エレショップblog

半導体・センサー・マイコン・電子工作キットほか、各種電子部品の専門店「共立エレショップ」から主に電子工作の関連情報をお届けします。 http://eleshop.jp/

カテゴリ: ハンダ付け不要/非マイコン系

記事担当:
ハンダ付け必須-非マイコン系


こんにちは!
共立エレショップに猫型ロボット登場!!とか言ってネコちゃん・・・・ねこちゃん?!と話題になった、★「猫型ライントレーサーキット / TE-MICA22」を作ってみたいと思います!!!
TEMICA22a


久々のライントレーサーキット!車両ロボットとしては入門者向けとして定番中の定番。
以前(記事見返したら2018年でした)WonderKitの★「ライントレースマウス」(WK21-880)を作りましたが、その時以来です。
あの時は説明書がアレで結構苦労しましたからね。
まぁその時から比べてもオカポン成長しましたから、今回はパパッと作っちゃいますよ!
パッと見た感じ、そこまで難しく無さそうですしね!※フラグ
なにより猫型っていうのが良き!ネコまっしぐら、って言うかネコにまっしぐらなオカポンです!

ということで、作ってみようと思います!!

先にお伝えしておこう。オカポン、英語全然出来ません!
何の話?ってなるでしょ。
実は。このキット、説明書が無いのです!!
マニュアルは中に入っている紙にQRコードが載っているので、それをスマホとかで読み込んで飛ばされた先で確認することができます。
ただし、全部英語なので頑張って読み解くか、Google画像翻訳のアプリなどで確認してくださいね。

工程をフルカラーの写真で載せてくれているので、英語が分からなくてもそこまで難しくないのですが、翻訳機を通して書かれている英文を読んでみても、ちょこちょこと、どゆこと???という場面があるので、そのあたりもできる限り紹介していこうと思います!


さて、前置きが長くなりましたがはこちら。
TE-MICA22-1-1


中身はこちら。
TE-MICA22-1-2
右側にある部品表は、ちゃんと確認してくださいね。


基板はこちら。
TE-MICA22-1-3
ネコちゃんのお顔ー!
電池ボックスを取り付ける場所の上に、鼻と口がついていて、なんともいえない表情をしていますね。


ということで、説明書(?)に書かれているQRコードを読み込むと、こんなページに飛びます。
TE-MICA22-1-4
もうね、英語超苦手なのでこのページ見るだけで回れ右したくなるのですが、オカポン頑張る
左側に「1.Product Introduction」「2.Assembly tutorials」とあるのが分かりますか?
「2.Assembly tutorials」が「組み立てチュートリアル」のことなので、順番にページを見ながら組み立てていきます。


「2-1.Resistor soldering」抵抗のハンダ付け
4種類の抵抗があるので、基板を見ながら取り付けていきます。
TE-MICA22-1-5
抵抗のテープ部分に容量を記載してくれているので、どこに取り付ければいいかそこまで悩まなくて良いですね。

ということで、この基板に・・・
TE-MICA22-1-6

こう!
TE-MICA22-1-7



「2-2.Potentiometer soldering」ポテンショメーターのハンダ付け
TE-MICA22-1-8

取り付け向きはあるんですが、穴位置に注意して取り付ければOKです。
TE-MICA22-1-9



「2-3.Capacitor soldering」電解コンデンサのハンダ付け
TE-MICA22-1-10

同容量の電解コンデンサです。取り付け方向、有りです。
足が長いのが+、白い帯がついている方が-です。
TE-MICA22-1-11



「2-4.Tridoe soldering」トランジスタのハンダ付け
TE-MICA22-1-12

基板に「8550」と書かれている所にハンダ付けします。
TE-MICA22-1-13



「2-5.Yellow needle soldering」ヘッダーピン(2ピン)のハンダ付け
TE-MICA22-1-14
TE-MICA22-1-15
この部品だけでは無いのですが、このキット、全体的にランドが小さいです。
で、このピンヘッダーが顕著にランドが小さくて!!!!
ハンダ付けがめちゃくちゃやりにくいです。
★フラックスを使った方が、ハンダ付けしやすいのでオススメですよ!!


