エレショップblog

半導体・センサー・マイコン・電子工作キットほか、各種電子部品の専門店「共立エレショップ」から主に電子工作の関連情報をお届けします。 http://eleshop.jp/

カテゴリ: ハンダ付け不要/非マイコン系


記事担当:
ハンダ付け必須-非マイコン系


シリコンハウス2階で見つけた1枚の『電子工作のススメ』的なチラシ。
ElectricMusicBox-1

これをブレッドボードで組み立て、スイッチで複数のメロディICを鳴らせるようにしたオカポン。
ElectricMusicBox2-18

次のステップとしてスイッチを押すとLEDが光るように改造
無事LEDが光るようになったと思いきや、なぜか無関係な隣のLEDも光るのであった・・・
ElectricMusicBox3-17


★前回の記事はこちら
電工女子★電子オルゴールを作ります!★2


と言う訳で、今回は夏でもないのに怪奇現象の解明編ですよ。
皆さんは原因、想像がつきましたか?
オカポンは全くわからなかったので、怪奇現象がおきたブレッドボードを開発部門の担当者さんに持っていって原因究明を丸投げしてきました!(ヘヘヘ...)

なので今日の記事のほとんどは、その担当社者さんの解説です。
なのでオカポンの言葉での解説ができないところもあるのでご容赦ください。

ではでは、春先のミステリー、解説でございます。


まずはこちら。
電子オルゴール回路図
前回作ったLEDが光る電子オルゴールの回路図です。

この回路図、上のスイッチを押すと、↓の様に電気が流れると思ってました。
電気の流れ_予想
赤い線が電気の流れのイメージです。

ところが、色々調べてみると、予想もしないところにも電気が流れていたのです。
それが↓
電気の流れ_実際
なんとメロディICの出力端子を通ってLEDに電気が流れていたのです!
 な、なんだってー!!!>ΩΩΩ

実際に電圧を測ってみると・・・
ElectricMusicBox4-01

ElectricMusicBox4-02
メロディICの内部抵抗なのかLEDにかかっている電圧が異なりますが、どちらも1V以上電圧がかかっていました。
赤色のLEDが光らなかったのは、1Vでは電圧が足りなかっただけで、緑色のLEDは1.2Vでぼんやり光ってた訳です。
これ、赤のLEDも別のLEDに変えたら光るのかもしれません。

と言う訳で、怪奇現象の原因はメロディICでした。
 燐光の 原因見たり 音IC
なんちゃって。

と言う訳で、原因は特定できたのですがメロディICを変更することはできないので、メロディICに電気が流れないようにしようと思います
で、取った対策が↓
抵抗追加
メロディICの出力端子に抵抗を入れました。
ここに抵抗をいれるとブザーに流れる電圧が下がるので、音が小さくなってしまうのですが、まぁ多少は仕方ないか、と。

これで電気の流れは↓の様になります。
抵抗追加後の電気の流れ
多分電気が遮断されるわけではないんでしょうけど、LEDを光らせるほどは流れなくなったのではないかと。

コレを実際にブレッドボードに当てはめてみると。
ElectricMusicBox4-03
こうなりました。
案外シンプルな答えでしたね。

では注目の。
スイッチを入れてみます!
ElectricMusicBox4-04

ElectricMusicBox4-05
やりました!
LEDはスイッチを入れたところしか光りませんでした!
メロディも少し小さくなった気はしますが、まぁ問題ないでしょう!もともと小さいし!

と言う訳で、無事LEDが共鳴する現象も解決したので、他のメロディICにもLEDをつけていきます!
ちなみに上の写真でもわかりますが、ブレッドボードの電源ラインと部品ラインの間に隙間があって、タクトスイッチが上手くささらないので部品の配置を上下(?)入れ替えて再配置しました。
ElectricMusicBox4-06
鏡状に反対にしたので電源ラインはプラスとマイナスが逆になってますけど気にしない方向で。

と言う訳ですべてのメロディICにLEDが付いたので、早速遊んでみますよ!
ElectricMusicBox4-07
光るぅ!鳴るぅぅ!!
ElectricMusicBox4-08
こっちも光るぅ!鳴るぅぅ!!

