記事担当:
ハンダ付け必須-非マイコン系


シリコンハウス2階で見つけた1枚の『電子工作のススメ』的なチラシ。
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これを作ってみようと思い立ったオカポンは、ブレッドボードを使って回路図を参考に組み立て、無事メロディICを鳴らすことに成功したのだった!

ElectricMusicBox-3

ElectricMusicBox-4


そして次なるステップとして複数のメロディICを鳴らせるようにしようと野望を燃やすのだった!

★前回の記事はこちら


と言う訳で、前回からちょっと時間が空いてしまいましたが、実はボチボチ野望を進めておりました。
前回1個のメロディICを鳴らすことに成功したしので、今回は全部で8個あるメロディICを鳴らせるようにしようと思います!

使用するICはこれ↓!

これらのICをブレッドボードにずらっと並べて、スイッチを押したらなるように挑戦します!

ブレッドボードにICをを並べる前に、ちょっとした準備を。

前回電池BOXの配線をそのままブレッドボードに挿したのですが、すぐに線がヨレヨレになってしまって刺さらなくなってしましました。
なので電池BOXの配線にコネクタをつけようと思います。
ElectricMusicBox2-01
取り付けるのは「QIコネクタ」。
「QIコネクタ」はブレッドボードやユニバーサル基板で使われている2.54mmピッチのコネクタなのです。
今回は後々基板に移植することも考えて、ソケットの★「QIコネクタ02P★受注単位有★ / QI-2」をつけることにしました。

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これで電源の準備は完了

次はこの電池BOXをつなぐために、ブレッドボードにヘッダーピンを立てます。
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ヘッダーピンを立てたら、電池BOXを接続。
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当たり前の話ですが、電池BOXのスイッチをONにするとメロディICがなりました。
QIコネクタは極性がないので、ぼーっとしてるとプラスマイナスを逆に繋いでしまうこともありますので注意してくださいね。


ここでもう一つ準備を。
これからメロディICを8個並べて鳴らすんですが、ブザーは1個で済ましたいなぁと。
その方がブレッドボードの上がスッキリとして見た目も良いんじゃないかと思ったんです。

で、ブレッドボードの上を見てると、ちょうど良さそうなところが。
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そう、使ってない電源ラインにブザーを挿せば、どのメロディICからも同じ様につなぐことができるんじゃないかとヒラメキました。

早速ブザーに合わせて配線を延長します。
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なんだかちょっと間延びしてしまいましたが、ちゃんとメロディICは音楽を奏でてくれました。


ではいよいよ、ブレッドボードにスイッチを追加します。
ElectricMusicBox2-09


ブレッドボードは配線の具合によってはスイッチが押しにくくなるので、少し背の高いものを選びました。

どこにスイッチを追加しようかなぁって迷いましたが、一番スイッチを入れやすそうな所に追加してみました。
ElectricMusicBox2-10

これで見た目もスッキリするんじゃないかな。

で、電池BOXにスイッチをONにして、タクトスイッチを押すと・・・
メロディICが鳴りました!
スイッチを押している間だけ音楽が流れました。

と言う訳で基本形は完成です。
あとは残りのメロディIC7個分を同じ様に接続していけばOK!

まずは2個目!
ElectricMusicBox2-12

この状態で片方のスイッチを押すと・・・・

あれあれあれ?
両方のICがなってしまって音が混じってる!?
なんで~???

この時点で頭がショートしてしまったので、助け舟を出してもらいました。

どうやら回路の最後の最後にスイッチを入れてたようで、どのスイッチを押しても全部の回路が繋がってしまうようになってたんだそうです。
正直どういうことなのか理解できてないのですが、スイッチを入れるところが悪かったというのは判りました。

で、スイッチの場所を修正したのが↓
ElectricMusicBox2-14

修正版ではメロディICからブザーへ行く所にスイッチを入れました
これで個別につながるようになったんだそうです。
で、さっきスイッチを入れたブザーからGNDで行く所は、全部の回路で共通になるので、1本でOKとのこと。
なのでブレッドボードを縦断する配線は1本しかないのです。
なるほどねぇ。全部は理解できてないけど、なるほどねぇ・・・

実際スイッチを押すと、それぞれのメロディICが個別で鳴りました。
おお、成功した!


と、ここでちょっと気付きが。
全部の回路で共通になるんなら、じゃまにならないように端に寄せれば良いんじゃないかと。
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ブレッドボードを縦断する配線と電池BOXを左端に寄せてみました。
あとは他のメロディICの配線を右に右に寄せながら並べていけば完成、のはずです。

完成形がこちら。
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思ったよりもコンパクトにまとまりました!
ちゃんとスイッチを押したらスイッチにつながるメロディICだけが鳴るんです。
聞きたい曲のスイッチを押せばちゃんと聞きたい曲が聞けるんです。
当たり前のように聞こえますがなかなか大変なことなんだなぁと思いました。

ここでまたヒラメキが。
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コッチ側から見た方がなんかそれっポイんじゃないかと。

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メロディICと電解コンデンサの前後も逆にしたら、メロディICを鳴らすための装置に見えてきました。
やっぱり部品の配置って大事だなぁと思いました。

と言う訳で今回はここまで!
まだまだ改良したいところがあるので、それは次回以降に!

みなさんも是非、作ってみてくださいね♪


(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は3月7日です!)