「2-6.Blue LED soldering」青LEDのハンダ付け
TE-MICA22-1-16

取り付け方向有りです。
足が長い方が+です。
TE-MICA22-1-17


「2-7.Switch soldering」スイッチのハンダ付け
TE-MICA22-1-18
オカポン、このタイプのスイッチ初めて見ました。
可愛い。

スイッチって取り付け方向無いよなーと思って、説明書見ると・・・
TE-MICA22-1-19
Warning!Please pay attention to the direction of the switch.」の文字が。
え、スイッチの取り付け方向あるの?!基板見てもよく分かんない…ん??なんかスイッチ取り付ける所にマークがある…??
・・・という事で、スイッチの白い所のスリットの数基板に描かれている突起の数が対応してるみたいなんです!
どゆこと?ってなるでしょ。こちら↓の写真をご覧ください。
TE-MICA22-1-20
TE-MICA22-1-21
こんなん、わからんよぅ・・・・ってなりました。


「2-8.393 soldering」コンパレータ(LM393)のハンダ付け
TE-MICA22-1-22

取り付け方向あります。
TE-MICA22-1-23



「2-9.Transparent diode soldering」透明ダイオードのハンダ付け
TE-MICA22-1-24

ここもちょっと、ん?ってなった所。

説明書には「基板とLEDの間を約2cmあける」的なこと書かれているんですが…
TE-MICA22-1-25

まさかの、LEDの足短い方(-)からLEDの下まで、2cm無いーーー(笑)
TE-MICA22-1-26

ハンダ付けするの、めっちゃ大変そう…。

という事で、LEDを基板に挿して片方の足だけ仮止めでハンダ付けします。
TE-MICA22-1-27

その後、コテでハンダを溶かしながらLEDの向きや長さを調節します。
TE-MICA22-1-28
ということで、こんな感じ。

TE-MICA22-1-29
慣れてないので、なかなか大変でした。


「2-10.Photoresistance soldering」フォトトランジスタのハンダ付け
TE-MICA22-1-30


説明書見ると「抵抗はLEDと高さを同じにする」と書いているようです。
TE-MICA22-1-31
まーーーた、そんな難しいことを!!

取り付け場所は基板の「PH」と書かれている所。
TE-MICA22-1-32


先ほどのLEDと同じように、部品を挿し込んで、片足を仮止めして、微調整、します。
という事で、こんな感じ。
TE-MICA22-1-33
TE-MICA22-1-34

これであってるの…?と、ドキドキ。


「2-11.Battery box installation」電池ボックスの取り付け
TE-MICA22-1-35

説明書を見ると…
・赤線は+、黒線は-なので、注意。
・電池ボックスは、基板の両面テープを外して取り付ける
・猫ちゃんの右下にケーブルを挿し込む穴があるので、そこに入れて、裏面でハンダ付け


TE-MICA22-1-36
・・・え?こう??
なんか余ってるケーブル長いんですけど…???

TE-MICA22-1-37
ということで、電池ボックスを固定する前に、とりあえずケーブルを穴に差し込んで裏面でハンダ付けします。

その後で、ぐるっと電池ボックスの向きを回転させて、左側に電池ボックスのケーブルが出るように取り付けます。
TE-MICA22-1-38

タイヤに接触すると変な挙動になりそうなので、注意しながら這わせます。


「2-12.Motor wire soldering」モーターワイヤーのハンダ付け
モーターにワイヤーを取り付けます。
TE-MICA22-1-39


TE-MICA22-1-40
ワイヤーの先端を剥いて、予備ハンダします。

TE-MICA22-1-41
モータの端子に、ハンダ付けします。

TE-MICA22-1-42
結構モーターの端子が柔らかいので、あまり触りすぎると折れちゃうかも…。



ということで、これでハンダ付け部分は終了です!
次回はこの続きの組み立てと、実際に動かしてみようと思います!


みなさんも是非、作ってみてくださいね♪


(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は11月30日です!) 

