストールします。

使用しているOSは「Windows10」なので「Windows」を選びます。

下記画面が現れるので、どちらか選びます。
オカポンは「Install for me only」を選びました。
インストール完了すると、右のようなポップアップに変わります。
67

アプリを起動すると、下記ポップアップが出ます。
言語は「日本語」に変えておきましょう!Let’s go!
8

右下のバージョンをクリックして「MicroPython(Raspberry Pi Pico)」を選びます。
9
これでひとまず環境設定は完了。
ホントはココからコードを書いていくんですけど、設定した環境を保存しておきたいので、このまま保存しときます。
保存ボタンを押して、「Raspberry Pi Pico」を選択します。
10
わかりやすいファイル名を付けて保存しましょう。
これでパイピコに保存できました。


2回目以降は、パイピコをマイクロUSBケーブルでPCにつなぐだけでOKです!
その後、Thonny(ソニー)を立ち上げればパイピコへコードを書き込んでいけるというわけです。

が、オカポン改めてパイピコをPCにつないでThonny(ソニー)を立ち上げたら『最新ファームウェアにしてください』と言うメッセージが出てきまして。。。
なので最新ファームウェアをダウンロードしてインストールしてってやってもエラーが出て前に進まなくなってしまいました。
そこで共立内の詳しい人に相談したところ
「挿し込むUSBポートを変えてみたら?」
と。
そんなバカな(笑)と思ってつなぐUSBポートを変えてみると、普通に使えるようになりました...
・・・よくあること、らしいですよ!(゚Д゚;)


さーて、気を取り直してLチカのコードを入れましょう!!
って、何を入れたらわからないので参考にさせて頂いたページのコードをお借りしたいと思います。
「パイピコ Lチカ」で検索すると、似たようなコードが沢山出てくるので、それを試してみても良いと思います!

=======================

import machine
import utime
led = machine.Pin(25, machine.Pin.OUT)

while True:
    led.value(1)
    utime.sleep(2)
    led.value(0)
    utime.sleep(2)

=======================

日本語訳にするとこんな感じ。
=======================
GPIOを使えるようにするよ(machine)
時間を管理するための命令をするよ(utime)
GPIO 25ピンを出力端子にするよ。名前は「led」ね

この中の命令を無限に繰り返して
LEDを1=ONして!
2秒待機
LEDを0=OFFして!
2秒待機
=======================

コードを打ち込んだりコピペしたら、Thonny(ソニー)ウィンドウの上の方にあるプレイボタン(緑丸に白三角のマーク。ビデオの再生ボタンみたいなの)をクリックしましょう。
すると・・・

1-1

ふぉーー!!光った!!
パイピコ上にある小さなLEDがついたり消えたりしていますね!
プレイボタンですぐにコードが実行されるんですね!なんてお手軽。
ちなみに実行しているコードを止めたいときは、プレイボタンの右にあるSTOPボタンをクリックしましょう。


え、え、じゃあ、次は作った基板上のLED(赤・緑・青)を光らせたい!!
・・・・何をどう変えたらいいのかな?
詳しい人に聞いてみたところ、『led = machine.Pin(25, machine.Pin.OUT)』部分の『25』と言う部分を、基板上のLEDのポート番号に変えればいいんだとか。
なのでキットの説明書のP6を見てみましょう!
「☆I/Oポート割り当て」のリストがあります。
今入れた「GP25」の備考には「Pico上のLED」と書かれています。
だからパイピコの上のLEDが光ったんですね。なるほど。
説明書をみていくと、「GP10:LED(赤)」「GP11:LED(緑)」「GP12:LED(青)」が、基板上のLEDのポート、ということが分かりました。
ということは。
『led = machine.Pin(25, machine.Pin.OUT)』の『25』を10~12にすれば基板上のLEDが光るってことなのかな!?

では、試しに青色LEDを光らせてみようと思います!

=======================

led = machine.Pin(25, machine.Pin.OUT)

=======================

=======================

led = machine.Pin(12, machine.Pin.OUT)

=======================

書き換えたらプレイボタンを押して実行!

