エレショップblog

半導体・センサー・マイコン・電子工作キットほか、各種電子部品の専門店「共立エレショップ」から主に電子工作の関連情報をお届けします。 http://eleshop.jp/

記事担当:
ハンダ付け不要-非マイコン系


根強い人気とういのはやはりアルものでして、取り扱いが終了してからも度々問合せの来る商品がございます。
本日ご紹介いたします商品も、以前シリコンハウスで取り扱いがあり、結構人気の商品だったのですが、その後すぐに仕入先が取り扱いをやめてしまい、惜しまれつつ弊社での販売を終了した商品でございます。
まぁ全く同じ商品、という訳ではないのですが。

それがこちら。
こいつもスグレモノ?

さてその惜しまれつつ販売終了になった商品はと言いますと。
それはシリコンラバー材『suguru』でございます。
販売終了から何年も経っておりますが、未だに再販のご要望をいただきますので、同等品として見つけましたのが、このキンツグルーなのでございます。
キンツグルーも『suguru』と同じように、袋から出して練って盛り付けると固まって固定できる代物なのでございます。

とは言え全く同じものでもございませんので、今回はキンツグルーを実際に使用してみて、どのような物なのかを見ていきたいと思います。

まずはパッケージを開けます。
使いやすい小分けパック

中には小分けにされたキンツグルーが3パック、セロハンテープでつながった状態で入っておりました。
内容量は5g×3パック、合計15gでございます。
一度袋から出すとどんどん硬化していってしまいますので、小分けパックにされているのは嬉しいとことですね。

金継ぎするのりだからキンツグルー
袋を見ると『金継ぎ』の文字が。
『金継ぎ(きんつぎ)』。知ってますよ。割れたり欠けたりした陶器を補修するアレですよね。
美味しんぼでも陶人先生の器を仲居さん(?)が割ってしまった時に山岡さんが提案してましたから覚えてます。あれもいい話でしたね。
話を戻しまして、つまりは『金継ぎ』する『グルー(のり)』だから『キンツグルー』と、そういうネーミングだったんですね。なるほど。

では早速使用してみましょう。
今回キンツグルーの実験台になるのはこちら。
今週のビックリドッキリ実験台
自作したUSBケーブルでございます。
USBでそれなりの電流を流す必要が出てきたため、太めのケーブルを使用して作ったケーブルでございます。
線が太すぎて市販のガワには入りませんでしたので、これ幸いとキンツグルーの実験台に選んだ次第でございます。
この配線部分をキンツグルーでモールドいたします。

ではキンツグルーを袋から出しましょう。
袋には嬉しいことに切込みが入っておりまして、ここから開けると良いよ!とオススメしてくれております。
ここからなら開けられます
ならばエイヤッと。

袋の切れ目は信用しちゃダメよね
いやもう、なんかね、カップ麺とかで散々経験してきてますからね、ショックとか今更受けたりしませんけどね、なんというか、ね。
↑写真では分かりにくいですが、切込みの丁度上のところに溶着されている部分がありまして。
溶着部分をちょっとかすめただけで軌道がずれてしまいましたので、ほとんど袋を開けることができませんでした・・・
やぁねぇ不器用って。

気を取り直してハサミで開封。文明人ですから。
まるでガムのようなグルー
中にはキレイにまとまったキンツグルーが。

中身は板状でした
取り出してみると板状のキンツグルー。
質感はちょっとベタベタしていてお餅とお団子の間のような感じ。
大きさは33×18mmくらいでしょうか。厚みも2~3mm程度。
いつもの寸法写真
これで5gなんですね。
私は意外と大きいと思いましたが、まぁ何に使うか、どこに使うかで印象が変わると思うのでなんとも言い難いですね。

ではいじくってみましょう。
ベタベタしてる
ベタベタしてていネチッとしてます。
なんだか駄菓子屋で10円くらいで売ってるガムのよう。
紙粘土っぽい質感
引きちぎってみましたが伸びることはなく、紙粘土のような感じでございます。
触る前に手をキレイにしておいてよかったと思いました。
汚れた手で練り練りしたらどんどん黒くなっていきそうです。

少し練り練りしたら先程のUSBケーブルに練りつけます。
美的センスのない盛り方

ベタベタしてて整形しにくい
少しベタつくので成形が難しい・・・・
もともと芸術的センスがないので余計に・・・・・弄くれば弄くるほど・・・・・不格好に・・・・

まぁ必要な部分は覆えたので良しとしましょう。
後はこれで固まれば、無事ケーブルのモールドは完了です。
作業感はホントに紙粘土で工作しているような感覚。
今回は素手で整形いたしましたが、粘土工作用のヘラなどがあればもっとキレイにできたかもしれません。
注意点としましてはやはりベタつき。
触っていると指にも付きますし、指から他の場所にも付着してしまいますので、指で触る際はある程度湿らせてから触った方が良いかもしれません。
割と手につく