バッチリ大成功です!
ElectricMusicBox4-09

いかがでしたか?
なかなかキレイにできたと自己満足。ムフウ

さて、次はどう改造しようかな?

みなさんも是非、作ってみてくださいね!!


(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は4月18日です!) 

記事担当:共立プロダクツ
ハンダ付け不要-非マイコン系



こんにちは!!

そろそろやっと暖かくなってきました。
外出する機会も増えてくる季節になると
唯一無二の自分なりのアクセサリーを身に着けたい!
と無性に何かしたくなります。

そこで気になったのがこちらの商品
スクリーンショット 2024-04-02 101012
こちらの商品は青のほかにがあります。
エレショップ内の
の場所にて絶賛発売中です♪


今回はこの商品をデコってみようと思います。
今回使用したのは
やっぱり100均♪
ネイル用パーツ
KP-HOTARU-Pxx-1
これを基板の回路図の適当な位置(適当でごめんなさい)
に配置して念のためレジンでコーティングしてみました!

KP-HOTARU-Pxx-2

浴衣着た時でもいいなーって
テンションあがりました♪

黄色の方はラインストーンを
配置してみました。

KP-HOTARU-Pxx-3

これまた ゴージャスで個性的な雰囲気になって大満足!


もうひとつシリコン店舗にあるガチャガチャにて購入できる
猫さん基板キーホルダー
KP-HOTARU-Pxx-4

後ろにプラバンを切って貼り付けてから

これです!ラインストーン!!
ちまちま貼り付けていくこと数10分・・・
KP-HOTARU-Pxx-5

キーホルダーつけてバッグチャームとして
使おう♪
KP-HOTARU-Pxx-6

KP-HOTARU-Pxx-7



電工女子として組み立てや製品の使い方をすべきですが
今回は理性のきかない自分の
可愛く使いたい!!
という内容になってしまいました・・・

商品の応用です!応用!
こうして使うことも可愛いんだ!
という応用♪

ということで自分の好みに仕上げたアクセサリーです!

以上光物大好き まつりんでした!


皆様 ご拝読ありがとうございました!

(記事:まつりん)

更新予定:毎週木曜日(次回は4月11日です!)



記事担当:
ハンダ付け必須-非マイコン系


シリコンハウス2階で見つけた1枚の『電子工作のススメ』的なチラシ。
ElectricMusicBox-1

これを作ってみようと思い立ったオカポンは、ブレッドボードを使って回路図を参考に組み立て、無事メロディICを鳴らすことに成功したのだった!

ElectricMusicBox-3

ElectricMusicBox-4


そして次なるステップとして複数のメロディICをスイッチを使って個別に鳴らそうと試みた
が、何故かスイッチひとつですべてのメロディICが鳴ってしまうと言う回路ミスをやらかしたりしつつも、なんとかすべてのメロディICを個別に鳴らすことに成功したのだった!
ElectricMusicBox2-18


★前回の記事はこちら
電工女子★電子オルゴールを作ります!★2

と言う訳で、今回は次なる野望を叶えたいと思います!

今回はですね。
メロディICを鳴らすスイッチを押すと、LEDが光るようにしたいなぁと。
最終的にはそのLEDで曲名を照らし出せたらなぁ…とか思っています。

と言う訳で、実験のためにメロディICを鳴らす回路を一つ、端に寄せて実験です。
ElectricMusicBox3-01
この回路にLEDを入れて、スイッチと同時に光らせたいわけなのですよ。

まずはここにLEDを入れてみました。
ElectricMusicBox3-02
メロディICと電解コンデンサが並列に入っているところ。
そこにLEDも並列に入れてみました。
この部分は電源のプラスとマイナスが直に通っているところなので、大丈夫だろう、と。