2

光った!!!!
青色が光った!!!

え、じゃあ、今光った青と緑を同時に光らせたい場合は…?

=======================

led = machine.Pin(12, machine.Pin.OUT)

=======================

=======================

led = machine.Pin(12, machine.Pin.OUT)
led = machine.Pin(11, machine.Pin.OUT)

=======================

でいいのかな!?

3

・・・あれ??緑しか光らない・・・??
なんで~?

ってことで詳しい人に聞いてみたら、そもそもコードの書き方が間違っていたようです。
=======================
led = machine.Pin(12, machine.Pin.OUT)
led = machine.Pin(11, machine.Pin.OUT)
=======================
って書くと、『=』の前(ledの部分)が同じになってるので、コードが実行された時『led』に1行目が読み込まれた後2行目に上書きされてしまうんだそうです。
なのでポート番号11の緑しか光らなかったんだそうです。

ということは、『=』の前に違いをつければ良いって事なのかな!?

仮説を立てたら検証です。
早速コードを修正するのですが、せっかくなのでコード自体も「3色同時に2秒光って、2秒後に消える」をループさせる、に変更して再チャレンジです!

まずはLEDの色ごとに名前をつけてあげないといけません。
それぞれ『led_blue』『led_green』『led_red』としましょうか。
名前を付け終わったら、命令文でそれぞれ「青LED光らす」「緑LED光らす」「赤LED光らす」→2秒待つ→「青LED消す」「緑LED消す」「赤LED消す」→2秒待つ、とコードを書いてみます。

・・・すると。
4

ふぉぉぉぉぉ!!!!
光りました!!!!!


コードは、こんな感じ。
=======================

import machine
import utime
led_blue = machine.Pin(12, machine.Pin.OUT)
led_green = machine.Pin(11, machine.Pin.OUT)
led_red = machine.Pin(10, machine.Pin.OUT)

while True:
    led_blue.value(1)
    led_green.value(1)
    led_red.value(1)
    utime.sleep(2)
    led_blue.value(0)
    led_green.value(0)
    led_red.value(0)
    utime.sleep(2)

=======================

自分が打ったコードが、実際に目で見えて反応返ってくるのが、たーのーしーいー!!!!

Pythonの勉強をしたらもっといろんなことが出来て、もっともっと楽しいんでしょうね。
今回のLEDもランダムにホワホワ光らせたりとか!出来るんでしょうね!!

ちなみに、この実験基板には「NeoPixel制御出力」や「Groveインターフェイス」なども載っているので、Lチカだけじゃなくもっと色んな事が出来るようです!


みなさんも是非、チャレンジしてみてくださいね♪


(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は6月30日です!) 

記事担当:
ハンダ付け必要-非マイコン系


本日は!
デジットキットの★「ラズパイピコ 実験基板 / PICO-BOARD-V1」を作ろうと思います!!
この実験基板、発売してからとっても人気で、よく売れている商品なんですよ!

オカポンはRaspberry Pi Pico(ラズパイピコ)のこともRaspberry Pi Pico(ラズパイピコ)で何ができるのか、どうやって使うのかも全く分かっていません
付け加えるなら、いわゆるプログラム言語的なものもよく分かっていません
ただ、「Raspberry Pi(ラズパイ)とRaspberry Pi Pico(ラズパイピコ)は全く違う。難しいので手は出さない方が良い」と聞いて、そんなものかー。じゃあ使えなくてもいっかー。と思っていました。

が。
やっぱり、気になる。
何か切っ掛けがあれば試してみるのになぁ。
と思ったところに、このキットの登場です!
これは天啓。いっちょやってみっかぁ!と言うノリで手を出したのでした。

とりあえず、使い方はひとまず置いておいて、まずはキットを作ってみようと思います!
作業時間的には、写真撮影など込みで、約1時間でした。
電子工作キットとしては結構簡単な部類だと思います。部品間違えなければね…

キット内容はこんな感じです。
PICOBOARDV1d

基板はこんな感じ。
PICO-BOARD-V1-1PICO-BOARD-V1-2
大きいですね!


