エレショップblog

半導体・センサー・マイコン・電子工作キットほか、各種電子部品の専門店「共立エレショップ」から主に電子工作の関連情報をお届けします。 http://eleshop.jp/

記事担当:共立プロダクツ
ハンダ付け必要-マイコン系

今回は「★LEDフラッシャーを改造してみよう」の続きとなります。引き続きよろしくお願いいたします。

前回は勢いにまかせて配線作業までを一気に進めていきましたが、ここで7セグメントLEDについて簡単におさらいしたいと思います。

7セグメントLED
一般的な7セグメントLEDは、数字をつくるための7本の直線と、小数点などの表現に使える小さな点が右下についているものが多いです。ほとんどのメーカーでは、a~gという名前がついています。小数点はここではDPという名前で呼びます。
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今回使う1桁タイプの部品では、中に8個のLEDが入っています。

LEDは単体のものだと2本足なので、全部を分離させると2×8=ピン16本となるはずですが、ピン数を少なくするために8個のLEDの片側同士がつながっています。 アノード(A)側がつながっている物をアノードコモン、カソード(K)側がつながっている物をカソードコモンといいます。(内部の配線が違うと回路の組み方が変わるので、選ぶ際は表記をよくご確認ください)

今回使う7セグはアノードコモンです。データシートで具体的なピン配列を確認するとこんな感じ。ピンは全10本で、各LEDのカソードが8本と、まとまったアノードは分岐して2箇所から出ています。
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数字の形に光らせるには?
a~gの7つあるセグメントのオンにする場所とオフにする場所を変えてやると、0~9の数字の形をつくることができます。

例えば

・「0」は、aとbとcとdとeとf のセグメントをオン
・「1」は、bとc のセグメントをオン
・「2」は、aとbとdとeとg のセグメントをオン

という具合です。

絵に描いて、各数字のオンにするセグメントをあらかじめ調べておきます。
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任意のLEDのオンオフを指定することは、16LEDフラッシャーに内蔵されたパターンだけではできません。 そこで、「★説明書」のモード一覧の最後に書かれている「シリアル数値入力」という特殊なモードを使います。
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このモードは、別売の「★USB-シリアル変換ケーブル」を使ってPCなどからLEDのオンオフ情報を命令として送ることで、指定した場所のLEDを点灯することができるものです。
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「★説明書」には詳しい手順がいろいろと書いてありますが…
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要するにこういうことです。
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ちょっと乱暴ですが、PCなどの外部機器からLEDをどのように点灯させるかを直接指定できるということです。あくまでもイメージとしては。

ちなみに、フラッシャー基板が理解できる命令は決まった形になっているので、それを守ってくださいね~ということが説明書に書かれています。
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前回「LEDを全部外したフラッシャー基板」と「7セグ」をハンダ付けする時に、どこにどのLEDをつなぐかは自分で決めていいという説明をしましたが、今回は 下図のような順番になるように配線しました。
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この配列に合わせて、PCから送る点灯データを用意してあげればOKです。

遂に完成!
社内にあった端材やアクリル板などを集めて、7セグ表示板とLEDフラッシャー基板を前後に重ねて垂直に立てた「簡易ディスプレイ台」を組んでみました。
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裏面には電源用のUSBケーブルと、シリアル通信のケーブルが出ています。
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それぞれ、モバイルバッテリーとPCに接続します。
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とりあえず、ちゃんと動くか確認するために「00」から1秒ごとに数字を増やしていくプログラムを用意してみました。

PC上で実行開始すると…


無事動いているようです。よかった!

配線とプログラムは無事うまくいったのですが、最初に作った台座が軽すぎて倒れてしまったので、何事もなかったように作り直したのは内緒です。

これだけだとただのストップウォッチですが、数字を出しているのはPC側のソフトウェアなので、プログラミング次第でいろいろな用途に使える数字表示器に仕上げることができると思います。


今回のまとめ
「★16LEDフラッシャーキット」基板の応用モードであるシリアル通信で任意のLEDの点灯制御を行う実験を行いました。既存のキットの改造で(と言うには余りにも大変な気もしますが)、7セグメントLEDの制御も出来ますよ!というご紹介でした。

もちろんここまで大がかりなことをしなくても、基板外に引き出したLEDをランダム点滅やナイ○ライダー風の内蔵点灯パターンで光らせることで、色々なオリジナル照明の製作に使えると思います。

キット自体もそれなりに“組みごたえ”があるので、ハンダ付けを練習したい方、無心でハンダ付けに励みたい方にもオススメいたします。

皆さまも素敵なLチカライフをお楽しみください!


