エレショップblog

半導体・センサー・マイコン・電子工作キットほか、各種電子部品の専門店「共立エレショップ」から主に電子工作の関連情報をお届けします。 http://eleshop.jp/

カテゴリ: ハンダ付け必須/非マイコン系

記事担当:
ハンダ付け必要-非マイコン系



HET-ON4-2-33


ちなみに先週までの記事は、こちら。
★「電工女子、WonderKitで工作します!(第32弾:フィルムヒーター制御基板【キット】です)★1」

今週は、先週予告した通りこのキットをケースに組み込みたいと思います。

HET-ON4-3-01

なんで今回キットをケースに入れようかと思ったかと言うと、説明書にケース加工と組立方が詳しく書かれていたからなんです。

HET-ON4-3-02
↑の説明書に書かれているURL(QRコードも同じ)の先にはPDFになった説明書があります。
キットに付属している説明書のあとにケース加工、組み込みに関する説明があります。
HET-ON4-3-06
オススメケースの型番まで書かれてるので、これは案外楽そうなのかも、と思ったりなんかしちゃったりした訳です。

と言う訳で、
HET-ON4-3-03
ドン!!

取り出しますは、加工済みケースでございます。
実はすでに加工済みのケースが手元にあったんですね。
だからケース加工も記事にしようと思ったんです。
なんか時間の短い料理番組みたいですね!

四角い穴とかタップを切るとか、かなり大変そうなので、誰かが加工をしてくれるのは助かりますね。


ちなみに共立エレショップではタカチのケースについて加工を受け付けてます
手書きの図面でも寸法さえきちんと入っていれば見積可能です。
詳しくはこちら

では早速組立てていきましょう!

まずはケースに電源コードとUSBケーブルを通します
電源用に用意したのはコレ↓
HET-ON4-3-07
★「DC2.1φジャック付きケーブル/1.8m / #15」とケーブルグランド「RMW8L-4S」です。
まずはコードをケーブルグランドに通します。
HET-ON4-3-08

防水タイプのケーブルグランドなのでゴムブッシュが付いていて、そこにコードを通すのがちょっと大変ですけど頑張ればなんとかなります。
コードを通したらケーブルグランドを組立てて準備完了です。
HET-ON4-3-09

同じ要領でUSBケーブルにもケーブルグランドを通します
HET-ON4-3-10
この時大きい方のUSBプラグ(A型)は切り落とさないとケーブルグランドに通りません。
でも安心してください。USBプラグを切り落としても基板には端子台を使ってつなぐことができます。
プラグを切ったあとは中の電線を取り出しておきましょう。

ケーブルの用意ができたらケーブルグランドをケースに取り付けます。
HET-ON4-3-11 HET-ON4-3-12
穴を1箇所開けた方に電源コードを、2箇所開けた方にUSBケーブルを取り付けます。
ケーブルグランドをカッチリと組立ててしまうと電線が固定されて長さの調節ができなくなるので、軽く組んでおいた方が楽です。

これで電線の準備は完了です。
次は基板を取り付けます。
用意するのは★M2×5のタッピングネジ4本★M3ナット2個
HET-ON4-3-13
このナット、何に使うかと言うと、基板の下の敷いて基板を浮かせるためなんだそうです。
HET-ON4-3-14
スペーサーとして使うってことなんですね。
ちなみにナットを入れるのはUSBケーブル側です。
これを逆にするとケースが閉まらなくなるので要注意ですよ!(経験済)

ちなみにこのナット。
ケースの上においてもすぐ落ちるし、タッピングネジにも引っかからないのですぐ落ちるしで何度やってもうまく取り付けることができませんでした。
叫びそうになった寸前、良い方法をひらめきました。
HET-ON4-3-15
セロテープで止めました。
今までも、電工女子のイベントでマスキングテープを使ってナットを固定したりしてましたもんね!
セロテープでナットを基板に止めて、ケースにネジ止め。
ネジ止めが終わったらセローテプを引っ張って取り除いてこれでヨシ!です。
基板裏に残ったテープは見えないので問題無いですよ!きっと。
HET-ON4-3-16
こんな感じでバッチリナットがはまってます。