さて、では組み立てに取り掛かりましょう!
まずは、抵抗。取り付け方向はありません。
PICO-BOARD-V1-3
小型抵抗なのでカラーコードが少しわかりづらいですが、色ごとにまとめると作業しやすいですよ!

他に、あると便利な道具は★「リードベンダー[RoHS] / RB-5」
rb5aPICO-BOARD-V1-4PICO-BOARD-V1-5
ピンセットで抵抗の根元を折ると、穴の距離が違うのでうまく基板にさせない!なんてこともあるのですが、リードベンダーを使えば簡単にジャストサイズで基板に挿し込むことが出来ます

ということで、全部抵抗を取り付けると、こんな感じ。
PICO-BOARD-V1-6


次は、トランジスタ取り付け方向があります
トランジスタは2種類あるので、取り付ける場所も要注意です。
PICO-BOARD-V1-7PICO-BOARD-V1-8


次、LED取り付け方向、ありです。
PICO-BOARD-V1-12PICO-BOARD-V1-13PICO-BOARD-V1-14


タクトスイッチ。これも取り付け方向ありです。
取り付ける前に、しなければいけない作業があります。それは、シールドの足をカットする事。
PICO-BOARD-V1-15
付属のタクトスイッチは足が5本あるタイプなので、使わない5本目の足、シールド用の足をカットしないといけません。

ということで、不要な足をカットしたタクトスイッチを基板に取り付けます。
PICO-BOARD-V1-16PICO-BOARD-V1-17


電解コンデンサ。これも、取り付け方向ありです。
PICO-BOARD-V1-18PICO-BOARD-V1-19


ロータリーエンコーダ
PICO-BOARD-V1-20PICO-BOARD-V1-21
穴位置にあわせて、部品を挿し込み、ハンダ付けしましょう!


GROVEコネクタ取り付け方向ありです。
PICO-BOARD-V1-22


ということで、現状こんな感じ。
PICO-BOARD-V1-23


次は、キットに付属のRaspberry Pi Picoを取り付けるための準備です!
こう言うキットってメインボードは別売りな場合が多いんですが、このキットはメインボードのRaspberry Pi Picoが付属してるんですね。ありがたや。
PICO-BOARD-V1-24PICO-BOARD-V1-25

で、一列のヘッダーピンは適当に取り付けると右の写真みたいに足が広がったりまっすぐにならないんですよね。
なので、ヘッダーピンがRaspberry Pi Picoに対して、垂直になるように調整します。

以前にも紹介したデジットのブログ
を参考にして取り付けてくださいね。
簡単に言うと、ヘッダーピンの1本を軽くハンダ付けして、熱を加えながら黒いスリーブを動かして、調節します。
部品にハンダごての熱が伝わってかなり熱くなるんですが、触ってられないくらい熱くなった時は一旦部品が冷めるまで待ちましょう!

ということで、調整したらこんな感じ
PICO-BOARD-V1-26PICO-BOARD-V1-27

このRaspberry Pi Picoを、基板に取り付け、ハンダ付けしますと、完成です!!
PICO-BOARD-V1-28PICO-BOARD-V1-29PICO-BOARD-V1-30


ハンダ付けは簡単でした!!
ただ、部品の取り付けを間違った場合、基板がスルーホールなのでハンダが表側まで流れてしまい、★ハンダ吸取線で簡単に取れないので注意が必要です。


さーて、で、こっからどうやって、ラズパイピコ(この基板)を動かすのかな?



みなさんも是非、作ってみてくださいね♪


(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は6月23日です!) 

