記事担当:
ハンダ付け不要-非マイコン系


2017年、最後の記事になりました!
ラストを飾るのは、このコ!
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大人気!タミヤの★「カムプログラムロボット」です!!

★電子工作マガジン2017年秋号でも特集されたので、ご存知の人も多いはず。
巷ではIchigoJamなどを組み込んで動かしている人も多いようです。
そんな大人気のカムプログラムロボット(勝手に略してカムロボ)!
入荷してもすぐ完売になってしまうほどなのですが、苦労して入手したこのコをまずは作ってみたいと思います!!

以前、梵天丸を作った時に、タミヤのギヤボックスがついていてヒィヒィ言ってましたが、今回は頭の先から足の先まで全部タミヤです!
プラモデルをかじったことのある男性が作ると30分くらいで出来るよ~、なんて教えてもらいましたが…結論から言うと、オカポン2時間半かかりましたー!ハハハン。

その分、初心者さんへのアドバイスが出来るかと思います♪

では、早速作ってみましょう!
外箱はちょっと大きめ。
まずは情報収集にと覗いてみた説明書の工程の多さに圧倒されました。
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でも、説明はイラストメインで色々細かく載っているので分かりやすそうです。

パーツもたくさんあります。
小さい部品が多いので、落として無くさないように注意が必要です。
パーツトレーがあると部品をなくさないばかりか分類して置けば見つけやすくなるのでオススメです。
予備の部品は入っていないので、慎重に作業しましょうね!
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あと、小袋は全部開封しないほうが良いです。
似た形、ちょっとサイズが違うものなど色々入っているので、全部開封して1つのトレーに出すと、訳がわからなくなります。
説明書の順番に進めてくださいね。


作業していて思ったのは、ギヤを回すために色々な場所にグリスを使うんですが、グリスを塗ると周りがベットベトになるので、ティッシュあった方がいいですよ!
グリスはとても小さいんで、この量で足りるのかな!?と心配しましたが、多いくらいです。
1回塗るのに、そこまで沢山の量を使うわけではないので、十分です。

説明書は細かい指示付のイラストがいっぱいあるので、とても分かりやすいです。

ただし、どの部品を使うのか、オカポンはプラモデルに慣れていないので探すのに時間がとてもかかりました!
各パーツにアルファベットも書いてあるんですんですけど、それでも、コレどれだー?!な状態になります。
それを探し当てて組み合わせるのも宝探しみたいで面白いんですけどね。

そして、ビックリしたのは、シャフトやビス、ギヤって色んな種類があるんですね。
ちょっと形が違ったり、ちょっとサイズが違ったり。
例えば、3×12mmタッピングビスと3×8mmタッピングビスがあって、違いは長さだけなんですね。
わからんー!ってなりそうだったんですが、この説明書のパーツイラストが実物の部品と大きさがピッタリでした!
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これで迷うこともありません!(これに気付くまではとっても迷いましたけども!)
ホント親切な説明書です。

使う工具は…
ニッパー(パーツを切り分けるのに必要です)(★「モデラーズニッパー α(グレイ)/クラフトツールシリーズ No.93」)
ドライバー大(★「スタンダードドライバー/プラス #2」)
ドライバー小(★「スタンダードドライバー/プラス#0 / DS-23」)
定規(3.5mmあけてねじ止め、とかあるので必要)(★「直尺 シルバー15cm」)
ハサミ(包装されているビニールを切ります)
トレー(小さい部品を無くさない用)
ティッシュ(手や机についたグリス拭う用)

これだけあれば安心です!
後は、部品をニッパーで切り取った後、カッター(★「万能M厚型オルファカッター」)等でキレイにしましょう。と説明書に書いています。
…オカポン、そのままニッパーのみで切り取りました。

ニッパーの使い方も、注意です。
知っている人は知っている!
ニッパーでパーツを切る時は、刃先のツルッとした面を、パーツ本体に添わせてカットしましょう。
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これで、バリをほぼ出さずにカットする事ができます

凹んでる方をパーツ本体にあわせてカットすると、バリ(不要部分)が必ず出ます。
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左がパーツ本体に添わせてカットしました。
右が凹んでる面をパーツにあわせてカットしました。
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バリが出たら、カッターなどでキレイに削らなければいけないんですが、カッターを使った作業は怪我をする可能性もありますし、お子様が作る場合はちょっと不安になりますよね。
でもバリが残っているとパーツ同士が干渉してきちんと動かない可能性もありますので、ニッパーを正しく使ってバリが極力出ないように部品をカットしてくださいね。

支えの部分にくっついて取りにくいわー!なんてこともあるので、その時は適当な長さでカットしてから刃先のツルッとした面を、パーツ本体に添わせてカットすればOKですよ♪
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ということで、順番に組立てますよ。
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オカポン、焦って作ろうとして間違えたんですが、部品の中には向き、裏表があるものもあります
急いだり、焦ったりすると間違える可能性が高いので、落ち着いて取り組んでくださいね。
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細かいパーツをいくつも重ねて組立てる時は、一旦使うパーツを出して、どことどこを重ねるのか、確認した方が良いと思います!
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タイヤ部分、どうなってるんだろうと思ったら、長さの違う履帯を接続していました!
取り付け穴に通して、ピンを差し込み固定しています。
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そんなこんなで…
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完成です!!!!
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なんだかこの顔、とっても可愛いですよね!
最初見た時は「THE ロボット!」な顔だなぁ…と思っていたんですが、自分で組立てるとやっぱり愛着わきますね!

あ、そうそう。
このカムロボちゃん、実はAタイプ・Bタイプがあるんです。
Aタイプは「右旋回・前進・左旋回」が出来ます。
Bタイプは「その場右回り・前進・後進」が出来ます。

Aタイプ、Bタイプで作り方が違ってくるので、自分が作りたいタイプで組立ててくださいね!
勿論、作り上がってから変更することも可能ですよ!

では次回、いよいよカムを使って動かしてみたいと思います!
お楽しみに!

皆さんもお正月休みに、ぜひ作ってみてくださいね!

(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は2018年1月4日です!)



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スタンダードドライバー/プラス #2[RoHS] DS-64 1個
スタンダードドライバー/プラス#0 DS-23 1個
直尺 シルバー15cm 13005 1個
万能M厚型オルファカッター 203B 1個
 
ハサミ(包装されているビニールを切ります)
トレー(小さい部品を無くさない用)
ティッシュ(手や机についたグリス拭う用)
※個数を記入していますが、リンク先ページ内で変更可能です。