記事担当:共立プロダクツ
ハンダ付け不要-非マイコン系



共立電子のピュアオーディオキットブランドであるWonder Pureから高音質&高出力の「パワーアンプ基板完成品」が発売になりました。

というわけで、既販売の電源基板と組み合わせてマニア垂涎のモノ・パワーアンプを製作してみました。


パワーアンプ基板の外観はこんなカンジです。

7294_01

・品名  高音質モノ・パワーアンプ基板完成品

・品番  WP-AMP7294V2


心臓部のパワーICには米国STマイクロ社の「TDA7294」が採用されています。

海外の高級・高額アンプにも散見されるICで、その音質には定評があります。

終段デバイスにはFETが採用されておりまして、歪成分は偶数次が主体ですのでイヤな音が耳につかず、ソフト&クリアな音が最大の特長です。

その音質を活かすべくフィルムコンデンサにはドイツWIMA社のポリプロピレンを、電解コンデンサにはニチコンのオーディオ用をチョイスしています。


DC±22を印加すれば25Wの出力(1kHz 歪率1.0%)が得られます。

出力10W時には驚異の低歪率0.004%を誇ります。


ステレオには2台必要ですが、モノにすることによってクロストークの心配がなく、左右のスピーカーの近くに設置すればスピーカーケーブルを最短にできて、ケーブルによる音質劣化を最少にできる・・・ということで理想のアンプ形態といわれています。


電源基板もWonderPureブランドの完成品をチョイスしました。

外観はこんなカンジです。

7294_02


・品名  パワーアンプ用±電源基板完成品

・品番  WP-DEN25VW


整流ノイズの少ないショットキーバリアダイオードとオーディオ用電解コンデンサを採用して音質に配慮した基板になっています。


電源トランスにはトロイダル・コアトランス「HDB-60(LL)」を採用しました。

hdb60lla


これらの主要パーツを収納するケースは、自作ファンにはおなじみのタカチ電機工業製のヒートシンク付きアルミケースを選びました。

外観はこんなカンジです。

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・品名  ヒートシンクアルミケース

・品番  HIT17-6-18SS


幅174mm  奥行き180mm  高さ60mmというコンパクトサイズです。


ケース内部のパーツレイアウトはこんなカンジです。

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入力部をできるだけトランスやACラインと離すこと、配線が最短になること等々の約束ごとを考慮した結果、こんなレイアウトになりました。

アーでもない、コーでもない・・・とトランスや基板のレイアウトを考えるのもアンプつくりの楽しみですので、皆様も自分なりの流儀??に従って考えてみてください。


アンプを数台作られた方には入出力端子や電源スイッチなどの周辺パーツの解説や取り付け方の説明は不要でしょう。

お気に入りのパーツを選んでいただいて結構です。


電源スイッチですが、私はシリコンハウスの店頭をいろいろと眺めまわした結果、レバーがアクリル製で電源ONと同時にレバー全体がブルーに光るものに心惹かれてチョイスしました。

ご参考までに品番は「TL-22H2DKNBS1(青)」です。

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穴あけ加工が終わったフロントパネルとリアパネルはこんなカンジです。

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丸穴はステップドリルを使って電動ドリルで穴あけしました。

ACジャックの角穴は内周に沿って4mmのドリルでたくさんの穴をあけて、ニッパーで切り取った後、平ヤスリで仕上げました。


ボリュームツマミまわりのドットや文字は「レタリングシート」使って文字入れしました。

ご参考までにレタリングシートの品番は「WP-LS271」と「WP-LS272」です。


ヒートシンクにパワーICを取り付けるためにタップ立て(雌ネジ加工)が必要です。

作業しているところはこんなカンジです。

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フロントパネルに電源スイッチを取り付けたらこんなカンジです。

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写真(18)



リアパネルにパーツを取り付けたらこんなカンジです。

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アンダーパネルにトランスと基板を取り付けたらこんなカンジです。

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基板の取り付けにはM3×10のネジスペーサを使用しましたが、樹脂製のペテットでもOKです。

電源基板は四隅すべてをネジ止めしますが、アンプ基板は2カ所だけでOKです。(〇印)

電源基板のように四隅をネジ止めしようとすれば、パワーIC取り付けネジを含めた5カ所の穴加工の精度確保がむずかしくなるからです。



フロントパネルとリアパネルを取り付けた後で全体の配線をします。

全体の配線図はこんなカンジです。

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配線が終わったケース内部はこんなカンジです。

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ステレオにするために同じものを2台製作しました。

こんなカンジです。

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特性を計測してみました。

負荷抵抗8Ω時の出力対歪率特性はこんなカンジです。

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出力10W時の1kHz (青色の線)の歪率はなんと0,004% !!

