記事担当:共立エレショップ
[ハンダ付け必要-非マイコン系]
8/22、29と夏休み工作にピッタリなキットを作りました。
★「音が鳴る貯金箱 【キット】 / TA-04」
以前のブログ記事はこちら!→
★「電工女子、WonderKitを作ります!(第26弾:音が鳴る貯金箱です)★1」
★「電工女子、WonderKitを作ります!(第26弾:音が鳴る貯金箱です)★2」
無事キットは完成しました。動作確認も問題ありませんでした。
キット自体は完成しましたが、実はこれだけじゃ使えないんですよね…。
そう、お金を貯める部分を作らなきゃいけないんです!
そしたらバッチリ!箱の中に入りました!!!
と、ここで何気なく説明書の「3.動作チェック」の項目を見ていたのですが…
=====
■お取り扱いについて
当製品は基板が剥き出しの状態になっています。
金属プレートなど電気の流れる物の上に置いて電池を入れないでください。一瞬で破損に至ります。
木、樹脂、紙など電気の流れない物の上の安定した場所に設置して電池を入れてください。
=====
またまたしょぼーーーん・・・となっていたのですが、たまたま通りかかった先輩社員さんがステキアイテムを教えてくれました!
★「絶縁スポンジシート / CR S/T」
カットができたら基板の裏側にベタリ、と貼ります。
で、このままだと絶縁スポンジシートがコインの穴をふさいでしまい、コインが下に落ちないので、コインを入れる箇所にカッターなど使って穴をあけます。
このL型金具を箱の内側に両面テープで貼り付けて土台にします。
4カ所にL型金具を取り付けるんですけど、高さが不揃いだと基板がガタガタになっちゃいますので物差しとか使って同じ高さになるようにしてくださいね。
これで準備完了。
早速貯金箱キットを入れてみましょう。
ジャストフィット!!素晴らしい!ちょうどイイ!
これで内部の加工は終わりです。
コインを入れたら自動的に基板の下に貯まりますし、コインを取り出す時は基板を外せばOKです。
このままで「完成!」って言ってもいいんですけど、当初の目的通りフタをしようと思います。
でもフタを使うにはコインを落とす穴を開けないと行けません。
もうね、なんか金属のフタに穴を開けるってだけでそっ閉じしたくなっちゃいますけど、自分で決めたことですからね。
まずはどこに穴を開けるか決めないといけません。
フタの裏に基板を重ねて、コインを通す穴に錐を挿し込んで穴を開ける場所のアタリを付けます。
そのアタリを元にサインペンで開ける穴を描きます。
穴を開ける場所を決めたら、いよいよ穴を穿ちます!
ドリルを使って穴を開けていきます。
いっぱい開けます。
最初は小さめの穴を。次に小さな穴の上から大きな穴を。
最後は穴と穴をニッパーとかでつなげて大きな横長の穴にします。
さらっと書いてますけどオカポン電動ドリルとかほとんど使った事無いのでビクビクしながらドリル回してました。
下に木の板を敷いて机を傷つけないようにしてたんですけど、ドリルを回しすぎたら木の板にグイグイドリルの刃が入っていってビックリするし、ゆっくり回してたらいつまでも穴が開かないしでホントにドキドキドリル体験でした。
ドリルで開けた穴をつなげただけでは穴がガタガタなので、これをヤスリでなめらかにします。
そのままにしておくとギザギザしたところで指とか切っちゃうかも知れませんからね。
まぁこだわりだしたらキリがないので、今回はこの辺にしておいてあげようと思います。
これで完成!って思ったんですけど。
この貯金箱キット、電池節約のために何もしないで20秒経つとスリープモードに入ります。
このスリープモードから音が鳴るモードに復帰させようとすると、タクトスイッチを押さなければいけないんです。
でも、金属のフタをしちゃうとこのタクトスイッチが押せないんです!
ナンテコッタイ!!
またまた呆然としていると、夕立と共に来る雷鳴の如く閃きました!
フタとスイッチの間を何かで埋めればいいじゃな〜い、と!
で、工作室の自由に使っていい部品の所を見たところ、ちょうどイイモノが見つかりました。
ゴム足(高さ約8ミリ)です!
