記事担当:
ハンダ付け必須-非マイコン系


電子部品を扱っていると、よく売れるけど何に使ってるんだろう?
という疑問がわいてくる商品にも出会います。

店舗だと、たまにお客様に聞いてみたりするんですが
こちらの予想だにしなかった答えが返ってくることもあり
なるほど、そういう使い方があるのか!と皆様のアイデアには驚かされるばかりです。

で、気になった商品というのがアーテックの★「マイクロモーター / 008712」
良く使われるマブチモーターなどは軸径が2㎜で、タイヤやプロペラなども2㎜軸に合わせた商品が多いです。
01.マイクロモータ

ですがこのマイクロモーター、名前の通り超小型で軸径も1㎜ほどしかありません
市販のタイヤやプロペラはそのまま使えないのです。

しかしながら、このサイズは魅力的です。
このサイズなら、身に着ける工作ができるのでは?
と思い立ち、腕に装着するファンを作ってみる事にしました。

マイクロモーター以外の今回使う部品は、太陽電池(★「太陽光発電モジュール 1.5V 160mA 60×30mm / AIKE30×60」)、プロペラ(★「ターボファンS/左回転 / 91804」)、

02.太陽電池

03.ターボファンS左回転


そして、腕時計型にするために★「M5Core用ウォッチデバイス化キット」
から、写真のパーツのみを使います。

04.腕時計バンド

腕時計型にするのに、電池は重いので太陽電池を使うことにしました。

腕時計バンドに取り付けるのに、なぜか手元にあった加工しやすそうな発砲スチロールを採用。
切り出して、マイクロモーターを固定する為の穴をあけます。
05.マイクロモータ用穴あけ

ファンを取り付けたイメージがコチラ
06.ファン取付イメージ

さて、大体のイメージができたところで、マイクロモーターにどうやってプロペラを取り付けるか。。。

2mm金属の筒をかしめて固定しようとしたんですが、無理でした。
07.かしめ失敗

というのも、1mm軸に2mmの筒を軸に沿って真っすぐかしめるというのが難しすぎました
プロペラと軸がまっすぐ連結できないと、プロペラは回らず暴れるだけです。
他にも、2mm棒状端子と収縮チューブを使って連結できないかとか試してみましたが、ダメでした。。

色々試行錯誤した結果、★「ウルトラ多用途SU 25ml」をつかって接着する事にしました。

接着剤が固まるまでの間、マイクロモーターとプロペラの軸がずれないようにまっすぐ固定しておかないといけないのですが
発泡スチロールに挿したマイクロモーターとプロペラの隙間が、太陽電池の厚みでジャストフィットしたので
太陽電池を挟んで、軸がぶれないように固定。。。
08.ファン接着

適当に3時間ほど放置しておいたら、固定できました。

次は、太陽電池の位置決め。
09.太陽電池位置決め

両面テープで
10.両面テープで
太陽電池を固定!
11.太陽電池固定

マイクロモーターも挿してるだけだと抜け落ちるので、両面テープで穴に固定。
12.マイクロモータも固定

太陽電池とマイクロモーターをハンダ付けして
とりえあず、こんな感じになりました~
13.簡易完成

動くのかな。。。


ちゃんと回ってる!
軸もブレずに、とりあえず上手くいってるようです。

太陽電池とマイクロモーターとつないでいる配線を邪魔にならないようにまとめて腕に装着!
15.腕に装着

腕時計型ファンの完成です!


電子工作に限らずですが、工作はアイデアが大事だと思います。
そのアイデアを生かすために、工夫して試行錯誤をするのも楽しいので
皆さんも色々と思いついたアイデアを、作品にしてみてくださいね。


(記事:TOY)
更新予定:毎週木曜日(次回は10月10日です!)