記事担当:共立エレショップ
[ハンダ付け必須-非マイコン系]
先週は、工具を買ってみました。
という訳で!今回はいよいよハンダこてを使って、キットを作ってみますよー!!
いやぁ、ドキドキしますね!!
さて。何のキットを作るかというと…
★高輝度点発珍 白です!高輝度LEDが交互にピカピカ光ります。色は、白だけじゃなく★赤、★青と3種類あります。お好きな色をどうぞ!
今回は、キット製作というよりも"ハンダ付けってどうやるの?"を、重点的に記事にしていきたいと思います。
と言いつつ。
こちらがセット内容です。どん。
説明書(黄色い紙)とハンダ付けの手引(白い紙)が入っているので、安心です。
部品点数も少ないので、手始めにやるにはもってこいのキットですよ!
この基板だけを見ても、何が何やらよく分かりませんが、それは説明書が入っているのでご安心を!
今の私では、右にプラスとマイナスがあるな…電池入れる所かな?上の矢印…多分LEDなんじゃない?R1~4は、数的に抵抗なんじゃないかしら?しか、分かっていません!(基板の、どこにどの部品が入るか、記号を書いてくれているんですけどね)
さて。それでは組み立てていきましょう!
まずは、部品の足を基板にささるように折り曲げます。指で折り曲げても良いんですが、★ラジオペンチや★ワイヤーストリッピングゲージなどのサポートグッズもあります。
これはとても便利ですよ!指だと、どこで折り曲げたらいいのか分からず、曲げる場所がベストじゃなかった場合…基板にさしたときに不格好になり、ちょっとテンションが低くなってしまいます。(私の場合)
しかし!これがあれば、簡単に、そしてベストな場所に曲げることが可能なんです!
写真は、ワイヤーストリッピングゲージの表側です。ここに部品の足を差し込み、折り曲げるのです。
部品を基板にさしたら、裏返して足を広げます。これは落ちにくくする為です。全部基板にさしたいところですが…ハンダ付けをするのが難しくなる(部品の足がジャマ)ので。
(1)部品の足を曲げる→(2)基板にさす→(3)ハンダ付けをする→(4)部品の足を切る、を繰り返します。
ベテランさんになると、大量にさして、ハンダ付けして、部品の足を切る!なんてことが出来ちゃうみたいですが!そんなスキルは無いので、安全に行きましょう。
さて、出てきました、ハンダこて!
鉛筆を持つようにコテを持ちます。先の方(金属部分)は、300~500℃まで上がります。危ないから、使用するときは注意してくださいね。コードに身体が触れてるのに気付かず、そのまま席を立つなどしてコテを落としヤケドする、なんてことも普通にありますから。こてを振り回すのも、しちゃダメです。
次にすることは「リード」 と「ランド」を、コテであたためます。(「リード」は「部品の足」のことです。「ランド」は「基板の金属部分」のことです。)
この部分はとても重要です。リード、またはランドしか、あたためれていない場合、次のステップのハンダを流し込む作業が上手くいきません。
ただ、熱しすぎると部品が壊れる可能性もあるので要注意です。コテのランクやその時の状況などにも左右されますが、3~4秒ほどあたためてください。
次のステップは、あたためた所にハンダをあてます。
目安は、ランド(基板の金属部分)全体にハンダが流れたらOKです。
そして、ハンダが流れきったらハンダを離します。
この時、コテはそのままです!コテを離さないことで、ハンダが上手く流れていくのです。
最後は、ハンダがランド全体に流れたらコテを離します。
うまくハンダ付けが出来ると、富士山の形みたいになります。これが中々難しいんですけどもね。
ハンダ付けが出来たら、★ニッパーで切ります。リード(部品の足)が長い場合は、部品の足を持って切りましょう。持たずに切ると、リードが凄い勢いで飛んでいくことが多々あります。後で踏んづけても痛いですし、切った部品が顔に飛んで来ることもあるので、気をつけましょうね。
切る場所は、根本で。隣り合うリード線が触れるほど残してしまうと、完成しても上手く作動しないことになります。
そして、もう一つ注意点があります。
それは、ハンダの掃除をしっかりする、ということ。基本的に、一部品ハンダ付けをしたら、コテ先の掃除はしましょう。どうやってコテ先の掃除をするの?とお思いでしょう。これまた便利グッズがあります!水を使う★こて台、水を使わない★ワイヤークリーナーです。
水を使う「こて台」は、スポンジに水を含ませて使用します。こてをスポンジに擦りつけて、先端についているハンダを取ります。高熱のこてを水を含んだスポンジに当てるので、ジューーーッと音がしますが、段々これが快感になってきます。
スポンジにこすり付けても、ハンダが中々取れないこともありますが、心配することなかれ!一回、ハンダを少しコテにつけてみて下さい。その後、またスポンジに擦りつけていただくと、簡単にハンダが取れます!
こちらが、ワイヤークリーナーです。
水を使わない「こて先クリーナー」は、中にあるタワシにこて先を軽く突っ込んで、3~4回ほど抜き差しし、掃除します。しかし、ここで注意。クリーナーのふちや底に、こて先を当てたり、こすったり、叩いたりしないでください。こて先が傷んで壊れて使えなくなってしまいます。
さて。
これらを踏まえたうえで、どんどんハンダ付けをしていきます。
…完成です!!!!
★電池(9V)を用意しまして…