基板を止め終わったらケーブルを配線します。
まずは電源コードから。
HET-ON4-3-17
USBコネクタの間にある端子台にコードを取付けます。
基板に+-が書かれているので間違えないように取付けてくださいね。
取付けが終わったら外からケーブルを引っ張ってたるんだ部分をスッキリさせましょう。
HET-ON4-3-18
ケーブルグランドがカッチリと組立てられてるとコードを引っ張ってもびくともしないので、緩めてから引っ張ってくださいね。

次はUSBケーブルです。
HET-ON4-3-19
こちらはコードの色によって取り付けるところが決まっています
説明書をよく見て取付けてください。
ちなみにUSBケーブルを取り付けるところはスペースが殆どないので、長めに中のコードを出しておく必要があります。
中のコードも被覆をむきすぎると銅線同士が接触してしまうのでご注意を。
HET-ON4-3-20
取付が終わったらケースの中に収まるようケーブルを外から引っ張って整えてください。

これで配線も完了です。
ではケースのフタを締めます。
HET-ON4-3-21
完成!!なんだかとってもいい感じ!
最後に市販されている樹脂製の保護フィルムシートを上から貼ると、防水仕様になります!
ケースは防水仕様のものを選んであるので、屋外でも使えます。
この状態にしておけば寒い屋外でもヌクヌクと暖を取ることができますね。


皆さんもぜひ、ケース加工までしてみてくださいね♪

(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は10月28日です!) 

記事担当:
ハンダ付け必要-非マイコン系


今週は先週の続き。★「フィルムヒーター制御基板【キット】 / HET-ON4」を完成させようと思います!

ちなみに先週の記事は、こちら。
★「電工女子、WonderKitで工作します!(第32弾:フィルムヒーター制御基板【キット】です)★1」

完成イメージは↓
heton4aHET-ON4-1-29

先週まで6割くらいまで部品を取付終わりました↑

このキットは付属のフィルムヒーターを5~70℃の範囲で温めることが出来るキットでしたね。
完成がとっても楽しみなのです。

さて、では先週の続きから。
まずは、FET
HET-ON4-2-1HET-ON4-2-2HET-ON4-2-3
基板に描かれている突起部分とFETの放熱器(金属板)側をが同じ方向に来るように取り付けます。

気を付けないといけないのは、FETの足間隔が狭いのでハンダを盛りすぎると隣の足とハンダがくっついてしまうんですねー…。
HET-ON4-2-4HET-ON4-2-5
↑こんな風になってしまったら、★「ハンダ吸取線 1.5mm幅[RoHS] / CP-1515」などを使ってくっついてしまったハンダを吸い取りましょう
cp1515a
ということで、ここまででこんな感じ。
HET-ON4-2-6HET-ON4-2-7



次は、DCジャック
HET-ON4-2-8HET-ON4-2-9HET-ON4-2-10
ハンダ面が大きいので、コッチはハンダをモリモリ盛りましょう。


さて、次は、7セグメントLEDです。
前回「何に使うのかとんと想像がつかない、つるっとした小さな基板が3枚」と言っていた基板。今回ようやくこの謎の基板を使います!
説明書にも書いているんですが、このつるっとした基板、プッシュスイッチとの高さを合わせるための基板なんですって!
HET-ON4-1-6HET-ON4-2-11HET-ON4-2-12
つまり下駄というか踏み台というか、スペーサーとして基板を使うんですね。

つるっと基板をはめていない時~
HET-ON4-2-13HET-ON4-2-14
プッシュスイッチとLEDに高さの差が出てますね。

つるっと基板をはめた時~
HET-ON4-2-15HET-ON4-2-17HET-ON4-2-16
プッシュスイッチとLEDの高さが同じになりました。
同じ高さにすることで、ケースに組み込んだ時、操作面と表示面を合わせることが出来ます。
なーるーほーどー!!!
ちなみに、高さを出したことによって、ハンダ付けするときのリード(足)がめちゃくちゃ短くなります。
HET-ON4-2-18
ハンダ付けが少ししにくくなっているので、慎重に作業してくださいね。


次は、プッシュスイッチ
HET-ON4-2-19
「SW1」は青色、「SW2」は赤色です。
ちなみに、取付位置を間違えても、スイッチの色がついているパーツ(キートップ)は、上に引っ張ると外すことが出来ます。安心してくださいね♪