記事担当:
ハンダ付け必要-非マイコン系


さて、前回の続きで完成目指してサクサクと進めていきたい所ですが
ちょっと磁石を調整したいと思います。

前回の実験では★「シンワ測定 マグネット 丸型磁石 φ25mm A-4」そのまま使っていました
やはり電磁石より少し小さいので、中心がずれやすいです。

ダンボールが余ってたので、電磁石のサイズにあわせて丸く切ったダンボールをセロテープで貼り付け
中心がずれないように、ピッタリサイズに調整しました。

30_改良シンワ磁石31_改良シンワ磁石

剣をさしこんでみると

32_改良ジャンプ33_改良ジャンプ

前よりきれいに飛ぶようになった気がします。
きれいに上に飛ぶと、高くジャンプできるので見た目もよくなりますね。
というわけで、ダンボールで電磁石の周りを囲ってあげれば、中心をきれいに合わせることができるのが分かりました。

でも、もう少し高くジャンプしてほしいかも
というわけで、今度は飛び出す磁石そのものを強力なものにかえてみます

まるいダンボールに張り付ければ、多少の大きさの違いは問題なさそうなので
★「超強力磁石 φ13×5mm (2個入)  MAG-13x05-DJK-2P」をまるいダンボールにセロテープで固定して試してみます。

34_強力磁石

さて、剣をさしこんで・・・

35_ジャンプしない
あれー?ジャンプしないんですけど!
なぜだ・・・
ナゼ・・・
ナゼ…

落ち着いて考えれば、あたりまえなんですよね。
前回電磁石についての説明を思い返してみましょう。
鉄芯に銅線を巻いて、銅線に電気を流すことによって発生する磁界が、鉄芯に一時的に磁力を発生させ磁石の役割をはたします。

そうです、鉄芯が磁界により磁石の性質をもつのなら、もとから強い磁界を発生させている超強力磁石が鉄芯にくっつけば
鉄芯も磁力を帯びてしまい、鉄芯の中でもS極とN極が発生してくっついてしまうのです。
超強力磁石と鉄芯がくっついて一つの磁石になってしまったと考えればわかりやすいと思います。

この状態でS極とN極が逆になるように銅線に電気を流しても、打ち消しあうだけです。

では1つの磁石になってしまわないように、電磁石の鉄芯と超強力磁石の間にすきまを作ってやればいいのでは?
ってことで、こんどは超強力磁石が入っていた小型のまるいケースのフタを裏側にはりつけてみます。

36_改良強力磁石37_改良強力磁石

さて、うまくいくのか・・・

38_ハイジャンプ39_ハイジャンプ

超とんだ!
めっちゃ飛びました!

さて、今回はサクッと「黒ひげもどき」の完成を目指すつもりが、実験ばかりで寄り道してしまいましたので
ココからはペースを上げていきたいと思います。

まずは皆さんお待ちかね?のハンダ付け作業。
スイッチにケーブルを付けていきます。
さすがにスイッチの端子にセロテープでってわけにはいきません。

ロータリースイッチはグルグル回して接点を切り替えていくスイッチですね。
ちなみにこのスイッチは、剣をさす穴のどれが当たりかを決めるために使います

40_ロータリスイッチ

このスイッチを選んだのにも理由があります。
普通ロータリスイッチは接点数に合わせてそれ以上回らないようになっています
4接点だと、初めの位置から3回まわすとそれ以上回らなくなるので、逆に回すことになります。
端につくたびに右回し、左回しを切り替えるわけですね。

しかしこのロータリスイッチの1回路12接点のモノだけ、いくら回しても止まらずグルグルと無限に回り続けます
なぜコレが良いのかというと、今スイッチの接点がどの位置にあるのかわからなくなるからです。
どの穴があたりか、スイッチ回した人が分かっちゃうと、ゲームとして面白みがないですよね。

