記事担当:共立エレショップ
[ハンダ付け不要-マイコン系]
LEDテープのコードは赤色が『+5V』に、白色が『Din』に、黒色が『GND』につながっていると思います。
拡張機能の画面に移動します。
この中にある『neopixel』をクリックしてください。
すると、コマンドの引き出しに『Neopixel』が追加されます。
これで準備は完了。
『Neopixel』は数珠つなぎで使うので、『Dout』と『Din』をつなげていきます。
(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は4月11日です!)
[ハンダ付け不要-マイコン系]
新年度になって新しい元号も発表されて、なんだか気持ちがすっかりフレッシュになってる今日この頃。
エレショップでは、気分がフレッシュになっている人に向けて特集ページを開設しています。
「フレッシャーズ特集」って言ってますけど、別に新入社員の人や新入生の人だけを対象にしているわけではありません。
時期的に気分がフレッシュになってる人みんなが対象ですので、なんかちょっとフレッシュかなぁって感じている人もぜひ見ていってくださいね!
さて、今回の「フレッシャーズ特集」で用意したセットの中で、オカポン的に超気になるセットがあるんです。
実はオカポン、以前micro:bitでフルカラーLEDを光らせようとして挫折したことがあったんです…。
なので今回のこのセットはとても注目してて、絶対光らせてみたいな!と思ったのです。
今回は★「micro:bit イルミネーションセット1 2019-FRESH-M」を使ってmicro:bitでフルカラーLEDを光らせてみようと思います!
まず「micro:bit イルミネーションセット1 2019-FRESH-M」の説明から。
このセットはmicro:bitを持っていることが前提なので、micro:bitは付いていません。
入っているのはフルカラーLEDが3個と、長さ50cmのフルカラーLEDテープが1本。後は配線材とかACアダプタとか周辺の部品です。
LEDテープにはなんと30個もフルカラーLEDがついてるんですよ!
ちなみにこのセットに入っているフルカラーLEDは、NeoPixelでも使用されている★「WS2812B」というLEDを使用しているので、簡単にいろんな色をつくることができちゃうんです。
では早速セットのLEDテープをmicro:bitにつなげてみましょう。
準備として、セットに付いている端子台をmicro:bitに取付けます。
どこにどの色をつけてもいいんですけど、わかりやすくするために0端子に白を、3V端子に赤を、GND端子に黒を付けてます。
赤が電源の+、黒が電源の-、白は信号線、と言う分け方です。
micro:bitに端子台をつけたら早速LEDテープをつなぎます。
LEDテープには最初からワニ口クリップ付きのコードがハンダ付けされてるので、ワニ口クリップで端子台をはさむだけでつなげることができます。
LEDテープのコードは赤色が『+5V』に、白色が『Din』に、黒色が『GND』につながっていると思います。
今回ブログ記事で使ってるテープは試作品なのでコードの色が違います。注意してくださいね。
LEDテープのコードの色と、さっきmicro:bitに付けた端子台の色は同じになってます。
なので上の写真と同じ配置で端子台を取付けた人は同じ色同士でつないでください。
ここで注意!
『3V』端子と『GND』端子は隣同士になってて、ワニ口クリップがくっつきそうになります。
ここがくっついてしまうとショートした状態になるのでとっても危険です!
なのでワニ口クリップ同士がくっつかないように注意してくださいね。
LEDテープのワニ口クリップをmicro:bitにつないだら準備完了。
ではいよいよmicro:bitのプログラムをしていきましょう。
実は今回使うフルカラーLED『Neo Pixel』は、micro:bit用のブロックがもう用意されているんです!
『Neo Pixel』用のブロックを使うには、まず『高度なブロック』の中から『拡張機能』をクリックします。
拡張機能の画面に移動します。
この中にある『neopixel』をクリックしてください。
すると、コマンドの引き出しに『Neopixel』が追加されます。
これで準備は完了。
あとは『Neopixel』のブロックを使ってプログラムを作るだけです。
今回はサンプルとして、とっても簡単なプログラムを作ってみました。
「最初だけ」のところでは、信号線をつないでいる端子とLEDの数、光る順番を指定しています。
光る順番は『RGB(GRB順)』に設定しているので、LEDの色は「緑(G)→赤(R)→青(B)」になります。
次の『色相』は色相環(wiki)のことです。色相環は円なので、「1から360」で設定するとすべての色で光らせることになります。
これでLEDの光らせ方の設定は終わり。
次の「ずっと」ではどういう順番でLEDを光らせるかを指定しています。
「設定している色をLED1個分ずらす(ひとまわり)」ではLEDを1個づつ色を変えて行くように指定してます。
「(ひとまわり)」にしないと色の変化を繰り返さないので注意してくださいね。
ではこのプログラムでどう光るか、動画で見てもらいましょう。
「ずっと」の最後に一時停止を入れていないので、最高速度でLEDの色が流れています。
これだけでも、めっちゃキレイですね!
あとはこのプログラムの数字を変えて変化を見たり、センサーと組み合わせて光らせ方を変えたりと色々と応用が楽しめます。
みなさんも是非試してみてくださいね!
さて、この「micro:bit イルミネーションセット1 2019-FRESH-M」には『Neopixel』が入った大きめのLEDも3個入っています。
このLEDもテープLEDと同じように使うことができます。
このLEDは足が4本有るんですけど、LEDの切り欠きを左に見て、左から『Dout』『GND』『VCC』『Din』となっています。
『Neopixel』は数珠つなぎで使うので、『Dout』と『Din』をつなげていきます。
あとはそれぞれのLEDに電源を繋げばOK!
今回はブレッドボードを使って3個のLEDをつないでみました。
LEDは足を短く切ってしまうとどの足が何の足かわからなくなってしまいます。
そういう時はLEDの切り欠きを目印にして、どの足が何の足かを調べてくださいね。
ではこのLEDが光っているところを見ていただきましょう!
私のカメラではうまく光が写っていませんが、ちゃんときれいに光ってます。
フルカラーLEDを光らせるのって結構簡単なんだ…!って思いました。
ちなみにセットに入っているACアダプタは電流もたっぷり取れるので、テープLEDと普通のLEDを同時に光らせることも出来るんですよ。
これを使えばきっと素敵なイルミネーションが作れちゃいますよ!
ぜひ皆さんも遊んでみてくださいね!
(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は4月11日です!)