記事担当:共立エレショップ
[ハンダ付け必須-非マイコン系]
(記事:伊東)
更新予定:毎週木曜日(次回は6月10日です!)
[ハンダ付け必須-非マイコン系]
先日当ブログでちょっとした改造を記事にしたワンダーキットの★LEDチェッカー3「LED-40」。
私としては使い勝手も良くなったので満足していたのですが、ブログ記事アップ直後に何人かの人から言われた「もうちょっと見た目どうにかならなかったのか」とか「もっとやりようがあっただろう」という言葉が引っ掛かっておりました。
まぁ実際の話、使ってて思ったのは結構無理矢理な改造でしたから、その内トグルスイッチを取り付けている抵抗の足が金属疲労とか起こしてモゲるだろうなぁとは思っておりました。
と言う訳で本日は。
それならいっちょ改造し直してやるかと思い立ち、「LED-40」の改造リベンジを行いたいと思います。
まずは今付いている不格好なトグルスイッチを外します。
トグルスイッチはハンダを温めるだけでポロリと取れるので簡単です。
次にタクタイルスイッチを取り外します。
よく考えたらこのタクタイルスイッチ、もう使いませんからね。付けてる意味が無い。
なのでバスッと外しちゃいます。
こう言う時に便利なのが電動ハンダ吸取器★「FR301」ですよ。
これは一度使うと手放せなくなる工具。
今回も8箇所のハンダ部を1分かからずにキレイにしてくれました。
超便利。ハンダ吸取線?そんなのもあったね。って感じです。
これで準備完了。
あとはどんなスイッチを付けるか、です。
アイデアに詰まったら店頭をウロウロするのがオススメ。
今回もシリコンハウス2階のスイッチ売場を物色してみました。
トグルスイッチは意外とかさばったから、もっとコンパクトなスイッチ無いかなぁと舐めるように売場を見ていると・・・
ありました!
★NKK スライドスイッチ「SS-12SDP2」です!
基板用なのでタクタイルスイッチの跡地にもフィットしそう。
試しに合わせてみると・・・
イイ感じ!
スイッチの両端の端子がピッタリ基板の穴に合いました。
これは真ん中の端子を切り落とせば楽に取り付けできますわ。
と言う訳でこの「SS-12SDP2」を「LED-40」に取り付けていきます。
で、今回はしっかり下調べしようと思い、「SS-12SDP2」の端子の配置を調べてみると、困ったことが分かってしまいました。
この「SS-12SDP2」の端子、↓の写真のようになってました。
真ん中の端子が基点になってて、スイッチを左右に動かすと左右の端子にそれぞれつながるようになってました。
つまり先ほど目論んだように真ん中の端子を切り落としてしまうとスイッチとして成り立たなくなってしまうんですね。とんだ大誤算ですよ。
しかしこのスイッチで行くと決めたので一計を案じました。
そう、真ん中の端子と端の端子を繋いでしまえばいい、と。
こうすれば左右の端子がスイッチでつながるので、ON/OFFが出来るようになります。
ちなみ今回も机の隅に転がってた抵抗の足を使いました。
こう言う時に便利なので「多すぎる」とか言わずに抵抗とか袋単位で買っておくと便利ですよ。
一応テスターで導通を確認して、真ん中の端子を切り落として
基板に取り付けます。
ジャストフィット!ピッタリでした。
これだけピッタリはまるとハンダ付けも簡単。
この調子でもう片方もスライドスイッチを取り付けます。
これで完成です!
どうでしょうかこの見た目。
トグルスイッチを無理矢理寄生させてた時とは大違いのすっきりした見た目。
まるでこう言う商品のようです(自画自賛)。
では成果の程を試してみましょう。
スイッチがOFFの時。
そして。
スイッチがONの時!
明るさ変わってないやん!!
またこのパターンか!
なぜだ、なんでこうなった!と基板を調べてみると・・・
タクタイルスイッチを外して放置していたランド部分にもパターンが延びていました。
あぁ、ここは空けといちゃいけないところだったんだ・・・
と言う訳で空いたランドにハンダを盛って抵抗の足でジャンパーさせました。
これでタクタイルスイッチが付いていた時と同じ条件になったはず。
と言う訳で再度改造の成果を見てみましょう!
スイッチがOFFの時。
そして。
スイッチがONの時!
やった!LEDが明るくなった!
って言っても実験に使ったLED自体があまり明るくないので分かりにくいですね。
急遽別のLEDを出してきて再実験です。
スイッチがOFFの時。
そして。
スイッチがONの時!
バッチリです!問題なし!
