記事担当:共立エレショップ
[ハンダ付け必須-非マイコン系]
WonderKit製作第4回目は!ゲームキットを作ってみようと思います!
その名も「★電子びっくり箱2(BRI-2)」です!
箱を持ったらビリビリして、ビックリ!な箱なんです。(そのまんまやー…)
注意が必要なのは、使用する電池がいつもの単3や単4電池では無く、9Vの電池(★006P角形マンガン電池(6F22UD/1S))、ということ。キットを買うときに一緒に買っておけば、安心です!
【今回のポイント】
▼製作時間は約50分です
▼プラスチックケースに穴あけが必要です
▼ビリビリしましょ!
それでは、早速作ってみましょう!

中身はこんな感じ。意外と、部品点数は少なめですね。


基板は、片面。

今回使用する抵抗は、5本あります。
種類は3つ。 こうやって拡大すると違いは分かるのですが、実際作ってみると、迷ったり間違える事が大いにあるので要注意です。

抵抗を取り付けたら、こんな感じになりました。
向きの指定は無いので、好きなように取り付けて下さいね!

これは、トランジスタ。
今回は「C1815」でしたが、説明書を見ると「C945」が入っていることもあるようです。

ここまでが、部品(抵抗/積層セラミックコンデンサ(青い部品です)/トランジスタ(3個あります)/インダクター(大きいぼてっとした部品です))を、説明書通りに挿しこんでハンダ付けしたものです。
そして、電池スナップ、装着!
表側から電池スナップのリードを挿しこんで、裏側でハンダ付けです。
さて、いよいよ難関部分(私にとって)です!
説明書でいうところの、「組立」:(6)「出力線の接続」ですよ!
まずは「A:配線材の先端を加工し基板にハンダ付けしてください」
…まず、ここから迷いました。
配線材が2本あるので、それを基板(OUT)にそれぞれハンダ付けします。するんですが、抵抗に近いところは穴が1箇所に対して、インダクタに近いところは2箇所、穴があるんです。
これ、どっちにさしたら良いんだろう?と迷いました。とりあえず、説明書では左から線が出ているので左に挿しました。
よく判らない時は説明書通りに作りましょう。
さて。次の難関ですよ。
「B:ケースに配線材を通す穴を適当な箇所に空けてください」
配線材を通す穴、ということなので。まずは★プラノギス ポッケ(#19515)で配線材のサイズを測ります。1.4mmですね。
と言うことは、ケースに開ける穴は1.4mmよりも大きな穴を開けないといけません。
と言う訳で今回は、★精密ピンドリル2.0mm(28434)と★電動ハンディドリル(組立キット)(ITEM74041)の2種類を、試しに使ってみようと思います!

まず、穴をあけるところにマーカーで印をつけます。

まずはこちらのピンドリルで穴を開けてみます。
このピンドリルは手動で穴を開ける工具で、ドライバーでネジを回す様にして穴を開けます。

ピンドリルで空けると、こんな感じ。
ピンドリルは安くてお手軽なのが利点です。
でも最初はいいのですが、使っていく内に刃先が丸くなり、穴が開けづらくなります。
また、手動なので穴を開ける素材が少しでも堅くなると力が必要になってとっても大変な作業になってしまうのが難点です。
今回のプラスチックケースはあまり堅くないのでスススッと穴を開けることが出来ました。

次は、タミヤの電気ドリルで開けてみます!
タミヤの電気ドリルは組み立てキットになっているので、自分で作らねばいけませんが、プラモデルの様に簡単に組み立てることが出来ます。
もともと付いてるドリル刃が2.0mmなので今回の工作にもピッタリです!

電動ドリルで空けると、こんな感じ。
電動ドリルは名前の通り電気でドリルを回すので早く、楽に穴を空けることが出来ます!
難点は、電池やモーターが入っている為、手動よりも重い、ということですね。
あとは、割れやすい素材(薄いプラスチックや石など)だと、穴を空ける所から割れてしまう可能性があるので注意が必要、ということです。