ではスイッチを押してみます!
ElectricMusicBox3-03
あら・・・
光りませんでした。
ここに入れてもダメなようです。

では次。
ElectricMusicBox3-04
スイッチの向こう側、スイッチを押すとつながって電気が流れるところに入れてみました。
さっきもLEDは光らなかったけどメロディは流れたので、ここには電気が来ているはず。

ではスイッチON!
ElectricMusicBox3-05
あれ?
やっぱり光らない・・・
なんで????
と悩んでいると、先輩社員さんに「そういう時はテスターを使って電圧を測ってみたら?」と言われました。
テスターか・・・
薄々そんな気がしてたんですけど、あんまり使ったことないから面倒だなぁって・・・

逃げてても仕方ないので使い方を聞きながらLED部分の電圧を測ってみると、なんと0.6Vしか流れてませんでした
なんてこったい!
単純に電圧不足で光ってなかっただけでした。

と言う訳で、電源を電池からACアダプタに変更することに。
エレショップの商品ページを見ると、メロディICは3Vくらいまでは定格の範囲内だったので、DC3VのACアダプタを用意しました。
ElectricMusicBox3-06
このACアダプタに、作業スペースの部材入れに入っていたブレッドボードに挿すための(?)変換コードを装着。
ElectricMusicBox3-07
これでブレッドボードにDC3Vを入れられるようになりました。
誰だか知らないけど便利なもの作っててくれてありがとう!


これで電源もバッチリのはず!
気を取り直してスイッチを入れると・・・・
ElectricMusicBox3-08
光った!LEDが光ったぁ!!

これでバッチリだ!と思ったのも束の間。
前回スイッチをいれるとすべてのメロディICが鳴り出したトラウマが・・・・・

恐る恐る別のスイッチを押してみると・・・
ElectricMusicBox3-09
予感的中!やっぱり光ったァァァ・・・

よく考えたら、前回の失敗と同じく、ブザーと並列でLEDを入れてることになるのでそりゃ光りますよね。
まぁ先輩に言われて分かったんですけど・・・

では、と。
最初にダメだった、電解コンデンサと並列にいれる方法はどうだろうかと試したところ・・・
ElectricMusicBox3-10
そりゃそうですよね。
さっきも書きましたけど、この部分って電源がそのまま来てるところなんですから、スイッチとか関係なく光りっぱなしになりますよね!知ってた!

そんなこんなでイチから回路をやり直しとなりました。
もうどうしていいかわからなくなったので、素直に先輩社員さんに助けを求めてできたのが
↓の回路。
ElectricMusicBox3-11
電源のプラス側からメロディICに繋がる部分にスイッチを入れました。
なるほど、こうすればスイッチを入れない限り回路全体に電気が流れることはないんですものね。
案外単純な話で 驚きました。
で、注意点としては、タクトスイッチの性質上、プラス側に刺さる足を1本折り曲げて、ブレッドボードに刺さらないようにしました。
タクトスイッチの構造上、こうしないと常にプラス側とメロディICがつながった状態になってしまってスイッチの意味がなくなるんだそうです。
タクトスイッチは対角線につなぐ」というのが間違いを防ぐ基本なんだそうです。

で、この状態でメロディを鳴らしてみて気づいたことが。
スイッチを離した後も少しの間メロディが流れてしぼむように消えていくんです・・・
なんか気持ち悪い・・・
これ、なんでかと言うと、コンデンサに電気が残っている間はメロディICが鳴り続けるそうなんです。
もともとこの電解コンデンサは、電源電圧の低さを補うために入れられてるそうなので、電源を3VのACアダプタにした時点で必要なくなっていたんですね。

と言う訳で、このいらなくなった電解コンデンサの代わりにLEDを入れてみました。
ElectricMusicBox3-12
これでスイッチを押すと、メロディICにもLEDにも電気が流れて、LEDが光りつつメロディも流れる、んじゃないかな?と。

では、緊張の、スイッチ、ON!
ElectricMusicBox3-13
やった!鳴った!光った!!
大成功!!