まずはスイッチの端子をみてもらうと、外周に12個の端子、内側に1個の端子があります。
内側の端子に黒のケーブルをハンダ付けします。

41_スイッチ端子42_スイッチハンダ付け

外周の12個の端子にもハンダ付けをします。

43_スイッチハンダ付け

今回は穴の数を3個としましたので、12個の接点を3つの穴にふりわけます。
3個でいいんじゃ?と思うかもしれませんが、スイッチはグルグル回すつもりなので、どの接点もどこかの穴につながっているように全部の端子にケーブルを付けます。
後でわかりやすいように3色で色分けをしてケーブルを付けましたが、全部同じ色でも構いません。
あ、内側の1本だけは間違わないように、色を変えておいた方が良いと思います。

お次は、色分けしたケーブルを束ねます。

44_束ねる45_束ねる

この3つの束ねたケーブルは、後で3つの穴の片側にそれぞれつなげます。
これで、どんなに回してもスイッチの接点は必ず3つの穴のどれかにつながる事になります。


次は電磁石を収める箱を用意します。本物の黒ひげ危機一髪だと、タルの部分ですね。
今回はちょうどいい大きさの箱がなかったのですが、作業するのに開け閉めがしやすいこの箱をチョイス。
上面に開け口がなく平らなので加工もしやすいです。

46_箱外観

上に電磁石を載せて、ペンでなぞって位置決めをします。
47_箱上面48_箱上面

ペンで書いた穴より少し大きめに、ナイフで穴をあけていきます。
49_箱上面穴あけ50_箱上面穴あけ

側面にも穴を。
51_側面穴あけ

前回つくった、剣をさしこむ穴をここに設置します。
52_側面穴53_側面穴

上面に開けた穴にあわせて、電磁石がずれないように固定用の囲いを作って箱の下面にセロテープで固定します。
54_位置決め55_位置決め

剣をさしこむ穴の反対側にスイッチを取り付ける穴もあけて、スイッチを取り付けます。
56_スイッチ穴57_スイッチ取り付け

剣をさしこむ穴も入れて、箱内部の配置がこんな感じ。
今回は電池8本で動かすので、電池BOX★「単3(UM-3)×8本用電池ケース / BH381A」も内部に入れますが空きスペースに収まりそうです。

58_内部配置

内部配線は、ちょっとややこしいかもしれません。
線と線はハンダ付けをして、しっかりつなぎましょう。

1.電池BOXの赤線を、電磁石の片方の線につなぎます。
2.電池BOXの黒線を、ロータリースイッチの黒線(内側の1本)につなげます。
3.ロータリースイッチの外側、3本にまとめた線を剣をさしこむ穴の黒線にそれぞれつなぎます。
4.剣をさしこむ穴の赤線は、まとめて電磁石のもう片方の線に全部つなぎます。

さて、剣をさしこんで最終確認です。
当たりの穴に差し込むと・・・

60_最終確認

飛び出しました!


さて、黒ひげ人形はないのでアクリルスタンドを磁石の上に張り付けて完成です。
61_ジャンプ62_ジャンプ

びよーん
なんとか目論見どおりのものができてホッとしました。

剣をさしこむ穴の数は、スイッチの接点数の分だけ増やせますので最大12個まで増やせます


みなさんも作って、遊んでみてください。


(記事:TOY)
更新予定:毎週木曜日(次回は6月16日です!) 

記事担当:
ハンダ付け必要-非マイコン系


「黒ひげ危機一髪」ってご存じでしょうか。
そうです、友達や家族、みんなで遊べるおもちゃとして1975年から販売されている、タカラトミーによるロングセラー商品です。
1_黒ひげ危機一髪

「チャレンジ!電子工作Blog」とかかげる当Blogですので
電子工作でこれに似たものを作ってみよう!という事でチャレンジしてみます。

本物の黒ひげ危機一髪は、剣を穴にさすことで内部のストッパーが外れ、バネの力で黒ひげ人形が飛び出す仕組みとなっています。
剣の物理的接触で、ストッパーを外すわけですね。

今回は電子工作という事で、電気的なギミックにしたいと思います。
飛び出す部分のメイン動力としてバネではなく電磁石を使います。

電磁石とは、その名の通り電気的に作られる磁石のことです。
鉄芯に銅線を巻いて、銅線に電気を流すことによって発生する磁界が、鉄芯に一時的に磁力を発生させ磁石の役割をはたします
電気を流すのをやめると磁界は発生しなくなり、ただの鉄芯に戻ります