と言う訳で、キンツグルーの使ってみたレビューはここまででございますが、ここで終わっては面白くありませんね。
幸いキンツグルーも少し余ったので、強度の実験をしてみようかと思います。
用意した部材はこちら。
余った部材で実験
使い古したダブルクリップとユニバーサル基板の端切れでございます。
これを、
ダブルクリップと基板を重ねて
こうして、
グルーでグルっと巻きます
こうだ!
接着とも言えない雑なつなぎ方。
果たしてこれが硬化したとき、どれほどの強度が出るのでしょうか。
どれだけ強度が出るのやら




と言う訳で一晩経ちました。
おはようございます。翌日の朝でございます。
ほぼ1日経ちました
昨日練り付けたキンツグルーはしっかりと固まっております。
整形したときのまま、固まっております。
しっかり固まってる
説明文には『硬化後は柔軟性があります』と書かれていますが、
あまり弾力性はない
割と硬いように思うのですが、整形の形状が悪かったのかな?
硬化した質感も、なんだか紙粘土のようです。


ではどれだけ固まったかを確認してみましょう。
実験に使用するのはこちら。
分銅代わりのスズメッキ線
シリコンハウス1階で見つけた重さ1kgのスズメッキ線でございます。
このスズメッキ線をダブルクリップの先にくくりつけて、吊り上げてみようと、そういった趣旨でございます。

では早速。
持ってる手がしんどい
おお!意外としっかり吊り上げてる!
むしろ基板を持ってる手の方がしんどいw
少し振ってみましたが意外と大丈夫。
キンツグルーにも亀裂はおろか変形も見られませんでした。
グルーに変化なし
いやはや、結構強いもんですね。
これなら接着剤として、つなぎ剤としても十分使用できそうでございます。

最後に、「硬化後、着色が可能です」と書かれておりましたので、ポスカで色を付けてみました。
サインペン等で着色できた
これまた。
紙粘土に着色したみたいになりました。
が、ちゃんと色が乗っております。
これなら整形後に装飾もできますね。手芸等のクラフト用途でも十分使えそうでございます。

と言う訳で。
シリコンラバー材『suguru』とは少し違った質感の商品ではございましたが、同じように使用できることは判りました。
また、後からサインペン等で色付けもできますので、クラフト用途ではキンツグルーの方が使いやすいのではないかと。


みなさんも是非、ネリネリ練り付けしてくださいね!!


(記事:伊東)
更新予定:毎週木曜日(次回は9月26日です!) 

記事担当:共立プロダクツ
ハンダ付け必須-非マイコン系


前回は、メガネかゴーグルか何かに、直接照明装置をくっつけたモノを作ろう!と構想してみました。

・下準備

まずベースになる、ゴーグル
これはそのまま、切ったり貼ったりな加工無しで利用します。

SAFGLACLDJKa


ただ、クリアの樹脂へ近接して、無加工で
光源を付けると散光し、フレーム部分や折れ目などで
プリズムのような集光部分が出来てしまうので
やはり見た目に眩しい、これらへの対策は必須。

そこでフレーム(メガネレンズ部分)の上部の
比較的フラットなところへひさしになるように
そしてマスクできるように工夫します。

塗装を充分に乾かせた後、その上にフィラメントLEDを固定する
ガイドを4か所、孤のラインに沿わせた角度で設置します。

フィラメントLEDをゴーグルへ固定するのと、
散光を、できるだけ一方へ投射するのに、
さて、どうしようかな、と悩んでまして、
ここはやはりアルミレールか何かが必要か…?


…ん?

…なんかいい感じに、丁度使えそうなものが、本当に机の上に都合よく…

…これはばっちり使える(笑)


#5
というわけで、これを利用しない訳はない…


【黒塗りしたゴーグル上部&カットされたIC用レール】
#6
(当初、アルミ製のレールを切って使おうかと思いましたが、作業の手間と重量がネックとなり、
今回はIC用の運搬用レールをリサイクルして利用しました。)


・フィラメントLEDを配置する

フィラメントは形状の自由度が高い素材なので、
弧を描いてるメガネ等の台座と相性はいいと思い
今回は利用する事にしました。

ただ、先ほど述べた散光の問題や熱の問題
そもそもむき出しだと直ぐに壊れないか
という不安もあり、台座を分割設置して
使うことにしました。

あと、屋根裏など暗いところで見ると、中の様子が
色温度が偏る時はコントラスト的に
見づらい事もある(という経験があった)ので、
今回はあえて、6500K(白色)と2700K(昼光色)の
2種類を加えて使ってみることにしました。