おまけ
16LEDフラッシャー基板のモード設定を「シリアル数値入力」以外にすると、もちろんLEDは元の基板と同じ挙動で光ります。

適当にランダムに光るモードを選んで、消えるときの残像効果も少し付けてやると…


…なんかSF映画とかに出てくる、よくわからない研究所とかコックピットの計器類にありそうな演出に見えてくるのは私だけでしょうか。

いや、どちらかというと90年代バラエティ番組っぽいチープさがあるような気がしないでもない。うーむ。まあいいか。


(記事:ONE)
更新予定:毎週木曜日(次回は6月20日です!) 

記事担当:共立プロダクツ
ハンダ付け必要-マイコン系

当社共立プロダクツより発売中の「★16LEDフラッシャー」
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過去に当ブログ記事では、16個のLEDがランダムに光るパターンを利用してミニチュアツリー上に散らしてクリスマス装飾を作ったこともあります。

▼キット応用記事

このキットは、LEDの「制御回路」と「ドライバ回路」があらかじめ基板上に16個分内蔵されているので、LEDだけを基板外に引き出せばいろいろな用途に応用できるのです。普通に組み立てるよりも多少難しくなりますが、腕に自信のある方はぜひトライしてみてください。

今回はこれを使って、もう少しDEEPな応用をしていこうと思います。

突然ですが…皆さま、7セグメントLEDはお好きですか?
私は大好きです!!!
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いわゆる「デジタルの数字」という表現がなされることが多いヤツでございます。

縦棒と横棒たった7本だけで算用数字を表す、無駄のないデザインのディスプレイ装置。 現代生活では毎日最低一度は目にするといっても過言ではないかもしれません。
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当店「共立エレショップ」でも、多数の「★7セグメントLED」を取り扱っています。特にデジット蔵出しセールの【限定特価品】は、数量が多く単価が安いのでとにかく大量に使いたい方にオススメです。

キットの改造
まずは工作を全部済ませてしまうことにします。

今回用意したのは、社内にあったLEDフラッシャー基板(赤色モデル)。説明書通りに組み立てたものです。(赤色以外でもOKです)
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まずはキット基板上の16個のLEDを取り外します。
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全部取れました。(外したLEDは、元に戻したい時のために残しておきましょう。よく光るので、もちろん他の工作に使っても◎)
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LEDを基板の外に引き出すための電線を用意します。 使う配線材は何でもいいのですが、複数の線が平行につながったフラットケーブルがオススメです。


★「抵抗のカラーコードの読み方」でおなじみの10色に色分けされているので、配線ミスも予防できるかもしれません。
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LEDそれぞれの「カソード(K)」と書かれた側に配線の片側をつなぎます。
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キット基板は一旦置いて、7セグLEDの用意をします。LEDは16本つながるので、「セグメント7本+小数点」の計8本セットを2桁ぶん制御できます

社内をさがしてみると丁度よい大きさのものを見つけたので、手ごろなユニバーサル基板にハンダ付けしました。※必ずアノードコモンタイプのものを使用してください
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2桁の7セグLEDどうしの「アノードコモン」端子を基板上で接続しておきます。 こうすることで、2桁の7セグに入った16個のLEDのアノードが全てつながった状態になります。
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7セグLEDのアノードコモン端子につなぐ、+5Vの電源をキット基板に供給する必要があるので、キット基板から借りてくることにします。 いずれかのLEDの「アノード(A)」から追加で1本配線をします。
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7セグメントLEDのデータシートで「セグメントの位置とピン番号の関係」を確認し、LED個別のカソード16本と共通アノード(+5V)が1本、計17本を配線します。
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16本のカソードは7セグのどのセグメントにつなぐかは自由に決めることができますが、あとでどこにつないだかわかりやすいように規則的に配線していきます。

配線量としては多くないのですが、間違えないようにメモをとりながら配線していきます。
終わったらダブルチェック推奨。
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全体像はこうなりました。
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今週はこのへんで時間切れ。

下準備だけで終わってしまいました。次回は組み立てと制御をやっていくことにしたいと思います。
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次回へ続く!

