記事担当:共立エレショップ
[商品レビュー]
ユニーク工具でおなじみのエンジニアが昨年秋に発売した★精密圧着ペンチ「PA-24」でございます。
ワタクシこう見えて実はコネクタの圧着が好きなのでございます。
正直目に見えない熱の伝わりを気にして行うハンダ付けよりも工具を握る感触で仕上りを知る圧着作業の方が好きなのですよ。
まぁ私の好みは置いておいて、実際ナイロン系のコネクタを使用する場合はこの圧着作業が必須になるのですが、この『PA-24』はその中でも日圧(JST)のXHコネクタやPHコネクタなど、よく使うところのコネクタに対応しているので1本持っていると便利な工具でございます。
さて、日圧のXHやPHなどを圧着できるペンチとしては、以前から『PA-09』や『PA-21』などがございました。
QIコネクタのコンタクトピンは被覆を止める部分の形状が特殊になってまして、日圧のコンタクトピンのようにクルンと丸めて抑える形状にはなっておりません。
QIのコンタクトピンは配線の被覆に沿わせる形で丸く止めるようになってるんですね。
コレまでの圧着ペンチではM型のダイスしかなかったため、被覆に沿って丸く圧着することができませんでした。
が、この『PA-24』はそれができる丸型ダイスを搭載しているところが画期的なのでございます。
ちなみに汎用圧着ペンチの金字塔、ホーザンの『P-706』にも丸型ダイスが搭載されておりますが、ちょっと大きくてQIコネクタには不向きでした。
と言う訳で『PA-24』は電子工作でよく使われるナイロンコネクタ類だけでなく、PCやマイコンボードの接続によく使われるQIコネクタをもカバーした、マルチに活躍できる圧着ペンチなのです。
さらにさらに。
ホビーユーザーには更に嬉しい機能も搭載されております。
それがこの、ボルトカッターでございます。
電工ペンチなどにはよくついている機能なのですが、この『PA-24』では『M2』『M2.6』『M3』と比較的細いネジに対応しており、ミニ四駆等の模型でよく使うネジをカットすることができるのです。
最近流行りの小型のボードモジュールでは基板の端に開いているネジ用の穴がM2用だったりして、細いネジもよく使うようになってきました。
しかしM2ともなると持っているネジの長さにバリエーションがなく、長いネジをカットして使いたくなる場面というのが意外と多いのが実情でございます。
そんな時にこのボルトカッターがあれば、ピッタリの長さにボルトをカットして基板を組み上げることができるのでございます。
ちなみにこのボルトカッター。
私も実際に使用するまで知らなかったんですが、カッター部の穴の中にタップが切ってあるんですね。
つまりカットするネジをクルクル回してカット位置を自在に固定することができるんです。
『PA-24』本体の板厚が約3.5mmありますので、カットしたい長さから3.5mm引いた長さを工具表面に残すようにすれば、希望の位置でカットすることができる訳でございます。
いやはや、ほんとに便利。
カットも綺麗にできているので、安い工具でカットした時のように切断箇所をヤスリで整える必要もございません。
カット後すぐにナットに通すことができます。
そう、このボルトカッターこそが、この『PA-24』をオンリーワンたらしめる要因であると言っても過言ではないでしょう。
ちなみにこのボルトカッター機能につきましては、弊社が誇る全国レベルのミニ四カーが絶賛しておりました。
『PA-24』発売当初に熱く語られてドン引き感動したほどでございます。
と言う訳で。
新機能を搭載してコレまでにない高みに到達した精密圧着ペンチ『PA-24』。
M型ダイスもコレまでの製品に引けを取らず圧着感は良好。基本はしっかりと抑えつつ、これまで妥協で済ませていたQIコネクタにもしっかりと対応し、かつ模型好きにはこれだけでもありがたいボルトカッター機能を搭載しました。
これはもう、持ってて損はない圧着ペンチでございます。
そろそろ圧着ペンチ買い替えようかな、とか、そろそろ圧着ペンチ持っとこうかな、と言う人は是非選択肢に入れてくださいませ。
(記事:伊東)
更新予定:毎週木曜日(次回は1月19日です!)