そしてこれまた緊張の、別のスイッチを押してみると・・・
ElectricMusicBox3-14
光りません!
LEDは光りませんでした!!
やりました!大成功です!!
ここまで結構頭使って正直知恵熱気味でしたが、今はランナーズハイみたいな感じです!


と言う訳で、今回作った回路を増殖させていきますよ!
まずは一つ!
ElectricMusicBox3-15
2つ目の回路は緑色のLEDを使ってみました。なんかキレイですからね!

2個目の回路のスイッチを押すと!
ElectricMusicBox3-16
バッチリこの回路だけのLEDが光って、この回路だけのメロディICが鳴りました!

ルンルン気分で最初の回路のスイッチも押してみますよ!
ElectricMusicBox3-17
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なんで隣のLEDも光ってるの!?
え、まって、だって関係ないじゃん・・・・
回路的にもつながってないはずなんじゃぁ・・・・・


え~なんで~~~・・・・・


と言うところで今回は時間が来てしまったのでここまで!
次回、この謎の現象について探っていきますよ・・・・


みなさんも是非、原因を考えてみてくださいね(´;ω;`)


(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は4月4日です!) 


記事担当:
ハンダ付け必須-非マイコン系


シリコンハウス2階で見つけた1枚の『電子工作のススメ』的なチラシ。
ElectricMusicBox-1

これを作ってみようと思い立ったオカポンは、ブレッドボードを使って回路図を参考に組み立て、無事メロディICを鳴らすことに成功したのだった!

ElectricMusicBox-3

ElectricMusicBox-4


そして次なるステップとして複数のメロディICを鳴らせるようにしようと野望を燃やすのだった!

★前回の記事はこちら


と言う訳で、前回からちょっと時間が空いてしまいましたが、実はボチボチ野望を進めておりました。
前回1個のメロディICを鳴らすことに成功したしので、今回は全部で8個あるメロディICを鳴らせるようにしようと思います!

使用するICはこれ↓!

これらのICをブレッドボードにずらっと並べて、スイッチを押したらなるように挑戦します!

ブレッドボードにICをを並べる前に、ちょっとした準備を。

前回電池BOXの配線をそのままブレッドボードに挿したのですが、すぐに線がヨレヨレになってしまって刺さらなくなってしましました。
なので電池BOXの配線にコネクタをつけようと思います。
ElectricMusicBox2-01
取り付けるのは「QIコネクタ」。
「QIコネクタ」はブレッドボードやユニバーサル基板で使われている2.54mmピッチのコネクタなのです。
今回は後々基板に移植することも考えて、ソケットの★「QIコネクタ02P★受注単位有★ / QI-2」をつけることにしました。

ElectricMusicBox2-02
これで電源の準備は完了

次はこの電池BOXをつなぐために、ブレッドボードにヘッダーピンを立てます。
ElectricMusicBox2-03

ElectricMusicBox2-04

ヘッダーピンを立てたら、電池BOXを接続。
ElectricMusicBox2-05

当たり前の話ですが、電池BOXのスイッチをONにするとメロディICがなりました。
QIコネクタは極性がないので、ぼーっとしてるとプラスマイナスを逆に繋いでしまうこともありますので注意してくださいね。


ここでもう一つ準備を。
これからメロディICを8個並べて鳴らすんですが、ブザーは1個で済ましたいなぁと。
その方がブレッドボードの上がスッキリとして見た目も良いんじゃないかと思ったんです。

で、ブレッドボードの上を見てると、ちょうど良さそうなところが。
ElectricMusicBox2-07
そう、使ってない電源ラインにブザーを挿せば、どのメロディICからも同じ様につなぐことができるんじゃないかとヒラメキました。

早速ブザーに合わせて配線を延長します。
ElectricMusicBox2-08

なんだかちょっと間延びしてしまいましたが、ちゃんとメロディICは音楽を奏でてくれました。


ではいよいよ、ブレッドボードにスイッチを追加します。
ElectricMusicBox2-09


ブレッドボードは配線の具合によってはスイッチが押しにくくなるので、少し背の高いものを選びました。

どこにスイッチを追加しようかなぁって迷いましたが、一番スイッチを入れやすそうな所に追加してみました。
ElectricMusicBox2-10

これで見た目もスッキリするんじゃないかな。

で、電池BOXにスイッチをONにして、タクトスイッチを押すと・・・
メロディICが鳴りました!
スイッチを押している間だけ音楽が流れました。

と言う訳で基本形は完成です。
あとは残りのメロディIC7個分を同じ様に接続していけばOK!