さて、もうすぐ終わり!ICの取り付けです。
HET-ON4-2-20HET-ON4-2-21HET-ON4-2-22
ICの凹みとICソケットの凹みをあわせて取り付けてくださいね。

ICの足は少し広がっていてソケットに入れにくいと思うので、机に足を押し付けて少し内側に入れるか、★「ピンそろった[RoHS] / ICS-01」を使いましょうね。
ics01a



最後は、ヒーターユニットを取り付けて完成です!!
HET-ON4-2-23HET-ON4-2-24



作業的には30分かかりませんでした。

ではでは、動作確認をしましょう!!
まずは電源を用意しましょう。
ヒーターを1個使う時と2個使う時で消費電流が違うので、用意するACアダプタが異なります。
今回オカポンはヒーターを1個使うので、12V1.2A以上、プラグがφ2.1センタープラスのACアダプタが必要になります。
おすすめACアダプタは★「ACアダプタ DC12V 2A / WA-12200X-1」です。
WA12200X1a

ヒーターを2個使う時は、2.4A以上のACアダプタを用意してくださいね。


では、接続してみよう~!の前に。
温度を写真でお伝えするのが難しいので、温度を数字で見ることが出来る放射温度計を使おうと思います。
とりあえず、試しでホットコーヒーの温度を測ります。
HET-ON4-2-25
63.2℃!飲みやすい温度ですね。オカポンは熱くて飲めませんが。


では、ACアダプタをキットに接続してみます
HET-ON4-2-26HET-ON4-2-27
「27」という数字が出ました。
電源を入れると、環境温度が表示されるそうです。
なので、27℃が環境温度、という事ですね。
HET-ON4-2-29HET-ON4-2-28
放射温度計でヒーターユニットを測ってみたところ「27.5℃」と出ました。
だいたい合ってるようです。


では、ヒーターユニットの温度設定値を上げます
HET-ON4-2-30
赤いボタンを押すと、温度が1℃ずつ上がっていきます。押し続けると、高速で数字が変化します。


では、温度設定値を50℃にしてみます。
HET-ON4-2-31
触ると結構熱い温度です。

HET-ON4-2-33
現在49℃。
設定温度まで達していないので、左側の赤LEDが光っています
このLEDが光っている時はヒーターを温めている時なんだそうです。
7セグメントLEDの1桁目のドットも点灯していますね。

HET-ON4-2-32
51℃。設定温度を超えたので、左側の赤LEDが消えました
ヒーターへの給電を止めた状態です。
7セグメントLEDの1桁目のドットも消えていますね。

動作チェックは、これでOKです!
ちゃんと動作して安心しました。

それにしても。
50℃でも結構熱いんですが、これが70℃まで上げれるって、どうなるんだろう…?と思っていたのですが、使う場所の温度が低ければ、周りの温度の影響でヒーターもそこまで上がらないようです。
なるほどね。


来週は説明書にも記載されているケースへの組み込みを試してみようと思います。


皆さんもぜひ作ってみてくださいね♪

(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は10月21日です!) 

記事担当:
ハンダ付け必要-非マイコン系


最近涼しくなってきて、街ゆく人の服装も秋らしくなってきた今日この頃。
オカポン的にはまだまだ暑いんじゃーい!とTシャツ愛用ですが、言うても今年も残り3ヶ月…えっ、本当に?

と言う訳で今回は、これからの時期にピッタリ!でも使い方が想像できてない!な、ワンダーキット(WonderKit)のキット★「フィルムヒーター制御基板【キット】 / HET-ON4」を作ろうと思います!!
heton4a

商品紹介はこちら
『温度センサーと一体化したヒーターユニットにより設定した温度に応じてフィルムヒーターをON/OFFする制御基板です。
温度設定は5~70℃までの範囲で設定することができます。またPWM制御により、設定値付近の温度に近づくと自動で電力を制御し、ゆるやかに設定温度に近づける制御を行います。』

5~70℃の範囲に温めることが出来る・・・本当に??
もし本当だったら冬に大活躍しそう!
ということで、真相を確かめるべくこのキットを作ってみようと思います!

