記事担当:
ハンダ付け不要-非マイコン系


年をまたいで★カムプログラムロボット(略して『カムロボ』)の紹介も第3弾になりました。
今週はいよいよ動いているところを見ていただこうと思います!

まずはプログラムバーを挿していない状態、何の命令も受けていない状態のカムロボです。

自慢の履帯でどこまでも力強く進んで行くカムロボちゃんです。
履帯のおかげで多少の段差ならモノともせず突き進んでいきます。
なにより肘の辺りに付いたギヤが履帯に連動してて、腕を上下させながら走る姿がとってもキュート
CAMprobot3-1
ホント愛らしいロボットですよね!
ちなみに先輩社員さんは、カムロボちゃんの腕の動きを見て「元祖SDガンダムのガンタンクみたいだ」と喜んでました。(よく分かりませんでした…)

では続いてプログラムバーを挿したカムロボちゃんの動きを見ていただきましょう。
使用したプログラムバーはこんな感じ。
CAMprobot3-2CAMprobot3-3
カムは適当に取り付けたんですけど、右折左折直進停止のすべての動作が入るようにしました。

さてさて、どんな動きをするのでしょうか。

ふっふっふ!
カムロボちゃんが縦横無尽に、プログラム通りに動いてくれました

それにしても不思議ですよねぇ。
プログラムバーにカムを挿しただけ動きが制御できてしまうなんて。
一体どう言う仕組みなんでしょうか。

注目したのはココ!
CAMprobot3-4CAMprobot3-5

このプログラムバーが入っていくところの奥に、突起が二つあります。
この突起をカムが押すと、なんとボディの下から足が出てくるんです!

CAMprobot3-6CAMprobot3-7CAMprobot3-8

この隠された足は、説明書によると『ステアリングレッグ』って言うんですけど、このステアリングレッグが出てくると履帯が浮いて前進しなくなるんです。
つまり、カムでステアリングレッグを出す事によって、片方の履帯を浮かせればもう片方の履帯だけが前進するので方向転換して、両方のステアリングレッグを出すと両方の履帯が浮くので停止する、って言うことなんです。

ではそのステアリングレッグの動きに注目して、先ほどの動きを見ていただきましょう。


ひぇえぇぇぇ…上手い事出来てますね…
当たり前ですけど、カムの場所に合わせてステアリングレッグが出てきてましたね。
こうしてみるとなんかスゴイ!謎はすべて解けた!って感じですね。 

あとはカムロボちゃんを自由自在に操って、例えばプログラムで障害物をよけて進むレースをしたり、決められた位置に正確に停止させるゲームをしたりして遊ぶことが出来ますね!

ちなみにプログラムバーは、説明書では突起のある方が前って書いてますけど、逆にしてもちゃんとプログラムバーを吸い込んでくれます。
どっちから入れても同じ動きをするプログラムなんてのを作ってみても面白いかも知れませんね。 

皆さんもぜひ、色んなプログラミングをしてみてくださいね!
 

(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は1月18日です!)


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