本来ケースの滑り止めとかに使う部品なんですけど、高さと大きさがちょうどイイ感じなのでこれをタクトスイッチの上に両面テープで貼り付けることにしました。
これでフタとスイッチの間の空間は無くなりました。
と言うことでスイッチオン!タクトスイッチがある付近を押してみると
見事に貯金箱キットが起動しました!大成功!
と言う訳で、これでホントのホントに完成です!
見た目も可愛くて、コインを入れると音が鳴る貯金箱。
これは貯金が捗りますね!
(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は9月19日です!)
※個数を記入していますが、リンク先ページ内で変更可能です。
※個数を記入していますが、リンク先ページ内で変更可能です。
[ハンダ付け必要-非マイコン系]
8/22、29と夏休み工作にピッタリなキットを作りました。
★「音が鳴る貯金箱 【キット】 / TA-04」
以前のブログ記事はこちら!→
★「電工女子、WonderKitを作ります!(第26弾:音が鳴る貯金箱です)★1」
★「電工女子、WonderKitを作ります!(第26弾:音が鳴る貯金箱です)★2」
無事キットは完成しました。動作確認も問題ありませんでした。
キット自体は完成しましたが、実はこれだけじゃ使えないんですよね…。
そう、お金を貯める部分を作らなきゃいけないんです!
商品説明には「※箱は付属していないので別途「空の牛乳パック」などをご用意ください」とあります。
が、牛乳パック使うのかわいくなーい。と言うことで、別の箱を探すことにしました。
そこで向かったのは電工女子も大好きな100円ショップ。
そこでいろいろ探しまして、なんとなく使えそうな箱を見つけました!それがコレ!
見た目もなんだかオシャレで可愛くて、しかも四角いのにフタ付きっていう、まさにこの貯金箱キットのために存在してるんじゃないかと思えるくらいイメージにバッチリな箱です。もうね、即購入でしたよ。
嬉しいことにこの箱のサイズは「約縦7.8×横7.8(フタ含む)×高さ8.6cm」って説明書きが。貯金箱キットの説明書には「基板サイズは7×7cmの一般的な牛乳パックの規格サイズに適合します。」って書いてたので、大きさもバッチリいけるいけるー!と思ったのですが。
オカポン見落としていました…缶に書いていた「フタ含む」の文字を…。
あー・・・・・・乗ってるー・・・。
箱の角も丸いからバッチリ入らない…。
オカポン的には貯金箱キットの基板はこのカンカンの中に入れて、さらにフタをしてキットの存在が分からないようにしたかったんです。
でもこのままじゃ箱に入りすらしない…。
しばし呆然と箱に基板が乗っているのを眺めてたんですけど、オカポンふと閃きました。
サイズ的に基板の四隅をカットすれば入るんじゃない?と。
幸い貯金箱キットの四隅は取り付け用の丸穴が空いているだけで、パターンとかは無いのでカットしても問題なさそう。
なのでちょっと面倒ですが、★「PカッターS型 / 204B」を使って基板の四隅をカットしました。そしたらバッチリ!箱の中に入りました!!!
と、ここで何気なく説明書の「3.動作チェック」の項目を見ていたのですが…
=====
■お取り扱いについて
当製品は基板が剥き出しの状態になっています。
金属プレートなど電気の流れる物の上に置いて電池を入れないでください。一瞬で破損に至ります。
木、樹脂、紙など電気の流れない物の上の安定した場所に設置して電池を入れてください。
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一瞬で破損…!?って、使うケースの素材「スチール(スズメッキ)」って、あかんやん…!!!!
まさかの企画倒れ!?
またまたしょぼーーーん・・・となっていたのですが、たまたま通りかかった先輩社員さんがステキアイテムを教えてくれました!
★「絶縁スポンジシート / CR S/T」
その名もズバリ!基板の裏とかに貼ってハンダ面でショートしないように保護するためのスポンジなのです!
裏側が粘着テープになっているので、これをべたーっと基板の後ろに貼ってしまえば絶縁できちゃう=金属のケースに入れても大丈夫!ってことみたいです!!
なにこれ便利!!ちなみに、サイズが200×240×2mmで¥154(20109.09.12現在)なので、面積的にも余裕たっぷり。
失敗しても安心ですね!
