記事担当:共立プロダクツ
ハンダ付け必要-非マイコン系


お久しぶりです。耳の黒い犬です。

今回は弊社キットの中でも比較的簡単なキットを使って「簡単イライラ棒」を作っていきたいと思います。

まずは今回使う部材の紹介です。
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・たぶん家にありそうな針金
・DIYに使いそうなアルミテープ(キットの中にアルミテープは付属しています。追加で欲しい場合、この商品を使用してください)
電池

まずはキットの組立を始めましょう。
ハンダ付けの仕方は過去のブログを参考にしてください。
→「電工女子、WonderKitを作ります!(第4弾:電子びっくり箱です)

いつも話しますが、まずは説明書を隅々まで読みましょう
付属パーツに不足はないか、作るうえで難しそうなポイントはないか
最初に確認しましょう。
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確認が終わりましたらハンダ付けですね。
基本通りに、基板につけても安定感のある小さな部品からつけます。
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このキットは部品点数が少ないので慣れてなくても30分程度でここまでできるかと思います。
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過去ブログ見てもこの部品点数で上手く作れないあなた!!!!
弊社には組立サポートサービスがございます!!
どうしても作れない方は有料ではございますが一度ご相談ください。



今回はこのケースは使わずに、ここからはオリジナルで作っていきましょう
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まずはコースを作ります
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(本家のように2本のレール状の物ではなく、この作品は1本でしました)


イライラ棒と言いながら棒ではなく先が輪っかの棒っぽい物を作ります
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レール側をハンダでつけてもいいのですが、持ち運びしやすいように今回はクリップで挟むことにします。
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この輪っかでレールを通して遊ぶわけですね
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遊ぶときは、左手をこちらのシートの上に置きます。
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なぜかというとビリビリさせるためには人体に電気が通る回路を作る必要があるからです。

今回のキットの場合は
●プラス電極:「左手(シートの上)」-「高電圧回路」-「レール(針金)」
●マイナス電極:「右手」-「イライラ棒」
となります。

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「レール」と「イライラ棒」が接触していないときは回路ができないので
ビリビリしませんが、接触することで「+」と「-」を結ぶ電気回路が
人体経由で出来ることで電流が流れ電極に触れている手がビリビリする仕組みです。

人体の抵抗値は高いので低い電圧(電池など)だと電極に触れても電流はほとんど流れませんが、高電圧(約240V)にすることで感じる程の電流を流すことができます。


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完成しましたね。



”心頭滅却すれば火もまた涼し”
そう、私にかかればイライラ棒すら無事に渡り切れます。
棒に当てることなくビリビリに臆することもないのです。


キットを作った後に使う用途が無いと作った達成感で終わってしまうのは勿体ないですよね。
アイデア次第でキットを使って遊べる工作、学校への課題提出の参考になれば幸いです。


組立サポートのご紹介もしましたが
いや、違うねん意地でも作りたいねんって方!!!!
たま~にですが各イベント会場でハンダ付け体験等もしてますので
このブログを日々YOちぇけらー


担当:茶色のちゃーりー(元まりお)

更新予定:毎週木曜日(次回は9月28日です!)