>今回使ったのはこちらの2種類になります。
FILEDHARD26MMCWH6500Ka

FILEDHARD26MMWWH2700Ka

これを並列接続で、4つを横に並べて配置する感じです。

一度、光り具合と熱の具合を確認し
問題がないようなら、これをゴーグルに取り付けた台座に
最終的には、適度に電線の長さを調整して取り回しながら、
4つのフィラメントLEDをフレーム設置でゴーグルへ取り付けます。


・電源と制御装置の配置

今回はゴーグルへできるだけコンパクト
そして軽量に取付できるモノで、
使うなら屋根裏などの真っ暗な場所でも見える照明装置を、
というある意味で欲張りな条件を求めており、

当初は弦の部分にボタン電池くらいの電源でいければなぁ
とか考えていたんですが、流石にある程度の光量を得るには
それなりの電力供給源が必要、という事で
やはりここは、リチウムイオン二次電池の
登用になりました。

そうそう、電源のOn/Offのスイッチも忘れずにね。
さてここからは実際の作成作業になります。



製作編
まず、フレームにLEDと電線と抵抗と配置を。

ゴーグル全体の重量配分も踏まえて
とりあえず、ユニットの配置を考えてみました。

そして、フレームの場所とLEDとの距離を関係を測った
それぞれの電線を配線。

そして、LEDのアノード側に抵抗を空中配線で設置。
#7

>まぁレンズ面側が割合的には
どうしても少し重心が重めかとは思いますが…
でも勝手にずり落ちてくる程の重量はないでしょう(笑)

そして最後は結束バンドで電線をしばりつける。

ざっと配線が終わりました。
#8

電源のOn/Off用スイッチの取付も
結構いい感じにレンズ面のサイドに収まりました。



さぁ、あとはユニットを各々固定していく訳です。
#9
今回、これらの各部の配線を、
一か所に纏めた上で、電源に持っていく、という
結構強引な仕様にしてしまいました(笑)

※尚、当初の予定では、充放電ユニットを
弦の部分に実装する予定でしたが、
サイズ的&在庫的に、いいものが見つからなくて
とりあえず今回は、二次電池への充電は
取り外し可能にしておくことで
他所でやる、という使用で落ち着きました。


…が、ここで幾つか気になる事が。

ゴーグルの直情に光源があって、そこから光漏れがあると
そもそもの視界を幻惑してしまう(要するに眩しい)のと
黒のペンで塗りつぶすだけでは
本来は光らなくていい方向にまで漏れてしまう。
これを防ぐために、当初黒く塗るだけだったハーネスの
後ろ部分にアルミテープを貼りました。

これで散光の問題は無事に解決。
#10

そしてバッテリーの配置の問題。

想定したバッテリーの取付は、
弦に面して"垂直"に取付る事になるので
その固定で、ゴーグルをかけた場合でも
簡単には取れないしっかりとした方法を考えないといけません…


ただ元々、弦の固定したい部分の形状が、まっ平ではなく
しかもスリットが入ってる場所。

…当初、ゴーグルには、ほぼ加工をしない予定でしたが
やはり滑り止め的な意味で、弦の部分に下地の加工は必要そうです。
>アクリル素材なので接着剤利用が厳しいし、両面テープのノリも悪そう。

というわけで、弦の上下部分にほぞになる溝を入れました
(強度が下がらない&割れない程度の少しの溝にするのが大事)
これで輪ゴム等で止める事もできるだろう…
#11


さて、後はこれらをうまく纏めてゴーグルに収めてしまえば
完成です。

…はたしてうまく収まるかな…


【フレームに取り付けた電池】
#14

このような感じで取り付けてみました。

…お、思ったよりは上手く取り付けられた(ほっ)

さぁ、これで実際に点灯して問題なければ完成です。


【完成写真】
#12

【照明時の完成写真】
#13

…うわ… …これは …怪しいw

でも思った通りの照明効果は得られてます。
(…こういうのが欲しかったんですよ…


当初、自分が考えてた通りの用途に、いい感じに役に立ちそうです。


というわけで今回は、
ゴーグル直接点灯型照明装置の作成でした。


(記事:べり)
更新予定:毎週木曜日(次回は9月19日です!) 

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ハンダ付け必須-非マイコン系


個人的に家具の裏、底部、屋根裏や床下などを
点検などで覗く事が必要な機会が多く(点検とかある為)
その場合はいつも手持ちの懐中電灯や、ヘッドバンド型LEDランプを
使ってやってるんですが、
どうにも不便な事がありまして…
>片手がふさがる、ヘッドバンドが頭に食い込んで痛い、など

これ、もう少し簡単に、らくちんに、スマートに
(そしてできるだけ安価に)解決できないかな
とずっと思ってました。

じゃあそれって、
メガネかゴーグルか何かに、直接照明装置を
くっつけてしまえば
これで解決できるんじゃね?