(記事:ONE)
更新予定:毎週木曜日(次回は6月13日です!) 

記事担当:
ハンダ付け必要-非マイコン系


当社の店頭にはエレショップに掲載しきれていない商品が山ほどあります。

その中で、とくに諸事情により掲載が難しい商品をピックアップしてご紹介いたします。
※掲載している価格は、2024年5月30日現在のものとなっております。
 価格が変動する可能性がございますので、ご了承ください。

当ブログでご紹介する商品は、エレショップでお求めいただける方法を最後にご紹介いたします。

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■大型トロイダルコア各種■

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型番:T300-2D(左)
店頭販売価格:¥2,000(税込)
◆仕様
・外径約77mm
・内径約49mm
・厚み:約24.5mm

型番:T520-2(中央)
店頭販売価格:¥7,000(税込)
◆仕様
・外径約132mm
・内径約78mm
・厚み:約20.3mm

型番:T650-2(右)
店頭販売価格:¥25,000(税込)
◆仕様
・外径約165mm
・内径約88mm
・厚み:約1mm

大型トロイダルコアがあたかも大理石のような模様のように見えますが、
ショーケース越しに大型トロイダルコアを撮影しており、
店舗の床がガラスに映り込んでいるためでありまして、通常のトロイダルコア同様単色でございます。

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■中古ブロックコンデンサ バンド付■

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店頭販売価格:特価¥500(税込)

◆仕様
・耐圧:80V
・静電容量:0.1F(100000μF)

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■中古ブロックコンデンサ バンド付■

画像3

店頭販売価格:特価¥330(税込)

◆仕様
・状態不明
・仕様不明のものもあります
※耐圧、容量の指定できません

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■磐城無線研究所 薄型抵抗器■

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店頭販売価格:特価¥1,000(税込)

◆仕様
・型番:RF220S
・電力:220W
・抵抗値:12.5Ω

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■東洋計器 アナログメーター■

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店頭販売価格:特価¥1,100(税込)

◆仕様
・型番:DCF-10
・測定電流:DC1mA(実測値)

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■平ベルト 径いろいろ■

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店頭販売価格:各 特価¥110(税込)

◆仕様
・幅:2mm / 3mm / 4mm / 5mm / 6mm
※径の指定できません

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■エンコーダプレート■

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こんなマニアックなパーツもございます!

◆仕様
・窓数:18
・内径:1.6mm
・外径:7mm
・店頭販売価格:¥125(税込)

・窓数:100
・内径:3mm
・外径:22mm
・店頭販売価格:¥185(税込)

・窓数:100
・内径:8mm
・外径:25mm
・店頭販売価格:¥225(税込)

・窓数:100
・内径:8mm
・外径:35mm
・店頭販売価格:¥305(税込)

・窓数:10
・内径:3mm
・外径:22mm
・店頭販売価格:¥185(税込)

・窓数:100
・内径:8mm
・外径:20mm
・店頭販売価格:¥185(税込)

・窓数:100
・内径:8mm
・外径:30mm
・店頭販売価格:¥265(税込)

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【お求め方法】

共立エレショップの左の上にある「未登録商品の注文」からご注文いただけます。

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「未登録商品の注文」については過去のブログエントリでご紹介いたしておりますのでご参照ください。

電工女子★エレショップに掲載されていない商品を買いたい場合の裏技紹介★
https://eleshop.blog.jp/archives/40067031.html


【商品について】
デジットの取り扱い商品のため、在庫状況は店舗へご確認ください

・デジット:06-6644-4555

営業時間【定休日:なし】
 月~土曜:10:30~19:30
 日・祝日:10:00~19:00



(記事:えて吉)
更新予定:毎週木曜日(次回は6月6日です!) 

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