簡単に言うと電気を流すと磁石になり、電気を止めると磁石じゃなくなる。
スイッチのON・OFFで好きな時にくっついたり離れたり、動く工作にもってこいですね。

今回の工作は電磁石の上に普通の磁石をのせてスイッチON、磁石同士の反発する力で飛び出すことができるかなって考えてます。

ちなみに、エレショップ扱いの電磁石は4種類。
それぞれ大きさと磁力の強さが違います

2_電磁石4つ

小さいほうから
★「3W小型電磁石 ZYE1-P20/15」 保持力:25N(2.55kgf)
★「4W小型電磁石 ZYE1-P25/20」 保持力:50N(5.1kgf) 
★「5W小型電磁石 ZYE1-P30/22」 保持力:100N(10.2kgf) 
★「6W小型電磁石 ZYE1-P34/18」 保持力:180N(18.36kgf)

今回は★「5W小型電磁石 ZYE1-P30/22」をチョイス。
大きさと、磁力(保持力)のバランスで選びました。

ますば「黒ひげもどき」を作るうえでもっとも肝心な、飛び出す部分がうまくいくのか色々実験から入りたいと思います

定格が、「DC12V 0.42A」となっていますので、直流安定化電源で12Vにつなぎます。
最終的にアルカリ乾電池を8本使って12Vにして動かすつもりですが、実験の時だけ直流安定化電源を使いました。
実験なので手元でスイッチをON・OFFできるように、★「中間スイッチ付きDC中継ケーブル」もつなぎます。

3_電磁石接続

ココで一工夫。段ボールで電磁石に囲いを作ります。
4_囲い5_囲い6_囲い

なぜかというと、磁石になる部分は中央の小さい丸の金属部分なので、上に乗せる磁石が中心からずれるとうまく力が伝わりません
きれいに飛び出してもらうには、磁石同士の中心を合わせたほうが良いからです。

電磁石のサイズに合わせて、上に乗せる磁石は
★「シンワ測定 マグネット 丸型磁石 φ25mm A-4」にしました。電磁石よりすこし小さいのでうまく飛んでくれるか心配です。

7_A-4磁石8_A-4磁石9_A-4磁石セット

では、スイッチON

10_スイッチON
飛び出しました!実験は成功です!
ちょっと斜めに飛んでるので、もう少し調整したいところです。

お次は「黒ひげもどき」を作るために、アルミホイルと段ボールで突き刺す用の剣を作りましょう
段ボールに絵をかいて、はさみやカッターで切り抜きます。

11_ナイフ12_ナイフ

そして剣の刃の部分にアルミホイルを巻き付けます。
コレは見た目だけの問題ではなくて、あとで電気を流す必要があるので
電気が流れるようにアルミホイルでおおってあげる必要があるのです。

13_アルミナイフ14_アルミナイフ

剣を差し込む穴の部分も作ります。ここにも電気を流すので
これもアルミホイルと段ボールで。

15_穴16_穴17_穴

セロテープで仮止めしたらこんな感じになります。
穴の両側にアルミホイルが巻かれている状態で、アルミホイル同士はくっついてはダメです。

18_穴

剣をこんな風に差し込んで使いますので、剣の厚みにピッタリになるように調整が必要です。

19_穴とナイフ20_穴とナイフ

この穴は後で電気を流すので、ケーブルを付けておきます。
先を5mmくらい剥いた銅線を用意して、穴のアルミホイルを巻いたところの片方に赤い銅線を、もう片方に黒い銅線をセロテープではります
ハンダ付けは?って思われるかもしれませんが、アルミへのハンダ付けはちょっと難しいので今回はパス。
銅線の長さは10cm~20cmもあれば足りると思います。

21_銅線付ける

剣を差し込む穴は何か所か必要ですので、同じものが何個か必要です。
今回は3個作っておきました。

では、必要な部品が揃ったので、またまた実験です。
電磁石と電源の間に、先ほど作った穴部分をつなぎます

22_電磁石と配線

穴の両側のアルミホイルはつながっていませんので、このままでは電気はながれません。
あとは電源が入った状態で、この穴部分にアルミホイルを巻いた剣を差し込めば・・・
23_ジャンプ

穴の両側のアルミホイルを巻いた部分と、剣のアルミホイルを巻いた部分がすべて接触して
上手く電気が流れて、先ほどと同じように磁石が飛び出しました!

