記事担当:共立プロダクツ
ハンダ付け不要-非マイコン系


スピーカークラフトを楽しんでおられる方が増えているようです。
口径6cm~8cmくらいのユニットが扱いやすくて主流になっているのですが、なにせ小口径。
中~高域にまったく不満はなくても、ドラムやベースやパイプオルガンなどの「重低音」はあきらめざるを得ないのが悔しいところ。

で、次のステップとして「重低音」だけを受け持つ「サブウーハー」を追加されることをおすすめします。

サブウーハーを動作させるためには200Hz以下の低音だけを取り出す「ローパスフィルター」が必要になるのですが、音楽之友社が出版している「ONTOMO MOOK」にこのローパスフィルターが付録でついていますので紹介させていただきます。

ムック



ONTOMO MOOK 「これで決まる! 本物の低音力」¥7,700-(税込)
https://eleshop.jp/shop/g/gIAV310/


注) 一般的には「ローパスフィルター」と呼ばれているのですが、ONTOMO MOOKでは「チャンネ
ルデバイダー」と記されていますので、以下この表現を踏襲することにします。

本を開けるとコレが入っています。

付録チャンデバ



手前がFOSTEX製のチャンネルデバイダー本体。
後ろが専用のACアダプターです。

前面はこんなカンジです。

前面



一番「右」のツマミは「CROSSOVER」と記されていますが、カットオフ周波数の調整ツマミです。
サブウーハーに送り込む周波数の上限を30Hz~200Hzの範囲で調整できるようになっています。
いまお使いの小型スピーカーに合わせて調整します。
8cmフルレンジなら100Hz前後が目安になります。

その左となりは「PHASE」と記されていますが、サブウーハーの「位相」切り替えスイッチです。
0度もしくは180度に切り替えできます。
小型スピーカーとサブウーハーから出る音の位相(時間差)を合わせることができます。
音楽を聴きながらスイッチを切り替えて「自然な」「違和感のない」音になる方にします。

その左となりのツマミは「VOLUME」と記されています。
サブウーハーの音量調整ツマミです。
ベースなどの低音楽器を聞きながら自然な音になるように調整します。

後面はこんなカンジです。

後面




左右ふたつの「スピーカー端子」が入力端子。
中央のRCAピンジャックが出力端子です。
と、こんな説明をするよりも全体の「配線図」をご覧いただいた方がわかりやすいと思います。

配線図(写真)

黒い点線で囲ったところが現在使用中の小型スピーカーシステムとします。
赤い点線で囲ったところがサブウーハー用システムになります。
注) MOOKでは「サブウーファー」と記されていますが、当社では「サブウーハー」と呼んでいます
   ので配線図およびこのブログでは「サブウーハー」と記しています。

チャンネルデバイダーの他に、「サブウーハー」2台と「サブウーハー用アンプ」が必要になります。
写真のサブウーハーは共立電子で販売している「完成品」ですが50Hzくらいまで再生できるスピーカーならお手持ちのものでもかまいません。

サブウーハー用アンプも出力5~10W以上のものなら何でもかまいません。

このチャンネルデバイダーは小型スピーカー用の出力を分けて(分岐して)入力しています。
写真のように、小型スピーカー用アンプの出力端子のところで信号を分岐します。
(この分岐によってスピーカーのインピーダンスが変わることはありませんのでご安心ください。)

サブウーハーを追加することで、小口径フルレンジでは聴くことができなかった本物の低音を
体感することができます。
聴きなれた楽曲から「本当はこんな低音が入っていたんだ~」と驚かれることでしょう。
この機会にご検討いただけましたら幸いです。

注) このチャンネルデバイダーは2台のサブウーハーを必要とします。
     サブウーハーを1台だけで済ませる「2.1チャンネル」にはできません。


(記事:OGU)

更新予定:毎週木曜日(次回は4月16日です!)