一般的に最大出力は歪率10%の数値で表しますのでそれによりますと約25Wということになりますが、実用最大出力は約20Wというところでしょうか。

10kHzの歪率が若干悪くなっていますが、FETデバイスはこんな傾向があります。


周波数特性はこんなカンジです。

7294_16



出力1W時の周波数特性です。

一般的に1kHzを基準にして-3dBの範囲を表記しますので、それによりますと20Hz~100kHz以上ということになります。

アナログアンプらしく可聴全帯域にわたってフラットな特性を得ることができました。


実際の使用例ですが、音源機器と本機の間にパッシブコントローラを接続すれば使い勝手がよくなります。

接続例はこんなカンジです。

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本機(モノ・パワーアンプ)2台の音量調整がパッシブコントローラのツマミひとつで可能になります。



アンプの理想形といわれているモノ・パワーアンプ製作の参考にしていただけましたら幸いです。



(記事:共立プロダクツ OGU)

更新予定:毎週木曜日(次回は8月31日です!)

記事担当:共立プロダクツ
ハンダ付け不要-非マイコン系



こんにちは

皆様、100均はよく利用しますか?

最近は消耗品だけでなく

趣味ものも充実していて「こんなのあるの?!」

とびっくりする事があります。



今回はそんなびっくりした物の一つ、

「可動式ドールボディ」&「ドールヘッド」


tomosibichan-1tomosibichan-2


上記を電子工作キットと組み合わせて

作ったのがこの子「トモシビちゃん」です。

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光らせると…

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お顔がぽっぽと火照ります



使った材料

・「可動式ドールボディ」

・「ドールヘッド(ベビー)」 共にセリアで購入。

・ワンダーキット ★「LEDキャンドルキット / CAN-D6」
cand6a

★「LED用レンズ15°白 / LED831-LENS15WH-15SU」
LED831LENS15WH15SUa


・100均等で買ったフェルト生地各種


ヘッドが柔らかいので切ってCAN-D6キットをはめてます。


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眼をはめ込むのがとても難しく苦労しました。

内側に固定したかったのですがデコボコで接着が困難なため、
適当な穴を開けて上面をグルーガンで固定しています。


tomosibichan-6


ヘッドが小さいので基板を中に収納することは出来ず

フードで誤魔化しています。

電池ボックスは尻尾に。


tomosibichan-7tomosibichan-8



単眼モンスター娘ちゃんです。ガオ

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いかがでしょうか?

ボディは固いので難しいと思いますが

ヘッドは柔らかいので加工しやすく

色々組み込めそうです。


関節もグリグリ動きますので

いろんなポーズも取らせることができますよ。


皆様も是非作ってみて下さい!ヤーーー!!!

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(記事:デミグラ酢)

更新予定:毎週木曜日(次回は7月20日です!)

記事担当:
ハンダ付け必須-非マイコン系


UV+LEDランプの自作企画、第7弾でございます。
★「電工女子★レジンを固めるUV+LEDランプを自作しちゃうぞ!★1」
★「電工女子★レジンを固めるUV+LEDランプを自作しちゃうぞ!★3」

前回、「UV+LEDランプ」をタイマー制御したいと思い、★「タイマー基板キット3 / TM-5553」を製作しました。
そのままのキットではタイマー時間が短かったので、電解コンデンサを変更してタイマー時間を伸ばし、リレーを変更して「UV+LEDランプ」と同じDC5Vで動くように改造しました。

今回は「UV+LEDランプ」とタイマーキットを繋げて、ちゃんと5分で電源がOFFになるか確認したいと思います!

まずは「UV+LEDランプ」とタイマーキットをつなぐために配線を取付けていきます。

用意したのはこれ。
sharp1a
このDCプラグ付ケーブルでタイマーキットのリレー端子から「UV+LEDランプ」へつなぎます。

それとこれ。
このDCジャック付ケーブルでタイマーキットと電源(ACアダプタ)をつなぎます。

つなぎ方は改造の時に開発部門の大先輩がメモを書いてくれました。
UVLED-6-01
この通りに繋げば良いんですね。

よく見るとタイマーキットの電源端子とリレー端子を繋ぐ配線もいるみたい。
と言う訳でそろえた部材はこんな感じ。
UVLED-6-02

では、つないでいきましょう!