これで本当に改造完了です。
あとは元通り電池ボックスを組み立てて終了です。
今回は見た目も大満足の改造になりました。
やはり現状に満足せずに色々試してみるって大事ですね。
今後も不満点を見つけたら手を加えていこうと思いました。
皆さんもぜひ電子工作を楽しんでくださいませ♪
私としては使い勝手も良くなったので満足していたのですが、ブログ記事アップ直後に何人かの人から言われた「もうちょっと見た目どうにかならなかったのか」とか「もっとやりようがあっただろう」という言葉が引っ掛かっておりました。
まぁ実際の話、使ってて思ったのは結構無理矢理な改造でしたから、その内トグルスイッチを取り付けている抵抗の足が金属疲労とか起こしてモゲるだろうなぁとは思っておりました。
と言う訳で本日は。
それならいっちょ改造し直してやるかと思い立ち、「LED-40」の改造リベンジを行いたいと思います。
まずは今付いている不格好なトグルスイッチを外します。
トグルスイッチはハンダを温めるだけでポロリと取れるので簡単です。
次にタクタイルスイッチを取り外します。
よく考えたらこのタクタイルスイッチ、もう使いませんからね。付けてる意味が無い。
なのでバスッと外しちゃいます。
こう言う時に便利なのが電動ハンダ吸取器★「FR301」ですよ。
これは一度使うと手放せなくなる工具。
今回も8箇所のハンダ部を1分かからずにキレイにしてくれました。
超便利。ハンダ吸取線?そんなのもあったね。って感じです。
これで準備完了。
あとはどんなスイッチを付けるか、です。
アイデアに詰まったら店頭をウロウロするのがオススメ。
今回もシリコンハウス2階のスイッチ売場を物色してみました。
トグルスイッチは意外とかさばったから、もっとコンパクトなスイッチ無いかなぁと舐めるように売場を見ていると・・・
ありました!
★NKK スライドスイッチ「SS-12SDP2」です!
基板用なのでタクタイルスイッチの跡地にもフィットしそう。
試しに合わせてみると・・・
イイ感じ!
スイッチの両端の端子がピッタリ基板の穴に合いました。
これは真ん中の端子を切り落とせば楽に取り付けできますわ。
と言う訳でこの「SS-12SDP2」を「LED-40」に取り付けていきます。
で、今回はしっかり下調べしようと思い、「SS-12SDP2」の端子の配置を調べてみると、困ったことが分かってしまいました。
この「SS-12SDP2」の端子、↓の写真のようになってました。
真ん中の端子が基点になってて、スイッチを左右に動かすと左右の端子にそれぞれつながるようになってました。
つまり先ほど目論んだように真ん中の端子を切り落としてしまうとスイッチとして成り立たなくなってしまうんですね。とんだ大誤算ですよ。
しかしこのスイッチで行くと決めたので一計を案じました。
そう、真ん中の端子と端の端子を繋いでしまえばいい、と。
こうすれば左右の端子がスイッチでつながるので、ON/OFFが出来るようになります。
ちなみ今回も机の隅に転がってた抵抗の足を使いました。
こう言う時に便利なので「多すぎる」とか言わずに抵抗とか袋単位で買っておくと便利ですよ。
一応テスターで導通を確認して、真ん中の端子を切り落として
基板に取り付けます。
ジャストフィット!ピッタリでした。
これだけピッタリはまるとハンダ付けも簡単。
この調子でもう片方もスライドスイッチを取り付けます。
これで完成です!
どうでしょうかこの見た目。
トグルスイッチを無理矢理寄生させてた時とは大違いのすっきりした見た目。
まるでこう言う商品のようです(自画自賛)。
では成果の程を試してみましょう。
スイッチがOFFの時。
そして。
スイッチがONの時!
明るさ変わってないやん!!
またこのパターンか!
なぜだ、なんでこうなった!と基板を調べてみると・・・
タクタイルスイッチを外して放置していたランド部分にもパターンが延びていました。
あぁ、ここは空けといちゃいけないところだったんだ・・・
と言う訳で空いたランドにハンダを盛って抵抗の足でジャンパーさせました。
これでタクタイルスイッチが付いていた時と同じ条件になったはず。
と言う訳で再度改造の成果を見てみましょう!
スイッチがOFFの時。
そして。
スイッチがONの時!
やった!LEDが明るくなった!
って言っても実験に使ったLED自体があまり明るくないので分かりにくいですね。
急遽別のLEDを出してきて再実験です。
スイッチがOFFの時。
そして。
スイッチがONの時!
バッチリです!問題なし!
これで本当に改造完了です。
あとは元通り電池ボックスを組み立てて終了です。
今回は見た目も大満足の改造になりました。
やはり現状に満足せずに色々試してみるって大事ですね。
今後も不満点を見つけたら手を加えていこうと思いました。
皆さんもぜひ電子工作を楽しんでくださいませ♪
(記事:伊東)
更新予定:毎週木曜日(次回は6月10日です!)