手動でも電動でも、開けた穴の見た目は変わらないですが、素材や穴の大きさ、その日の気分に合わせて道具を替えると工作が楽になります。
ただ穴を開けるだけでも、色々なあけ方があるんですね!
みなさんも自分に合った扱いやすいドリルを見つけてくださいね!
そして、まさかの伏兵でした。
「C:アルミ粘着テープを縦長になるように、2枚に切り分けてください」
1枚のアルミテープを半分に折って切ります!
…え、ちょっと待って。
半分に切っても、はみ出すんですけど!?(ここ、伏兵ポイントです)
ということで。
貼る場所(フタを外した状態)のサイズを測り…
テープの幅をカットします。(1.5cmくらいで、ちょうどいい塩梅じゃない!と思ったんですが、甘かったデス)
「D:配線材と接触するように、ケースの周りにアルミ粘着テープを貼ってください」
配線材が長かったので、ガッツリ切ってみました。
そして、周りの被膜を剥きます。ニッパーで剥こうとして、なかなか上手くいかず投げ出しそうになっていたのですが、先輩から「★万能M厚型オルファカッター(203B)を使えばいいよ」と!使い方は「刃の上に電線を転がして切れ目を入れ、皮膜を引っ張って剥く」んだそうです。
そしてこんな便利道具もあります!その名も★ワイヤーストリッパー(P-960)!簡単に剥けちゃいますよ!
アルミ粘着テープは、、めくるとこんな感じなんですよね。裏もアルミ。
なので、剥いた配線材を箱に沿わせて…
テープを貼ります!
………難しいです。
ナニコレ、とってもヨレヨレ。
2回目(反対側)にもチャレンジ。
う、うん、そうですよね!イケルイケル!コンナ感じコンナ感じ!!
…1回目の時点で、薄々気付いていたんです。あ、これ1.5cmでも幅広すぎだわ、と。1.3…いや、もう1cmでも良かったんじゃないのかしら…って。
こういう事を経て、成長ってしていくものなんですよね!きっと!!(違うと思う)
という訳で。
全ての作業が終了しましたー!!やったー!!!長かった…!
電池を電池スナップに取り付けます。
もう、この時点で高電圧発生中!なのです!!
まぁ、アルミテープ部分を触らなければ、ビリビリしないので…
こんなトコや…
あんなトコや…
ほーら、片方だけ触っても、ビリビリこないんですよう!うふふ。
この後、両方触ってみて、思いっきりビリビリなりましたけどね!結構キツイビリビリでしたからね!!(感じ方には個人差があります。)
遊ぶにはかなり面白いキットですが、このビリビリ(静電気がバチッとなるような痛さ)が苦手な人もいます。
かなり驚いちゃうコトもあるので、遊ぶときは注意して使ってくださいね!
ではでは、是非チャレンジしてみてください~!
(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は3月3日です!)
※個数を記入していますが、リンク先ページ内で変更可能です。
[ハンダ付け必須-非マイコン系]
WonderKit製作第4回目は!ゲームキットを作ってみようと思います!

箱を持ったらビリビリして、ビックリ!な箱なんです。(そのまんまやー…)
注意が必要なのは、使用する電池がいつもの単3や単4電池では無く、9Vの電池(★006P角形マンガン電池(6F22UD/1S))、ということ。キットを買うときに一緒に買っておけば、安心です!
【今回のポイント】
▼製作時間は約50分です
▼プラスチックケースに穴あけが必要です
▼ビリビリしましょ!
それでは、早速作ってみましょう!

中身はこんな感じ。意外と、部品点数は少なめですね。


基板は、片面。

今回使用する抵抗は、5本あります。
種類は3つ。 こうやって拡大すると違いは分かるのですが、実際作ってみると、迷ったり間違える事が大いにあるので要注意です。

抵抗を取り付けたら、こんな感じになりました。
向きの指定は無いので、好きなように取り付けて下さいね!

これは、トランジスタ。
今回は「C1815」でしたが、説明書を見ると「C945」が入っていることもあるようです。

ここまでが、部品(抵抗/積層セラミックコンデンサ(青い部品です)/トランジスタ(3個あります)/インダクター(大きいぼてっとした部品です))を、説明書通りに挿しこんでハンダ付けしたものです。

表側から電池スナップのリードを挿しこんで、裏側でハンダ付けです。
さて、いよいよ難関部分(私にとって)です!
説明書でいうところの、「組立」:(6)「出力線の接続」ですよ!
まずは「A:配線材の先端を加工し基板にハンダ付けしてください」
…まず、ここから迷いました。
配線材が2本あるので、それを基板(OUT)にそれぞれハンダ付けします。するんですが、抵抗に近いところは穴が1箇所に対して、インダクタに近いところは2箇所、穴があるんです。

よく判らない時は説明書通りに作りましょう。
さて。次の難関ですよ。
「B:ケースに配線材を通す穴を適当な箇所に空けてください」

と言うことは、ケースに開ける穴は1.4mmよりも大きな穴を開けないといけません。
と言う訳で今回は、★精密ピンドリル2.0mm(28434)と★電動ハンディドリル(組立キット)(ITEM74041)の2種類を、試しに使ってみようと思います!