では恒例のパッケージ紹介
HET-ON4-1-1
パッケージはいつものワンダーキットですね。

セットの中身はこちら。
HET-ON4-1-2
細かい部材がもりもりと入っています。
フィルムヒーターと、USBケーブル!?
どうやらフィルムヒーターと基板はUSBケーブルで繋ぐみたいです。
それはなんか、新しい!

で、基板はこんな感じ。
HET-ON4-1-3HET-ON4-1-4
なんと言うかツルッとしてますね。
部材が小型だからなのか、ランドも小さめな気がします。
HET-ON4-1-5
これはハンダ付けが手強そうな予感・・・

気になったのはこの何に使うのかとんと想像がつかない、つるっとした小さな基板が3枚・・・。
HET-ON4-1-6
はてさて何に使うのやら。


では、ハンダ付け開始です!
まずは、おなじみ小型抵抗
HET-ON4-1-7HET-ON4-1-8HET-ON4-1-9
本体が小さい分、抵抗のカラーコードが判別しにくいのですが、★ルーペ★「ヘルピングハンズアクリルレンズ付2爪 / 3419」でチェックしましょう!
今回は、誤差1%の金属皮膜抵抗なんかもあったります。
HET-ON4-1-10
これまたカラーコードが読みづらい!ホント、ルーペ必須です。

という事で、全部ハンダ付けしたらこんな感じ。
HET-ON4-1-11
オカポン、15分ほどかかりました…。


次は、ダイオード
向きがあるんでした。
HET-ON4-1-12HET-ON4-1-13HET-ON4-1-14
ダイオード本体の黒い帯と、基板の白い帯をあわせましょうね。

積層セラミックコンデンサは、取り付け方向無し。
HET-ON4-1-15
ササッと取り付けちゃいましょう!

ICソケットは、取り付け方向有りです。
HET-ON4-1-16
部品のくぼみと、基板の凹みをあわせて取り付けします。

次はLED
これも取り付け方向があります
HET-ON4-1-17HET-ON4-1-18HET-ON4-1-19
足が長い方がアノード(+)です。
基板に「A」と書いている方にLEDの長い方の足を挿し込みましょう。

次は、USBコネクタ
HET-ON4-1-20HET-ON4-1-21HET-ON4-1-22
まっすぐ挿し込みましょう!

次は、電解コンデンサ
ちょっと分かりにくいのですが、説明書に取り付け方向が書いているので、参考にしてくださいね。
HET-ON4-1-23HET-ON4-1-24HET-ON4-1-25
基板にはプラスマイナスがうっすら書かれている(ランドで潰れている…?)ので要注意です!

次は、三端子レギュレータ
HET-ON4-1-26
向きがあります
基板に描かれている形に合わせて組み込んでくださいね。


次は、青色コネクタ
HET-ON4-1-27HET-ON4-1-28HET-ON4-1-29
線材を取り付ける口が、基板の外側を向くように取り付けてくださいね。


ということで、現在こんな感じ。
HET-ON4-1-30



作業的には約1時間程度。
まだまだ作業途中ですが、時間が来たので、今回はここまで!
次回作業の続きに取り掛かろうと思います。


皆さんもぜひ作ってみてくださいね♪

(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は10月14日です!) 

記事担当:共立プロダクツ
ハンダ付け必要-非マイコン系


毎年夏休みや冬休みの終わりの頃に
「はんだ付けが上手くできたかわからない」「作ったキットが動かない」
「休みの課題提出に間に合わない」と言ったご相談が増えるのです。
今年の8月も増えました。
タッチセンサー

そこでブログも初心に戻り一度キットの組み立て、ハンダ付けの仕方を書こうかと思います。
工具

使用するキットはこちら。★「タッチセンサ2 / SW-104」
まずキット開封時には必ず説明書を見ましょう。
個人的な感想ですが、熟練された方ほどちゃんと説明書に目を通されてるかと思います。

説明書正しいはんだ


一通り読み終えたら部品点数の間違いがないか確認しましょう。
部品があちらこちらにいかないように小皿等を用意できると便利です。
この時点で欠品の確認をしないと、作ってる最中に部品が見当たらない時に途方に暮れます。
中身確認小皿2

作る流れと部品点数の間違えがない事に確認出来たらLet's tryです。
最初は抵抗やダイオードのような付けた時に高さの低いものからです。
物によってはこのようなテープがついてる物があります。
ニッパーで棒の部分を切っても紙から抜いても大丈夫です。