[商品レビュー]
成人式も終わり、えべっさんも終わるといよいよ正月も終わり。
あぁ、そろそろ通常運転に戻って仕事しないといけないんだなぁと斜め上をぼんやり見上げてしまいます。
と言う訳で本日は。
便利工具のレビューなんかをのんびりしていきたいと思います。
紹介する工具はこちら。
あぁ、そろそろ通常運転に戻って仕事しないといけないんだなぁと斜め上をぼんやり見上げてしまいます。
と言う訳で本日は。
便利工具のレビューなんかをのんびりしていきたいと思います。
紹介する工具はこちら。
ユニーク工具でおなじみのエンジニアが昨年秋に発売した★精密圧着ペンチ「PA-24」でございます。
ワタクシこう見えて実はコネクタの圧着が好きなのでございます。
正直目に見えない熱の伝わりを気にして行うハンダ付けよりも工具を握る感触で仕上りを知る圧着作業の方が好きなのですよ。
まぁ私の好みは置いておいて、実際ナイロン系のコネクタを使用する場合はこの圧着作業が必須になるのですが、この『PA-24』はその中でも日圧(JST)のXHコネクタやPHコネクタなど、よく使うところのコネクタに対応しているので1本持っていると便利な工具でございます。
さて、日圧のXHやPHなどを圧着できるペンチとしては、以前から『PA-09』や『PA-21』などがございました。
QIコネクタのコンタクトピンは被覆を止める部分の形状が特殊になってまして、日圧のコンタクトピンのようにクルンと丸めて抑える形状にはなっておりません。
QIのコンタクトピンは配線の被覆に沿わせる形で丸く止めるようになってるんですね。
コレまでの圧着ペンチではM型のダイスしかなかったため、被覆に沿って丸く圧着することができませんでした。
が、この『PA-24』はそれができる丸型ダイスを搭載しているところが画期的なのでございます。
ちなみに汎用圧着ペンチの金字塔、ホーザンの『P-706』にも丸型ダイスが搭載されておりますが、ちょっと大きくてQIコネクタには不向きでした。
と言う訳で『PA-24』は電子工作でよく使われるナイロンコネクタ類だけでなく、PCやマイコンボードの接続によく使われるQIコネクタをもカバーした、マルチに活躍できる圧着ペンチなのです。
さらにさらに。
ホビーユーザーには更に嬉しい機能も搭載されております。
それがこの、ボルトカッターでございます。
電工ペンチなどにはよくついている機能なのですが、この『PA-24』では『M2』『M2.6』『M3』と比較的細いネジに対応しており、ミニ四駆等の模型でよく使うネジをカットすることができるのです。
最近流行りの小型のボードモジュールでは基板の端に開いているネジ用の穴がM2用だったりして、細いネジもよく使うようになってきました。
しかしM2ともなると持っているネジの長さにバリエーションがなく、長いネジをカットして使いたくなる場面というのが意外と多いのが実情でございます。
そんな時にこのボルトカッターがあれば、ピッタリの長さにボルトをカットして基板を組み上げることができるのでございます。
ちなみにこのボルトカッター。
私も実際に使用するまで知らなかったんですが、カッター部の穴の中にタップが切ってあるんですね。
つまりカットするネジをクルクル回してカット位置を自在に固定することができるんです。
『PA-24』本体の板厚が約3.5mmありますので、カットしたい長さから3.5mm引いた長さを工具表面に残すようにすれば、希望の位置でカットすることができる訳でございます。
いやはや、ほんとに便利。
カットも綺麗にできているので、安い工具でカットした時のように切断箇所をヤスリで整える必要もございません。
カット後すぐにナットに通すことができます。
そう、このボルトカッターこそが、この『PA-24』をオンリーワンたらしめる要因であると言っても過言ではないでしょう。
ちなみにこのボルトカッター機能につきましては、弊社が誇る全国レベルのミニ四カーが絶賛しておりました。
『PA-24』発売当初に熱く語られて
と言う訳で。
新機能を搭載してコレまでにない高みに到達した精密圧着ペンチ『PA-24』。
M型ダイスもコレまでの製品に引けを取らず圧着感は良好。基本はしっかりと抑えつつ、これまで妥協で済ませていたQIコネクタにもしっかりと対応し、かつ模型好きにはこれだけでもありがたいボルトカッター機能を搭載しました。
これはもう、持ってて損はない圧着ペンチでございます。
そろそろ圧着ペンチ買い替えようかな、とか、そろそろ圧着ペンチ持っとこうかな、と言う人は是非選択肢に入れてくださいませ。
みなさんも是非、使ってみてくださいね♪
(記事:伊東)
更新予定:毎週木曜日(次回は1月19日です!)