まず、穴をあけるところにマーカーで印をつけます。

まずはこちらのピンドリルで穴を開けてみます。
このピンドリルは手動で穴を開ける工具で、ドライバーでネジを回す様にして穴を開けます。


ピンドリルは安くてお手軽なのが利点です。
でも最初はいいのですが、使っていく内に刃先が丸くなり、穴が開けづらくなります。
また、手動なので穴を開ける素材が少しでも堅くなると力が必要になってとっても大変な作業になってしまうのが難点です。
今回のプラスチックケースはあまり堅くないのでスススッと穴を開けることが出来ました。

次は、タミヤの電気ドリルで開けてみます!
タミヤの電気ドリルは組み立てキットになっているので、自分で作らねばいけませんが、プラモデルの様に簡単に組み立てることが出来ます。
もともと付いてるドリル刃が2.0mmなので今回の工作にもピッタリです!


電動ドリルは名前の通り電気でドリルを回すので早く、楽に穴を空けることが出来ます!
難点は、電池やモーターが入っている為、手動よりも重い、ということですね。
あとは、割れやすい素材(薄いプラスチックや石など)だと、穴を空ける所から割れてしまう可能性があるので注意が必要、ということです。

手動でも電動でも、開けた穴の見た目は変わらないですが、素材や穴の大きさ、その日の気分に合わせて道具を替えると工作が楽になります。
ただ穴を開けるだけでも、色々なあけ方があるんですね!
みなさんも自分に合った扱いやすいドリルを見つけてくださいね!
そして、まさかの伏兵でした。
「C:アルミ粘着テープを縦長になるように、2枚に切り分けてください」


半分に切っても、はみ出すんですけど!?(ここ、伏兵ポイントです)
ということで。

テープの幅をカットします。(1.5cmくらいで、ちょうどいい塩梅じゃない!と思ったんですが、甘かったデス)
「D:配線材と接触するように、ケースの周りにアルミ粘着テープを貼ってください」

そして、周りの被膜を剥きます。ニッパーで剥こうとして、なかなか上手くいかず投げ出しそうになっていたのですが、先輩から「★万能M厚型オルファカッター(203B)を使えばいいよ」と!使い方は「刃の上に電線を転がして切れ目を入れ、皮膜を引っ張って剥く」んだそうです。
そしてこんな便利道具もあります!その名も★ワイヤーストリッパー(P-960)!簡単に剥けちゃいますよ!

なので、剥いた配線材を箱に沿わせて…
テープを貼ります!

ナニコレ、とってもヨレヨレ。

う、うん、そうですよね!イケルイケル!コンナ感じコンナ感じ!!
…1回目の時点で、薄々気付いていたんです。あ、これ1.5cmでも幅広すぎだわ、と。1.3…いや、もう1cmでも良かったんじゃないのかしら…って。
こういう事を経て、成長ってしていくものなんですよね!きっと!!(違うと思う)
という訳で。
全ての作業が終了しましたー!!やったー!!!長かった…!

もう、この時点で高電圧発生中!なのです!!

こんなトコや…


この後、両方触ってみて、思いっきりビリビリなりましたけどね!結構キツイビリビリでしたからね!!(感じ方には個人差があります。)
遊ぶにはかなり面白いキットですが、このビリビリ(静電気がバチッとなるような痛さ)が苦手な人もいます。
かなり驚いちゃうコトもあるので、遊ぶときは注意して使ってくださいね!
ではでは、是非チャレンジしてみてください~!
(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は3月3日です!)
★記事内で紹介した商品は、こちらから購入できます!★
商品 |
型番 |
個数 |
一括注文 リンク先 |
電子びっくり箱2キット | BRI-2 | 1個 | こちらから→ |
006P角形マンガン電池 | 6F22UD/1S | 1個 | |
プラノギス ポッケ | #19515 | 1個 | |
精密ピンドリル2.0mm | 28434 | 1個 | |
電動ハンディドリル(組立キット) | ITEM74041 | 1個 | |
ワイヤーストリッパー | P-960 | 1個 |
★キット製作時に使用した道具は、こちらから購入できます!★
商品 |
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DASH低価格セラミックヒーターハンダこて15W はんだ付け入門セット |
FX650-84 | 1個 | こちらから→ |
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精密ピンセット/逆作用ピンセット 先細 | TS-16 | 1個 | |
電子工作用ハンダ | SD-63 | 1個 | |
ワイヤーストリッピングゲージ | BBM-WSG | 1個 | |
セラミックヒータータイプ用こて台 | FH300-81 | 1個 |