抵抗抜き方抵抗取ったあと

抵抗にある色の線で抵抗値を表しています。
「抵抗 カラーコード」で検索して頂くと詳しく出てきますが
今回は超入門で行きたいので割愛します。
(ここで頭がこんがらがって心折れてはダメなので慣れれば覚えましょう)

最初の問題点です。。。
抵抗の棒どう曲げましょうか、、、
抵抗取ったあと2


もちろん指で曲げても問題ありません。浮いていてもハンダ付け出来てれば動きます。

ういてる

実はこういう工具(★「リードベンダー[RoHS] / RB-5」)があると綺麗にできます。

サンハヤト-RB-5-

そして、これからは棒ではなくリードと呼びましょう。
これで超入門から入門にレベルアップできます。
アシと呼ぶとさらに通っぽいかも知れませんが好みの問題です。


なぜ高さの低いものからハンダ付けするのかと言うと
ハンダ付けをする際に基板を裏向けるのでその方が基板が安定します。
基板がまっすぐな方が、ハンダ付けしやすいですよね。
ハンダ本番


ニッパーでリードを切るときは周りに切れ端が飛んでいかないように注意しましょう。

ハンダ後

抵抗のカラーコードは方向を表してる訳でないので、揃えなくても動作に問題はありません。
揃えた方が見栄えは良いです。R5のところ気になりませんか?

抵抗並び

ダイオードは方向性があるので気をつけましょう。
説明書にもあるように線の方向に注意です。

方向性

抵抗やダイオードが終わるともう少し背の高い部品を取り付けてみましょう。
セラミックコンデンサの数字は値を表してますが、こちらも抵抗と同じく入門向けってことで
割愛させていただきます。


セラコン

セラミックコンデンサも表裏を気にしなくていいですけど、後で値の確認ができる事を思えば、数字が書いてる方を見えるようにした方が、わかりやすいですよね。
動作には関係ありません。気にするほどではありません。好みの問題です。

文字見える文字見えない

LEDや電解コンデンサもつけてみましょう。
この辺の部材はリードの長い方がプラス側になります。
「全ての部品がそうです」とは言い切れませんが、今のところ逆の設定に出会ったことはありません。

あしながい

今回トランジスタは表裏あるので注意してください。
(つけ間違いの修理依頼、たまにあります。)
基板のマークの形と本体の形確認してください。

半月半月型

この辺になると抵抗やダイオードの頃より隣との隙間がなくハンダ付けが難しくなってきます。

狭いでしょ

横着していっぱい刺してからハンダしようとすると、もう大変です。

横着はあかん

横着と言えば小手先はたまには掃除してあげましょう。
綺麗な小手先はハンダ付けのやり易さが格段に違います。

小手先

あと注意点としまして、ここまで進むと相当な量のリードの切れ端があるはずです。
床に落とす前にちゃんとまとめて捨てましょう。
踏むとかなり危ないです。知らずに踏むとご家族、友人が激怒します。

リード

ここまで出来てくるとそろそろ一回は「隣のハンダとくっついた」というアクシデントに遭遇するのではないでしょうか?
ハンダ吸取線も吸取器も初めてのハンダ付けの時にまだありませんよね。
そんな時に試してみてください。綺麗な状態の小手先でくっついたハンダの真ん中をスパっと切ってみる感じで参考動画です。


今回のキットのもう一つの山場と言えば、こんな大きい穴みたいなハンダ付け。

大きいはんだ

今までのハンダ付けより明らかに大きい穴が空いてますよね。
でもやり方は同じです。基板を裏向けて安定させて小手先をあててハンダを流し込みます。


これで完成ですね。最後に基板の表裏の確認です。

完成表完成裏

今回作ったキットは少し部品点数も多いですが、色々なハンダ付けができるキットでした。

夏休みや冬休みの終わりにギリギリでご連絡頂くより少し余裕を持った時期のほうが
我々もお手伝いできることが多いと思います。

そして弊社にはキットの組立サポートもございますので、そちらも是非ご利用ください(笑)

しかし本当はご自分でご家族で組み立てて頂いて楽しんで頂きたいと思います。
ハンダ付けの仕方の動画、撮影の見たい角度の意見等ございましたら

次回の参考にさせて頂きますのでご意見宜しくお願いします。


担当:みっきー

記事担当:
ハンダ付け必要-非マイコン系

今週は、題名にもあるように、キーボードを接続するケーブルを作ってみたいと思います!

