記事担当:共立エレショップ
[ハンダ付け不要-非マイコン系]


このケーブルさえあれば対応するランタンで面堂な電池交換もしなくて済みますし
(記事:松ちゃん)
更新予定:毎週木曜日(次回は3月2日です!)
[ハンダ付け不要-非マイコン系]
寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
ところで冬と言えばキャンプ!キャンプと言えばランタン!
乾電池式のLEDランタンは安価で手軽に手に入れることができますが、単三電池3~4本ぐらいで実用的な明るさで使用したとすると、だいたい一晩で電池を使い切ってしまうものが多いようです。
換えの電池を忘れた場合、真っ暗なテントの中で「暗いよ~、狭いよ~、怖いよ~」な夜を過ごす羽目になります。
そうなった場合に備えてモバイルバッテリーから電源を取れるような代物を作ってみることにします。
作成する前に注意点として、今回モバイルバッテリーを使用しますが電圧は5Vのため乾電池本数は3本か4本のランタンを使用してください。
またあくまで自己責任でお願いします。
それでは今回使用する物を紹介します。
COB型スライド式ランタン
Canvas 3200mAh IoT機器対応 Type-C 白 ▲航空便不可▲
CHE-061-WH-IOT2
https://eleshop.jp/shop/g/gMCG311

USB(A)プラグ-端子台変換アダプタ [RoHS]
2A-TM
https://eleshop.jp/shop/g/gMA7117/
IT型電池端子 単4+側 10個入 [RoHS]
IT-4SP
https://eleshop.jp/shop/g/gN2A114
スピーカーケーブル赤黒0.18SQ相当
KV-SP7/0.18x2
https://eleshop.jp/shop/g/g9BS142/

ゴム足 A (1枚4個入)
GOMUASHI-A
https://eleshop.jp/shop/g/gJ4G314/
あとは瞬間接着剤とランタンの電池蓋に穴開けるドリルとケーブルストリッパーの工具をご用意ください。
無ければ適当に代用できるもので結構です。
それでは作っていきましょう。
作ると言っても線を接続するだけなので超簡単です。
まずケーブルの真ん中を3㎝程度裂いてから、両端の赤黒の両方の被覆を剥がします。
電池端子の穴にケーブルを通し捻った後接着剤で固定します。
半田ごてをお持ちの方はハンダ付けしてください。
もう片方の赤線はUSBアダプタの+側、黒線は-側に接続してください。
以上でケーブルは完成です。
それではランタン底の蓋を取って端子にケーブルを繋ぎましょう
繋ぐと言っても端子とケースの間に差し込むだけです。
この時注意しないといけないのは赤線は+側に黒線は-側に差し込むこと
上記を確認して端子を差し込んでからUSBをモバイルバッテリーに繋いでください。
端子同士が触れやすくショートを防ぐためこの順番を守ってください。
最近のモバイルバッテリーではほぼ短絡検出等の回路が付いていますが、PSEが付いていない・安価な海外製品などは保護回路が付いてない場合があります。その場合破損・発煙・発火する場合がありますので工作時は十分ご注意ください。
モバイルバッテリーと乾電池を同時に使用しないでください。
乾電池で使う場合はモバイルバッテリーのUSBプラグを抜いてください。またモバイルバッテリーで使用する場合は、乾電池を外してください。
★「CHE-061-WH-IOT2」以外のモバイルバッテリーを使用する場合、勝手にランタンが点灯したり、消灯したりを繰り返す場合があります。
これは、モバイルバッテリーによってはランタンの負荷が軽すぎて、自動負荷検出が働いてしまうためです。
全ての接続が終わりましたらLEDの電源を入れてみましょう。
つかなかった場合は接続箇所をもう一度確認して下さい。
このまま蓋が開いた状態で使用しても良いのですが、見た目が悪いのでもう少し工夫してみます。
まず蓋の真ん中にケーブルが通るぐらいの穴を開けます。
※ど真ん中に穴を開けたい場合は垂直二等分線の交わる場所です。
先程USBに繋いだ線を外して穴に通します
飛び出している端子部分を折り曲げて蓋をします
このまま台の上に置いたらバランスが悪いのでゴム足を蓋に付けます。
あとは先ほどと同様にUSB端子に結線してモバイルバッテリーに差し込んで完成です。
このケーブルさえあれば対応するランタンで面堂な電池交換もしなくて済みますし
最近では容量の大きいモバイルバッテリーが安価で手に入れることができ、防災用にも役立ちそうです。
また充電して何度も使えるのでコストもかからず環境にも優しく良いのではないでしょうか。
みなさんも是非、作ってみてくださいね♪
(記事:松ちゃん)
更新予定:毎週木曜日(次回は3月2日です!)