では早速絶縁スポンジシートを貯金箱キットの裏面に貼り付けましょう!
絶縁スポンジシートの裏の剥離紙に基板を乗せて、ペンであたりをつけます。
で、はさみでカット!
カットができたら基板の裏側にベタリ、と貼ります。
で、このままだと絶縁スポンジシートがコインの穴をふさいでしまい、コインが下に落ちないので、コインを入れる箇所にカッターなど使って穴をあけます。
カット部分がある程度大きくなっても問題ありません♪
むしろ少し大きいくらいの方がコインがスムースに落ちるので良いですよ、
さて、次は基板を箱の中の上の方に固定しなければいけません。
このままでは箱の底に貯金箱キットが落ちてしまってコイン通すどころじゃなくなっちゃいますからね。
ここでキットに付属している固定用の「L型金具」を使います。このL型金具を箱の内側に両面テープで貼り付けて土台にします。
4カ所にL型金具を取り付けるんですけど、高さが不揃いだと基板がガタガタになっちゃいますので物差しとか使って同じ高さになるようにしてくださいね。
これで準備完了。
早速貯金箱キットを入れてみましょう。
ジャストフィット!!素晴らしい!ちょうどイイ!
これで内部の加工は終わりです。
コインを入れたら自動的に基板の下に貯まりますし、コインを取り出す時は基板を外せばOKです。
このままで「完成!」って言ってもいいんですけど、当初の目的通りフタをしようと思います。
でもフタを使うにはコインを落とす穴を開けないと行けません。
もうね、なんか金属のフタに穴を開けるってだけでそっ閉じしたくなっちゃいますけど、自分で決めたことですからね。
まずはどこに穴を開けるか決めないといけません。
フタの裏に基板を重ねて、コインを通す穴に錐を挿し込んで穴を開ける場所のアタリを付けます。
そのアタリを元にサインペンで開ける穴を描きます。
穴を開ける場所を決めたら、いよいよ穴を穿ちます!
ドリルを使って穴を開けていきます。
いっぱい開けます。
最初は小さめの穴を。次に小さな穴の上から大きな穴を。
最後は穴と穴をニッパーとかでつなげて大きな横長の穴にします。
さらっと書いてますけどオカポン電動ドリルとかほとんど使った事無いのでビクビクしながらドリル回してました。
下に木の板を敷いて机を傷つけないようにしてたんですけど、ドリルを回しすぎたら木の板にグイグイドリルの刃が入っていってビックリするし、ゆっくり回してたらいつまでも穴が開かないしでホントにドキドキドリル体験でした。
ドリルで開けた穴をつなげただけでは穴がガタガタなので、これをヤスリでなめらかにします。
そのままにしておくとギザギザしたところで指とか切っちゃうかも知れませんからね。
まぁこだわりだしたらキリがないので、今回はこの辺にしておいてあげようと思います。
これで完成!って思ったんですけど。
この貯金箱キット、電池節約のために何もしないで20秒経つとスリープモードに入ります。
このスリープモードから音が鳴るモードに復帰させようとすると、タクトスイッチを押さなければいけないんです。
でも、金属のフタをしちゃうとこのタクトスイッチが押せないんです!
ナンテコッタイ!!
またまた呆然としていると、夕立と共に来る雷鳴の如く閃きました!
フタとスイッチの間を何かで埋めればいいじゃな〜い、と!
で、工作室の自由に使っていい部品の所を見たところ、ちょうどイイモノが見つかりました。
ゴム足(高さ約8ミリ)です!
本来ケースの滑り止めとかに使う部品なんですけど、高さと大きさがちょうどイイ感じなのでこれをタクトスイッチの上に両面テープで貼り付けることにしました。
これでフタとスイッチの間の空間は無くなりました。
と言うことでスイッチオン!タクトスイッチがある付近を押してみると
見事に貯金箱キットが起動しました!大成功!
と言う訳で、これでホントのホントに完成です!
見た目も可愛くて、コインを入れると音が鳴る貯金箱。
これは貯金が捗りますね!
ぜひ、作ってみてくださいね!
(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は9月19日です!)
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