しかしキーボードを接続するケーブルってどゆこと?と思った方もいらっしゃるはず。
そう、オカポン実は自作キーボードを作って(約3年前に着手してその後なぜか放置)最近やっと使い始めたんです!
jisaku-cable-1

左右に分かれているキーボードを使ったのも初めてなのでまだちょっと慣れないんですが、打ちやすいのは確か。手の疲れはかなり軽減されてる実感があります。
で、今まではキーボードに慣れることでいっぱいいっぱいだったんですが、最近よく思うことが出てきまして。

今使っているケーブルなんですが、ちょっと長い。のと、プラグがストレートタイプなので真横に突き出てて存在感がすごい。ちょっと邪魔。
jisaku-cable-2
コネクタはL型にしてスッキリしたいなぁ・・・。ケーブルはもう少し短い方が良いかなぁ・・・。
そうだ、欲しいモノは自分で作ればいいじゃない!
今までやったことないし、せっかくの機会なのでケーブルも自作してみましょう!!
という流れでした。

今回ケーブルを作るのに使用した部材はこちら。
φ3.5mm L型ステレオプラグ / NTP3RC ×2個
シールドスリムロボットケーブル2C / KRT-SW AWG28x2C



「3.5mmφステレオ(プラグ)」は色々と種類・金額の異なる商品があるんですが、オカポンが選んだのはNEUTRIK(ノイトリック)の★「φ3.5mm L型ステレオプラグ / NTP3RCです。
シルバーのボディが格好いいし、本体のサイズが結構小さ目なので、すっきり見えるかな~と。
ただ、お値段お高め。
ntp3rc
¥509(税込) (2021.08.19現在)
でもせっかくの自作ケーブルなので、ちょっとコダワリたいよね!
ってコトで決定しました。


ケーブルもたくさん種類があって迷いました。
今回選んだ★「シールドスリムロボットケーブル2C / KRT-SW AWG28x2C少し細めのケーブルです。
このケーブルにした理由は、『ロボットケーブル』と言う名前の通り曲げに強くて細め、というところ。
今回使うプラグ『NTP3RC』のケーブルを入れるところが細いので、少し細めの方が組み立てやすいのかな、と。
krtsw2c
¥240(税込) (2021.08.19現在)


ケーブルでもう一方どっちにしようか悩んでいたのは「スパイラルシールドケーブル0.2SQ 1m / MVVS-SP 0.2SQx2C」。
こちらはロボットケーブルよりも少し太めです。
一般的なシールド線でイヤホンとかのオーディオから信号線など幅広く使われていて、芯線もそれなりに太さがあるのでプラグへのハンダ付けはしやすそう。
ケーブル自体は固いので短いと取り回しがしづらいかもですけど、その代わり安い、のが魅力。
mvvssp02sqx2c
¥130(税込) (2021.08.19現在)
この辺りはお財布との相談というか、好みの問題だと思います。


ということで、今回使用する部材のみのトータル金額は・・・
¥1,258(税込) (2021.08.19現在)
これが安いのか高いのかはその人の価値観による、としか言えません。
オカポンは正直、高い、と思いました。

ちなみに。
実は完成品の「両端φ3.5mmステレオプラグケ-ブル L型 OFC 金メッキ 15cm [RoHS] / SS-015AA」なんてものがあります。ケーブルの長さは、15cm。
ただ、ケーブルは硬めなので取り回しはしづらいかも。しかし、お値段はかなり安いです。
ss015aaa
¥163(税込) (2021.08.19現在)
こう言う完成ケーブルを使うのが一番賢い選択なんでしょうけど、解ってても自分好みのモノを自作したい!と言うのがものづくり人ですよね!