今回はココまでで時間切れ。
工作の主要な部分は無事動くのが確認できましたので、何とか目的の「黒ひげもどき」が作れそうです。

次回は各パーツを箱に収めて「黒ひげもどき」の完成を目指します。


みなさんも是非、作ってみてくださいね♪


(記事:TOY)
更新予定:毎週木曜日(次回は6月9日です!) 

記事担当:
ハンダ付け必要-非マイコン系

本日は!
デジットキットの★「1.5VでLED点灯回路キット / LED1.5_5_KIT」を作ろうと思います!
led155kitaled155kitb


発売されてから結構経つ商品(エレショップに掲載されたのでも、2007年!)なのですが、なかなかに凄いキットなんだぞ!とデジットの責任者さんにオススメされたので、作ってみようと思います!!

ちなみに『デジットキット』と言うのは企画、開発、製造の全てをデジット内で行ってるキットで、このLEDキットは先々代のデジット店長さんが開発したんだとか。

そんな訳で昔からあるキットだし小さいし部品点数少ないし簡単簡単~♪と思っていたんですが。

デジットを甘く見ていたZE!!!!

ぼちぼち製作に手間取ったので、先にキット作成の為の必需品をご紹介します。

ヘルピングハンズ2爪 / 3418
helpinghands

NEWてだすけ君2[RoHS] / 2TD-B
944347ac
基板が小さい分、部品を取付ければ取付けるほど、基板の部品側がガッタガタになってめちゃくちゃハンダ付けしにくいです。
ハンダ付けしながら、何回毒づいたことか・・・・。
なので基板を保持できるこの辺りの工具は、絶対あったほうが良いと思います

先端が斜めにカットされてるこて先
LED1r55KIT-11
こういう先端ナナメのこて先の方が、オカポン的にはハンダ付がやりやすかったのではないか…と思います。


ハンダ吸取線
cp2515a
基板が小さいので、気を抜くとすぐ隣り合った基板の穴をハンダで埋めてしまいがちです。(体験談)
間違えて基板の穴を埋めてしまった場合、すぐハンダを取り除けるのであった方がいいです。
あと、うっかり盛りすぎたハンダを吸取ることにも使えます。

電池ボックス(単3(UM-3)×1本用電池ケース / BH311-1A)
bh3111aa
電池(単3形アルカリ電池4本パック ▲航空便不可▲ / LR6R/4S)
lr6r4sb
LEDを光らせるのに必要な電源です。
キットには入っていないので別途用意してくださいね。



では、キットを作っていきましょう!
パッケージの大きさに比べて中の部材は少な目
LED1r55KIT-1LED1r55KIT-2

基板もめちゃくちゃ小さいです。
LED1r55KIT-3LED1r55KIT-4
説明書はB5片面印刷が1枚だけ。
基板のどこに何の部品を取り付けるのか、のイラストがあるので、それを見ながら作業します。

まずはいつも通り、抵抗から取付けていこうかな!
と思って作業を始めたのですが...
LED1r55KIT-5LED1r55KIT-6
まさかの、抵抗を基板に対して垂直に取り付ける方だったー・・・!
いつもの基板に対して平行に取り付けるつもりで部品の足を折り曲げたので、アレ?!ささらない!?ってなりました。
説明書の下にもちゃんと書いていたので、よく読みましょう…。。。