と、素人丸出しの思い付きで(笑)
こういうのを考えてみました。

#1
【LED照明付きゴーグル(?)】 

(ちなみに眼が光る必要は全くありません
 しかしAI画像生成って本当に便利ですが、なかなか思い通りにはいきませんね…)


でもこれ、単純に言えば眼球保護の安全メガネに後付け光源を付けただけじゃん(笑)
>弦のところに懐中電灯をテープで固定したら済むだけじゃないか?

と、即ソリューションは解決してしまいそうなんですがw
流石にそれじゃ面白くもなんともない。

特に自分が主に利用したい天井裏を覗くハッチの辺りは、
結構配線や構造物など、あれこれと障害物がも多く、
できるだけ出っ張りになるモノは避けたい
(作業用ヘルメットを被ってても、それに引っ掛かりにくいのが理想)

あと、片方の弦の部分につける電灯だと
その反対側に影部分が出来る
片側だけ重たいとかけた感じが不安定、かつ、何か収まりも悪い…
(まぁ両側につければいいとは思いますがw)


…さて、じゃあどうするか…


…単純にかけてるメガネ等自体から明るい光源を、
視野方向の前方へ発光できれば、
割とコンパクトに纏まっていいんじゃないか?


そこで考えたのが
メガネをかけたままででも
かけ心地がズレてしまわない程の重さで
視覚方向にそこそこの光量をダイレクトに
前方へ発光できる、自光(?)するメガネ。

これだとあんまり視点からズレずに
必要十分な灯りが手に入るのでは…


で、いろいろとベース部品になりそうなモノはないかなぁ、と探すと…

……

…丁度いいメガネが(しかも現在(2024.09.05現在)・特価品価格)あるじゃないですか!

SAFGLACLDJKa

一先ずこれをベースにして、作れないかなと。


で、次に光源
どでかい砲弾型LEDをドカンと数発、フレーム部分に配置したり
チップ型LEDをたくさん並べる方法も考えたけど
固定や配線取付方法を考えるだけでもう…

…うわ面倒くさい、基、これじゃ収まりが悪いw

(んーなんかスマートに取付できて、
 光量もそこそこ稼げそうな、いいモノないかな…)


…では、これはいかがでしょう

フィラメントLED 26mm 白色
FILED-HARD26MM-CWH(6500K)
FILEDHARD26MMCWH6500Ka

フィラメントタイプ 26mm 昼光色
FILED-HARD26MM-WWH(2700K)
FILEDHARD26MMWWH2700Ka

これだとある程度の曲げにも対応できるし
配線的にも、あまりごちゃごちゃしなさそう。
(何より回路的不具合もすぐに発見できて解決できそうw)

3Vの給電で発光できる、との事で
電源的にも、例えばボタン型リチウム電池を使えば
ツバの部分にも収まりそう。

…おぉ、なんかコンパクトでいい感じのができるかも…


【イメージ図】
#2

ざっくりとしたイメージはこんな感じ。

…で、実際に作るとして
ここで問題は明るさと発熱、
そして散光の調整など多岐に…


で、ここで一つ、思惑が外れた事が。

3Vのボタン型リチウムバッテリーだと、電流量が圧倒的に足らない…

でも別所から(EX:電池ボックス)電源を取るなら
そもそも狙ってた、ゴーグル単体のみでの利用ができない
(>つまり外付け懐中電灯とかとあまり変わらない)

…やはりここは小型のLi-Po二次電池等を利用する方がいいかな?


【イメージ図改】
#3

こんな感じで、ざっくりとした回路も考えてみました。

【簡易回路イメージ】
#4

ここで必要になる部材の再確認。


・SAFGLA-CL-DJK 安全保護メガネ x1
 https://eleshop.jp/shop/g/gO8741I/

FILED-HARD26MM-CWH(6500K) フィラメントタイプLED x2
 https://eleshop.jp/shop/g/gMCG124/

FILED-HARD26MM-WWH(2700K) フィラメントタイプLED x2
 https://eleshop.jp/shop/g/gMCG125/

・DTP502535(PHR) 3.7V 400mAH 1.48wh +HG リチウムイオン二次電池

・フィラメントLEDを固定する台(コの字のアルミレール等を切断?) x4

・配線など

・固定に使う接着材(or両面テープ等)


ざっとこんな感じかな?

ではこれを用意して早速作りましょう!
次回は製作編です。


完成するでしょうか…!?

(記事:べり)
更新予定:毎週木曜日(次回は9月12日です!) 

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