さて、では実際どうやって作るんだろう・・・?とつまずきかけましたが、NEUTRIK(ノイトリック)の商品ページに組み立て方のPDFが載っていました!英語でしたが。。。
商品ページ(NEUTRIK(ノイトリック)HP)
 ※ダウンロードの「Assembly Instruction - 3.5 mm Tiny Plug, right angle / NTP3RC」

ということで、これに倣って、作っていこうと思います!
まずは★「φ3.5mm L型ステレオプラグ / NTP3RC」の中身の確認。
jisaku-cable-3jisaku-cable-4


(1)ケーブルにブーツを通します。
jisaku-cable-5jisaku-cable-6jisaku-cable-7

ブーツの穴が小さすぎて、ケーブル入らないでしょう!?となったんですが、ケーブルを通すところは柔らかいゴムなのでググッと押し込めば問題無く装着できました
ちなみにこの工程を忘れるとプラグは組み立てられません。
ハンダ付けした後で気付くと絶望感と徒労感がスゴイので必ず忘れないようにブーツを通しておきましょう。


(2)ケーブルをハンダ付けするためにカット&ストリップします。
まずは、カッターでぐるりと被膜に切り込みを入れます。そこまで力を入れなくても、柔らかいので簡単に剥けます。
jisaku-cable-8jisaku-cable-9
切り込みを入れたら軽く引っ張るだけで被覆は取れます。
切り込みが浅いと被覆は取れませんし、切り込みが深すぎるとシールまで切ってしまうので要注意です。


被覆を剥いたら出てくる銅線(これがシールド)をよじってまとめます。
jisaku-cable-10jisaku-cable-11jisaku-cable-12


シールドの下にある、紙と糸はハサミなどで切り落とします。
jisaku-cable-13


あとは、指示通りの長さにカットします。
この後ハンダ付けするので、線材には予備ハンダするとバラけないので楽になりますよ。
jisaku-cable-14jisaku-cable-15

細い線(白線と黒線)は、★「細線用ワイヤーストリッパ[RoHS] / PA-06」でカットしましょう!
これをカッターで剥くのは、至難の業だと思います。


(3)電線をはんだ付けします。
jisaku-cable-16jisaku-cable-17
小さい部品の密集した端子に電線をハンダ付け、しかも内側に付けるとか結構難しかったです・・・。
注意点としてはハンダ付けした箇所が外に向かって飛び出さないようにしましょう。
コンパクトにしておかないとカバーとかシェルが取り付けられなくなります。


(4)樹脂カバーの装着。
白い樹脂カバーを、先ほどハンダ付けしたプラグに装着します。
jisaku-cable-18jisaku-cable-19
カチッと止まるわけでは無いので、指で押さえて写真撮っています。


(5)シェルをコネクタ本体に装着します。
jisaku-cable-20jisaku-cable-21
樹脂カバーの上から金属のシェルを挟むように取り付けるんですけど、これカチッと止まるわけでは無いので指で押さえながらの作業になります。
シェルが外れないようにしっかり押さえて次の工程にいきましょう。


(6)ブーツをシェルの根本までスライドさせて締め付けます。
jisaku-cable-22
写真では浮いていますが、シェルをぐぐっと押さえて隙間を無くして、ブーツをねじ込みます!
結構力がいりますが、グイグイブーツを回して締め込んでいきましょう!

という事で、こんな感じ。
jisaku-cable-23
本当はネジ部分が見えなくなるまで締めることが出来るんですけど、ケーブルの処理が悪かったのかハンダ箇所が悪かったのか、最後まで締めることが出来ませんでした。
なのでハンダ箇所はコンパクトに収めましょうね。
(反対側は最後まで締めることが出来ましたけどね!)

と言う訳で完成です!!

自分の好きな形、サイズのケーブルが完成しました!

使っていたケーブルと比較すると、こんな感じ。
jisaku-cable-24
ケーブルの長さは、20cmほどでカットしています。
キーボードに装着すると、こんな感じ。
jisaku-cable-25
おぉぉぉぉ!スリムになりました!!
世界で一つだけの、マイケーブルですうふふふ。


既製品を買うことと比較すれば手間も暇もお金もかかりますが、
自分好みの見た目のケーブルに出来る!
自分にピッタリの長さのケーブルが作れる!
品質を自分で選ぶことが出来る!

と、満足度はかなり高いです!!!


みなさんも自作ケーブル、作ってみてくださいね!
 
(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は8月26日です!)

このページのトップヘ