まずはタイマーキットの電源端子に★「DC2.1φジャック付きケーブル/1.8m / #15」をつなぎます。
UVLED-6-03
ケーブルの白いラインが入っている方が「+側」なので、この線を電源端子の「+側」にいれます。
同時にリレー端子に繋ぐ配線も「+側」に入れる必要があるので、2本の電線を端子に差し込み、ネジで止めます。

ついでに電源端子とリレー端子を渡る配線を固定しておきます。
UVLED-6-04
ピロピロしてるとジャマになりますからね。
リレー端子にはプラスとかマイナスとかの極性はないので差し込むのは端子のどこでも良いのですが、電源端子に近い方が配線がスッキリするのでリレーのそばの方に取付けました。

続いて電源端子の「-側」に配線を取付けます。
UVLED-6-05
ここには「UV+LEDランプ」につなげる★「DC2.1φプラグ付きケーブル/1.8m / #1」のマイナス側の線も一緒に入れます。

最後に★「DC2.1φプラグ付きケーブル/1.8m / #1」プラス側の線をリレー端子の空いてる方に取り付ければ完了です!
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電源周りの配線は完了したので、次はタイマースタートのスイッチを取り付けます。
UVLED-6-07

なにかいいスイッチ無いかなぁと探していたら、先輩が配線付きのスイッチをくれました
UVLED-6-08
あら、コレは便利!
って思ったら、コンタクトピンが付いてるので端子台に入らない!!なんてこったい!!

先輩に抗議したら端子台にささるようヘッダピンをくれました。
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両方の足が長いタイプのヘッダピンなのでこういう時に使いやすいんだそうです。

では気を取り直して、ヘッダピンを中継してタイマーキットにスイッチを取り付け。
UVLED-6-10


これでタイマーキットの準備が完了です。
UVLED-6-11

あとは「UV+LEDランプ」と繋げて電源繋げば
UVLED-6-12
「UV+LEDランプ」withタイマーキットが完成です!

早速スイッチを押すと・・・
UVLED-6-13
タイマーキットのLEDが点灯して「UV+LEDランプ」も光りました!
しばらくしたらリレーのカチッという音と一緒に「UV+LEDランプ」も消灯したので大成功です!!

では最後に点灯時間の調整を。
まずはタイマーキットの時間設定ジャンパーを1番時間が長い「10」のところに挿して、微調整用の半固定抵抗を最小になる左側へ目一杯回します

この状態でタイマー時間を測ってみます。

結果約3分30秒約210秒(60秒×3+30秒)でした。
UVLED-6-14

希望は5分(300秒)なので結構短いですね。

では次に微調整用の半固定抵抗を最大になる右側へ目一杯回します
さてコレでタイマーは何秒になるのでしょうか。

結果約6分360秒でした。
UVLED-6-15

コレじゃちょっと長すぎますね。
と言う訳で、微調整用の半固定抵抗で調節して約5分になるように設定します。

半固定抵抗の最小から最大までは150秒の差があります。(360秒-210秒)
希望の秒数は300秒なので、半固定抵抗が最大の状態から60秒少ない状態になります。
150秒の幅がある所から60秒の場所と言う事は、回転角は最大の状態から5分の2のところということです。
って、先輩が言ってました。

つまりだいたいこの位置なんだそうです。
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わかりやすく図にするとこんな感じ↓
UVLED-6-16-1


と言う訳で、タイマー時間を測ってみると・・・

UVLED-6-17

なんと約5分!
バッチリ期待した時間でタイマーが切れました!
正直先輩の説明に半信半疑だったので、とても驚きました!(笑)

色々苦労はありましたが、ようやく「UV+LEDランプ」withタイマーキットが完成しました。
次回はいよいよケースに組込みたいと思います!

なんだか終りが見えてきましたね!


みなさんもぜひタイマー時間を調節してみてくださいね♪


(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は7月13日です!) 

記事担当:
ハンダ付け必須-非マイコン系


UV+LEDランプの自作企画、第6弾でございます。
★「電工女子★レジンを固めるUV+LEDランプを自作しちゃうぞ!★1」
★「電工女子★レジンを固めるUV+LEDランプを自作しちゃうぞ!★3」
★「電工女子★レジンを固めるUV+LEDランプを自作しちゃうぞ!★5」

前回で『ブレッドボードで試作した「UV+LEDランプ」を基板に移し替える』と言う目標は達成したんですが、このままだとまだちょっと使いにくいなぁと。
何かというと、今のままだと自分でスイッチをON/OFFして操作しないといけないんですよ。
タイマー掛けて時間が来たらスイッチ切って、ていうのが結構手間で。