まずは2個目!
ElectricMusicBox2-12

この状態で片方のスイッチを押すと・・・・

あれあれあれ?
両方のICがなってしまって音が混じってる!?
なんで~???

この時点で頭がショートしてしまったので、助け舟を出してもらいました。

どうやら回路の最後の最後にスイッチを入れてたようで、どのスイッチを押しても全部の回路が繋がってしまうようになってたんだそうです。
正直どういうことなのか理解できてないのですが、スイッチを入れるところが悪かったというのは判りました。

で、スイッチの場所を修正したのが↓
ElectricMusicBox2-14

修正版ではメロディICからブザーへ行く所にスイッチを入れました
これで個別につながるようになったんだそうです。
で、さっきスイッチを入れたブザーからGNDで行く所は、全部の回路で共通になるので、1本でOKとのこと。
なのでブレッドボードを縦断する配線は1本しかないのです。
なるほどねぇ。全部は理解できてないけど、なるほどねぇ・・・

実際スイッチを押すと、それぞれのメロディICが個別で鳴りました。
おお、成功した!


と、ここでちょっと気付きが。
全部の回路で共通になるんなら、じゃまにならないように端に寄せれば良いんじゃないかと。
ElectricMusicBox2-15

ブレッドボードを縦断する配線と電池BOXを左端に寄せてみました。
あとは他のメロディICの配線を右に右に寄せながら並べていけば完成、のはずです。

完成形がこちら。
ElectricMusicBox2-16

思ったよりもコンパクトにまとまりました!
ちゃんとスイッチを押したらスイッチにつながるメロディICだけが鳴るんです。
聞きたい曲のスイッチを押せばちゃんと聞きたい曲が聞けるんです。
当たり前のように聞こえますがなかなか大変なことなんだなぁと思いました。

ここでまたヒラメキが。
ElectricMusicBox2-17
コッチ側から見た方がなんかそれっポイんじゃないかと。

ElectricMusicBox2-18

メロディICと電解コンデンサの前後も逆にしたら、メロディICを鳴らすための装置に見えてきました。
やっぱり部品の配置って大事だなぁと思いました。

と言う訳で今回はここまで!
まだまだ改良したいところがあるので、それは次回以降に!

みなさんも是非、作ってみてくださいね♪


(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は3月7日です!) 


記事担当:
ハンダ付け必須-非マイコン系

みなさん、ブッダマシーンって知ってますか?

いきなりよく分からない質問で始めてしまいました、オカポンです。
ちなみにオカポンは共立に入ってその存在を知りました。

ちなみに『ブッダマシーン』というのは、中国で製造、販売されているもので、派手な装飾でお経を流す機械なんです。
キラキラ光る仏様が描かれていたり、派手に光る蓮の花の形をしていたり。
見た目も大きさも色々で、仏具と言うより『そういう機械』と言った趣なんです。
BT620e
ちなみに『お経』と言っても日本でよく聞くお経と違って、言語が中国語な上に歌謡曲のように伴奏がついているものもあったりで全然『お経』を聞いている気がしません。
逆に宗教色が無くなってて不思議な感じがする『ブッダマシーン』なのです。
エレショップでも今までいくつか取り扱いがあったので、興味が湧きましたらエレショップで『ブッダマ』で検索してみてくださいね。

さてこの『ブッダマシーン』。
ガジェット好き界隈ではそこそこ名の知れたアイテムで、その見た目とお経のインパクトで虜になる人が続出。中には音楽イベントで使用する人までいるんだとか。
で、オカポンもその魅力に目覚めてしまいまして、2023年9月に基板を仕入れてキットみたいな感じにして販売をしました。
有り難いことに大好評で、直ぐに完売となりまして、その後も再販のリクエストを多数頂いておりました
それから紆余曲折あり、先日ついに★『ブッダマシーン基板 部品セット TE-BTMKIT2が販売されたのです!