次はトランジスタ(2SC2320)
LED1r55KIT-7LED1r55KIT-8
取付方向があるので要注意です。

次は、ショットキーダイオード
LED1r55KIT-9
こちらも取付方向があるので、注意しましょう

次は、電解コンデンサ
LED1r55KIT-10
こちらも取付方向があります
足が長い方が+側です。

次は大きい方のトランジスタ(2SC3422)
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これも取り付け方向があるので、注意
型番とか書いてる方が基板の外側を向きます。

そしてLED
LED1r55KIT-14
これも取り付け方向があります
足が長い方が+側ですね。

次にタクトスイッチ
LED1r55KIT-15
オカポンだけかもしれませんが…最初の方に取りつけたトランジスタをハンダ付けする際、タクトスイッチを入れる穴をハンダで埋めてしまったんですよねぇ…。
こう言う部品が密集した基板って、こての先端が細い方が良いのか、丸いハンダ付けがしやすい方が良いのか、悩むところ


で、最後がこのキット最大の特徴でとても重要な「インダクタ」
LED1r55KIT-16
取り付け方が、結構特殊です。
基板から3mm浮かせて並べるんですって。
熱収縮チューブとかを使えば簡単に3mm浮かせられるとのこと。
熱収縮チューブと言えば、こんなお得なセットもあります。
収縮チューブ(収縮チューブセット1mmφ×6色 24本入)
hs020024oc160x1a
熱収縮チューブは色々使い所が多いので、こう言うアソート品を持っておくと便利ですよ(宣伝)。

とりあえず、手元に収縮チューブがなかったので、リードの3mmのところにマーカーで印をつけて浮かすことに。
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思ったよりも上手く取り付けることができました!ムフーッ!


ということで、完成したのがこちら!!
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なんか都会のビル群って感じの密集具合。
「すごい!」って言うより「うわぁ・・・」って感じがしてとてもデジットっぽい

ここに、電池ボックスを繋げば・・・
LED1r55KIT-21

完成です!

ということで、電池を入れて光らせてみた。
LED1r55KIT-22
うは!メッチャ光る!
思ってたよりも凄い!明るい!


・・・・で、このキット。どゆこと???何がすごいの??
キット組み立てたから、光って、普通ちゃうん?って思うでしょ。オカポンも思ってた!!

これ、ちょろっと解説しますと。
普通白色LEDって乾電池1本(1.5V)じゃ光らないんです。
なぜなら、白色LEDを光らせるためには、電圧が3.3V以上必要だから。
電池を3本(合計4.5V)以上に増やして抵抗入れたりすると、白色LEDは光るんですが、電池3本ってそこそこ重いよね。って話で。
じゃあ、1本で光らせてみせましょうぞ!っていうのがこのキットらしいです。


んで、何がすごいかというと、マイクロインダクタを、一方が発振(フィードバック)用、もう一方が昇圧用で、2個同じ方向に並べることによって磁束結合しているんですって!!
一般的に、ブロッキング発振回路で使用するコイルは、鉄心やトロイダルコアに線を巻いて作ったりトランスを使用したりするところを、インダクタを同じ高さに2本並べて使用することで、電池1本で白色LEDを光らせることができちゃうスグレモノキットなんだぞ!ってことらしいです。
考えた人、すごいですね…。
詳しくは、デジットブログをご覧くださいませ!!


さて、乾電池1本でLEDを光らせるキットというと★「1.5V白色LED点灯キット / AGE-2W」とか★「1.5V青色LED点灯キット / AGE-2B」ワンダーキットから出ています。
こちらは昇圧専用パーツを使っているのでもっと簡単で部品点数も少なく作ることができるのです。

AGE-2B(青色)」や「AGE-2W(白色)」は初めての人でも簡単に作れるキットですけど、今回作った「LED1.5_5_KIT」は初心者にはオススメできないなぁと思ったオカポンでした。
電子部品の進化って凄いんだなぁと、作り比べると実感できるキットです。


みなさんも是非、作ってみてくださいね♪


(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は4月28日です!) 

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