そこで、設定した時間になったら自動で電源をOFFにできないかなぁって思ったんです。
でも何をどう使ったらよいのか分からない~~~。


と少し頭を悩ませたんですが、分からないことをいつまでも考えているのは時間の無駄だなぁと。
頭を切り替えて開発部門の大先輩に相談してみました。

で、教えてもらったのが↓のタイマーキット。
★「タイマー基板キット3 / TM-5553」

って、なんか見たことあるキットだなー…?と思っていたんです。
ブログさかのぼっていたら・・・2017年09月21日に

★「電工女子、WonderKitを作ります!(第20弾:タイマー基板キット3です)」

作っていました~~~!\(^o^)/
それも「では次回、タイマーキットを使って遊んでみようと思います!」って最後に言いつつ、どう扱えば良いのか分からず放置・・・6年を経てようやく日の目を見ることに!!!!


で、キットの説明書を改めて見るとスイッチをONするとタイマーが作動して、設定した時間が来るとOFFになるんだとか。
あら、やりたいことにピッタリじゃないですか!
なんでこんな便利なキット忘れてたんだろう...

と浮かれてたら!
そう上手く行かないのが世の中と言うもの。
更に説明を見てみるとこんな事が書かれていました。
『タイマー時間 約1秒~10秒(1秒単位)、 約10秒~100秒(10秒単位)』
 違うんです!
時間が足りない!
今回タイマーしたい時間は5分なんです。つまり300秒!全 然 足 り な い !

このままだと「UV+LEDランプ」の照射時間が短くて使えない・・・こともないけど何度もスイッチONしないといけなくてめんどくさい!

さてどうしたものかと悩んでいると、そこはさすがの開発担当、タイマー時間を延ばす方法を教えてくれました!!
なんとこの★「タイマー基板キット3 / TM-5553」使われている部品の一部を変更するとタイマー時間を変えられるのだと・・・!

その部品というのがC3の電解コンデンサ
なんでもこのタイマー基板はタイマー用IC『555』と言うのを使っているんだそうで、そのタイマーの時間ICに繋がった抵抗とコンデンサの値で決まるんだそうです。
C3の電解コンデンサはタイマー時間10倍モードの時につながるコンデンサで、ここの容量を通常の3倍にすればタイマー時間も3倍の最長300秒になるんだそうです。

UVLED-5-16
↑開発部門の大先輩が書いてくれたメモ。


ほーーーーーー。。。
そんなことができちゃうんですね…。

と言う訳で必要な部材も大先輩からもらったので、
キットを作っていこうと思います!!!



作り方は6年前に記事にしたので、今回はざざっと紹介です。
パッケージ
UVLED-5-01

中身
UVLED-5-02


・・・で、まずはこう!!
UVLED-5-03

ほんで・・・こう!!!
UVLED-5-04


電解コンデンサのC3 100μFを約3倍の330μF変更する、とのことなので…
UVLED-5-05


これが・・・
UVLED-5-07

こう!!
UVLED-5-06UVLED-5-08
330μFの電解コンデンサ、大きいですね。。。


そして、残りの部品を取り付けます。
UVLED-5-09UVLED-5-10


もう一か所、変更する部品がリレーです。
UVLED-5-11


これが、キットの中に入っているリレー。
UVLED-5-12

で、こちっちが差し替えるリレーです。
UVLED-5-13
元々はDC12Vで動くリレーが付いているんですけど、これを5V対応のリレーに変更します。

なんで?って聞いたら、タイマーキットの電源を5Vにするためなんだそうです。
このタイマー基板『TM-5553』の電源電圧はDC12Vなんですけど、実はリレーに合わせて12Vにしてるだけで、キット自体は5Vでも動くんだそうです。
なのでリレーを5V対応に変えることによってタイマー基板も5Vで動くようになって、「UV+LEDランプ」と同じ電源で動かせるようになったのです!
さすが大先輩。心憎い心配りです。
「UV+LEDランプ」と電源が共通になったらACアダプタも1個で済むので色々助かりますね。


ということで、部品を変更して完成したのがこちら。
UVLED-5-14UVLED-5-15


さーて、うまく作動するのでしょうか!
次回は改造したタイマー基板がちゃんと300秒カウントしてくれるのか大実験です!


みなさんもぜひタイマー時間を調節してみてくださいね♪


(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は6月22日です!) 

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