段々と日も短くなってきまして、秋を感じる場面も増えてきました。

秋の夜長はついつい夜更かしをしてしまって、時計を見てビックリすることも多いです。

ゲームとかマンガとか、つい時間を忘れて熱中してしまうんですよねぇ。

と言う訳で。

大好評『ワンダーキットを作ろう』シリーズ。今回は、★「タイマー基板キット3」(TM-5553)を作ってみようと思います！

この「タイマー基板キット3」は時間を計ってくれる便利なキットなのです。

説明書を見ると、スイッチをONするとタイマーが作動して、設定した時間が来るとOFFになるんだそうです。

まずは部品を見てみましょう。

思ったほど部品点数は多くないです。

コレならお茶の子さいさいですね～とか思ってたんですが…

基板を見てビックリ。ナニこの穴の数。

部品点数は少ないけどハンダ付けするところは多いみたいです。

まぁ今更心を折ってても仕方ないので考えるより体を動かしましょう！

レッツ・ラ・ハンダ付け！です！

まずは説明書の手順通り抵抗から取付けます。

抵抗の後はジャンパー線。ここで使うのはすっかりお馴染み「0Ω抵抗」！

ダイオードを取付ける時は方向に注意！

次はタイマーキットの頭脳、ICです。

ICも方向があるので注意です。ICの凹みと基板の絵の凹みが同じ向きになるように、取付けてくださいね。

設定時間を微調整するための半固定抵抗にも方向があります。

とは言え、足の配置は二等辺三角形になってるので、方向が違うと足と穴の位置が合わないので大丈夫ですね。

ただ、グッと押し込まないと足が奥まで入らないのでがんばってください。

段々と部品の背も高くなってきました。

この後は取付方向のあるLEDと電解コンデンサです。

足の長いほうが＋側です。

ちょっと一息。

だいぶ部品も取付けられました。

でもここからが大変なんです…

お待ちかね。基板の片隅に規則正しく開けられた穴にジャンパー端子を取り付けます。

3P5列で合計15箇所もハンダ付けが！！

まぁ規則正しく並んでるのでリズム良くハンダ付けできて結構楽しかったです。

そして個人的に困ったのがこの次。

『”x10”2P』と『ジャンパーピン』の取付けです。

説明書の図を見ると四角いのが「ジャンパーピン」なんだって分かったんですけど、最初はピンの立っている方が「ジャンパーピン」だと思っちゃいましたよ。

で、「ジャンパーピン」は良いとして、『”x10”2P』ってなに？それ、部品の名前なの！？この2本ピンがたった部品の名前は『”x10”2P』って言うの！？って、めっちゃ混乱しました。

分からないことは人に聞くのが一番。シリコンハウス3階「ものづくり工作室」でいつも助けてくれる熟練スタッフさんに聞いてみました。

すると…

なんと基板に書かれている記号のことでした！

つまりはここに付けてね、って事なんですね。分かりにくい…。

と言う訳でジャンパー端子は終了。

後は電源とかの接続用の端子台と、リレーを取り付けて…

少し苦労はしましたけど、ハンダ付けとしてはそれほど難しくはありませんでした。

『お茶の子さいさい』では無かったですけど、『お茶の子さいs…』くらいの難易度でした。

さて完成しただけで喜んではいられません。

今度はちゃんとできているか動作確認をします。

まず説明書の通りに電源を用意します。

いくつか方法があるんですが、今回私が用意したのは
・ACアダプタ(コンパクトACアダプタ 12V 0.5A)

そして「TRG」(トリガ入力)と書かれた端子台に、スイッチ代わりの電線をセットします。

あとは「TRG」(トリガ入力)に付けた電線を端子台につなげればタイマーがONになります。

では、レディ・・・・GO!!

タイマーONと同時に「カチッ」と音がして基板に付けたLEDが光りました。

そして1秒後、また「カチッ」と音がしてLEDが消えました。

と言う訳で無事タイマーが作動して、タイマー基板キット3がちゃんと動くことが確認できました。

では次回、タイマーキットを使って遊んでみようと思います！