いざ、点灯!!!
チッカチカと交互に点灯します。
そしてとっても眩しいのです。さすが高輝度LED。
今回は、「ハンダ付けのやり方」を重点的に書いてみましたが、如何でしたでしょうか。
難しいなー、出来るかなー?と最初は不安なのですが、やってみると段々と慣れて、面白くなってきます。
是非、チャレンジしてみてください!!
(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は1月21日です!)
※個数を記入していますが、リンク先ページ内で変更可能です。
[ハンダ付け必須-非マイコン系]
先週は、工具を買ってみました。
という訳で!今回はいよいよハンダこてを使って、キットを作ってみますよー!!
いやぁ、ドキドキしますね!!
さて。何のキットを作るかというと…

今回は、キット製作というよりも"ハンダ付けってどうやるの?"を、重点的に記事にしていきたいと思います。

こちらがセット内容です。どん。
説明書(黄色い紙)とハンダ付けの手引(白い紙)が入っているので、安心です。
部品点数も少ないので、手始めにやるにはもってこいのキットですよ!

今の私では、右にプラスとマイナスがあるな…電池入れる所かな?上の矢印…多分LEDなんじゃない?R1~4は、数的に抵抗なんじゃないかしら?しか、分かっていません!(基板の、どこにどの部品が入るか、記号を書いてくれているんですけどね)

まずは、部品の足を基板にささるように折り曲げます。指で折り曲げても良いんですが、★ラジオペンチや★ワイヤーストリッピングゲージなどのサポートグッズもあります。

しかし!これがあれば、簡単に、そしてベストな場所に曲げることが可能なんです!
写真は、ワイヤーストリッピングゲージの表側です。ここに部品の足を差し込み、折り曲げるのです。
部品を基板にさしたら、裏返して足を広げます。これは落ちにくくする為です。全部基板にさしたいところですが…ハンダ付けをするのが難しくなる(部品の足がジャマ)ので。
(1)部品の足を曲げる→(2)基板にさす→(3)ハンダ付けをする→(4)部品の足を切る、を繰り返します。
ベテランさんになると、大量にさして、ハンダ付けして、部品の足を切る!なんてことが出来ちゃうみたいですが!そんなスキルは無いので、安全に行きましょう。

鉛筆を持つようにコテを持ちます。先の方(金属部分)は、300~500℃まで上がります。危ないから、使用するときは注意してくださいね。コードに身体が触れてるのに気付かず、そのまま席を立つなどしてコテを落としヤケドする、なんてことも普通にありますから。こてを振り回すのも、しちゃダメです。

この部分はとても重要です。リード、またはランドしか、あたためれていない場合、次のステップのハンダを流し込む作業が上手くいきません。
ただ、熱しすぎると部品が壊れる可能性もあるので要注意です。コテのランクやその時の状況などにも左右されますが、3~4秒ほどあたためてください。

目安は、ランド(基板の金属部分)全体にハンダが流れたらOKです。

この時、コテはそのままです!コテを離さないことで、ハンダが上手く流れていくのです。

うまくハンダ付けが出来ると、富士山の形みたいになります。これが中々難しいんですけどもね。

切る場所は、根本で。隣り合うリード線が触れるほど残してしまうと、完成しても上手く作動しないことになります。

それは、ハンダの掃除をしっかりする、ということ。基本的に、一部品ハンダ付けをしたら、コテ先の掃除はしましょう。どうやってコテ先の掃除をするの?とお思いでしょう。これまた便利グッズがあります!水を使う★こて台、水を使わない★ワイヤークリーナーです。
水を使う「こて台」は、スポンジに水を含ませて使用します。こてをスポンジに擦りつけて、先端についているハンダを取ります。高熱のこてを水を含んだスポンジに当てるので、ジューーーッと音がしますが、段々これが快感になってきます。


水を使わない「こて先クリーナー」は、中にあるタワシにこて先を軽く突っ込んで、3~4回ほど抜き差しし、掃除します。しかし、ここで注意。クリーナーのふちや底に、こて先を当てたり、こすったり、叩いたりしないでください。こて先が傷んで壊れて使えなくなってしまいます。
さて。
これらを踏まえたうえで、どんどんハンダ付けをしていきます。




チッカチカと交互に点灯します。
そしてとっても眩しいのです。さすが高輝度LED。
今回は、「ハンダ付けのやり方」を重点的に書いてみましたが、如何でしたでしょうか。
難しいなー、出来るかなー?と最初は不安なのですが、やってみると段々と慣れて、面白くなってきます。
是非、チャレンジしてみてください!!
(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は1月21日です!)
★記事内で紹介した商品は、こちらから購入できます!★
商品 |
型番 |
個数 |
一括注文 リンク先 |
高輝度点発珍 白 | LED-55GTW | 1個 | こちらから→ |
高輝度点発珍 赤 | LED-55GTR | 1個 | |
高輝度点発珍 青 | LED-55GTB | 1個 | |
マイクロニッパー | 11295 | 1個 | |
マイクロペンチ | 11292 | 1個 | |
ワイヤーストリッピングゲージ | BBM-WSG | 1個 | |
DASH低価格セラミックヒーターハンダこて15W はんだ付け入門セット |
FX650-84 | 1個 | |
電子工作用ハンダ | SD-63 | 1個 | |
006P角形マンガン電池 | 6F22UD/1S | 1個 | |
セラミックヒータータイプ用こて台 | FH300-81 | 1個 | |
ワイヤークリーナー | 599B-01 | 1個 |