と言う訳でようやく本題
本日はこの『ブッダマシーン基板 部品セット / TE-BTMKIT2』を作ってみようと思います!

↓コレがパッケージ
BUDDAMA01

中身はこんな感じです。
BUDDAMA02

簡単な説明書が1枚と少しの部品。
BUDDAMA03
たったこれだけ。
キットと言うにはあまりにもあんまりだったので、今回のは『部品セット』と名乗っているわけです。

今回もメインになる『ブッダマシーン基板』にスイッチやらスピーカーやらをはんだ付けしていきます。
BUDDAMA04

こんなちっちゃい基板にこんなにも配線しないといけないなんて・・・
前に販売したブッダマシーンでは↑の図の通りにはんだ付けしたので、結構アレな見た目になっちゃったんですよね。
Xでも色々言われたんでその辺も踏まえて作っていこうと思います!

まずは下準備から。
BUDDAMA05
基板に配線を取り付けていくんですけど、スイッチとかスピーカーとかはそのままでは使えないので下処理をします。

まずはタクトスイッチに配線を付けます。
BUDDAMA06
極性はないのでどっちが赤でも黒でもいいですし、なんなら両方赤でもOKです。

次はスピーカー
BUDDAMA07
コネクタが付いてるんですけど使わないのでカットします。
ついでに好きな長さに調節して、先端の被覆を剥いてハンダ上げしておきます。

今回はケースへの組み込みは考えてないので、配線の長さは適当にしてますが、フィギュアや仏像に組み込んだり仕込んだりする場合はその辺の配置も考えて配線の長さを調節してくださいね。

続いて電池BOXの赤色(+側)の配線とタクトスイッチをつなぎます
BUDDAMA08
単純に2本の線をまとめただけだと太くなりすぎて基板に取り付けにくくなるので、繋いだ先にまた配線を付けてスリム化しました。

これで基板に取り付けるための部品の準備は完了です。
次は基板の方の準備を。
BUDDAMA09
配線を取り付けるパターン部分に予備ハンダをしました。
パターン自体は8箇所あるんですけど、今回使うのは↑の5箇所です。

配線は基板の端から付けていくと良いよ、と聞いていたので、まずはスピーカーから取付けます。
BUDDAMA10
これはまだ楽ちん。

なんですけど、基板が小さくて軽いのではんだ付けしようと思うと逃げ回って大変です。
なのでこういう時はヘルパーがあるととっても楽に取り付けができますよ。

ST95a


ST94a


ST85a


スピーカーの次はスイッチを取り付け。
BUDDAMA11
なかなか、大変。

次は電池BOXの黒線(-側)を取付け。
BUDDAMA12
ここも、結構、大変。
コテ先が隣にあたると配線が取れるので慎重に・・・

で、最後に積セラをちょこんと乗せれば・・・
BUDDAMA13

完成です!
BUDDAMA14


単4形乾電池2本をれると・・・
無事お経(?)が流れました。
スイッチを押すと曲(?)が変わります。
いろんなお経(?)が入っているのでぜひ聞いてみてくださいね!

所要時間は20分ほど。
工程自体は少ないんですけど、とにかく基板へのはんだ付けが細かくて・・・
ヘルパーがなかったらもっと時間かかってたんじゃないかと思います。

ちなみに作り方はこのやり方が絶対!って訳じゃないので、ユニバーサル基板を使ったり基板を挟むコネクタとか使ったり、皆さんで工夫して作ってくださいね。
この部品セットには必要最低限の部材しか入ってないので、どう組み上げるかは自由なのです!

みなさんも是非、作ってみてくださいね♪


(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は2月15日です!) 

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