記事担当:
ハンダ付け必要-非マイコン系


年末はイベントが目白押しで忙しく、そういえば何かのキットつくっていたような…?と思ってブログ記事を遡ってみましたら…
11/15記事電工女子、WonderKitを作ります!(第23弾:ビリビリ電子ルーレットです)Part1★
11/22記事電工女子、WonderKitを作ります!(第23弾:ビリビリ電子ルーレットです)Part2★


・・・・あ。

と言うわけで、WonderKit★「ビリビリ電子ルーレット」(KURU-2)の製作を再開しようと思います!

前回は、説明書の「12.トランジスタ」まで作ったんでしたよね。
ということで、次は「3端子レギュレータ」を取り付けます。
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ここ、オカポン迷ったところです。
この3端子レギュレーターって、形がトランジスタにそっくりなんですよね。
なので3端子レギュレーターを挿す所も、基板上にトランジスタと同じように印字されてるんだろうなぁ…って、勝手に思って基板上を探しました。
KURU2-2-36

あれ、無いぞ…?とサブ基板もあわせてかなり探しましたが、これが全く見つからないんです。
そこでしっかり説明書を見てみると・・・
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そう、基板の印字、丸い形だったんですよねー!!!もうビックリ。そりゃ見つからないわ。
これでようやく基板に取り付けられる!って思ったんですが、今度は取付ける方向で悩んでしまいました。
でも基板をよく見ると「GIO」と印字されています。
説明書もよく見ると部品の足に英字が書かれていて部品の印字面を正面にして、左から「G・I・O」の順番になっています
なるほど、ようやくこれで取付ける方向がわかりました。
みなさんもわからなくなった時は、説明書と基板をよく確認してくださいね!


次は「DCジャック」です。
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こちらも取り付け向きが決まっていますが、そこまで迷うポイントでは無いので大丈夫です♪
根本まで差し込んで、ハンダ付けしましょう。
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さーて、次はオカポン苦手な「ヘッダーピン」。
それも、数がめっちゃ多い…。
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見ただけで心が折れてしまいそうになりますが、以前よりハンダ付けのレベルが上がってる筈なので、以前よりはきれいに取り付けられるはず!と自分を鼓舞して頑張りました。

どのピン数から取り付けようか迷いましたが、とりあえず数も多いので2ピンから取り付けていきます。
KURU2-3-11KURU2-3-12
そうです!ここで役立つのがマスキングテープ!
ヘッダーピンよりも背の高い部品がすでに取付けられているので、ただ挿しただけでははんだ付けする時に抜け落ちてしまいます。
しかしマスキングテープで固定すると抜け落ちることがなく、ヘッダーピンの短い足でもちゃんとハンダ付けができるようになるんですね。

では、いよいよハンダ付け。
きれいに基板に立てるために、LEDをハンダ付けしたときと同じく『仮ハンダの術』を使います
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片方の足にちょこっとだけハンダを付けます。
ヘッダーピンが動かないことを確認したら、マスキングテープを剥がします。
あとは基板の表面、ヘッダーピンの樹脂部分を爪で押さえながら、仮ハンダした所にハンダコテをあてます
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(ヘッダーピンの金属部分はめっちゃ熱くなるので要注意です!←オカポンの苦手ポイント)
今回オカポンはヘッダーピンの樹脂部分を押さえましたが、熱を伝えにくいものを指とヘッダーピンの間に挟んで押さえてもOKですよ。

これで、ヘッダーピンが基板にピッタリとくっつくのです!!
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あとは、反対側の足を普通にハンダ付けして、仮ハンダした足をしっかりハンダ付けしてあげれば、ヘッダーピンのハンダ付けは完成なのです!!
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マスキングテープは、慣れればしなくて良いと思います♪
・・・あれ?今回はなんかスムーズに取り付けができましたよ?
オカポンもう苦手じゃないかもしれない!!

ピン数が多い(6ピン)も、同じやり方でやっちゃいます!
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2列8ピンのヘッダーピンも、この通り!
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これで苦手だったヘッダーピンも終了!超気持ちいい!

ヘッダーピンを立て終わったら短絡ソケットを取付けます。
短絡ソケットは、初期位置があるのでとりあえずそこに差し込みます。
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ということで、ヘッダーピン&短絡ソケットの取り付けの完成です!
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次は「インダクター」です。
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インダクターはサブ基板に差し込みます。
極性は無いので、方向を気にしなくて大丈夫です。
問題は、部品の足が結構太いこと。
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コテの熱が部品に伝わりにくいので、今までよりもじっくりハンダゴテで温めてハンダ付けをしましょう。
あと、足が太いとニッパーで切った時に足が飛びやすくなるので要注意です!
足を切る時は必ず足が飛ばないように足を持つか、覆いをしてから切ってくださいね。


次は「半固定ボリウム」です。
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こちらもサブ基板に取付けます。
足の配置をよく見ながら、基板にさしこみましょう。
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次は「電源スイッチ」です。
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これはメイン基板です。
電源スイッチも方向に決まりはありません。
しっかり根本まで差し込んで、ハンダ付けしてくださいね。


そろそろ終りが見えてきましたね!
次は「圧電ブザー」です。
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圧電ブザーはサブ基板に取り付けます。
これも説明書がうまく読み解けなくて、どうなってるの????と、もたもたしました。
ブザーの配線をハンダ付けする場所の横に、少し大きめの穴が2つありますよね。
この穴に並縫いのようにブザーの配線をくぐらせて配線を固定するんです。
基板の表から入れて裏から出す!といった感じです。
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線はあらかじめ多めに出しておくとハンダ付けがしやすいです。
ハンダが終わったら線を引っ張ってたるみをなくせば完成です。


次はこれまた「こんな組み立て方、初めて!」な「電極基板組み立て」です。
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サブ基板に電極基板を取り付けるんですけど、これも結構基板と説明書をにらめっこしました。
説明書見た時は、どの順番で組み立てするのよ…と愕然としましたが、とりあえずやってみます!
まずは、電極基板(一番小さな基板)に、ねじ、ワッシャー、スペーサーを取り付けておきます
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そして、0Ω抵抗を間に入れて、サブ基板に取り付けします。
最初の方のハンダ付けで余った2本の「ジャンパー線(0Ω抵抗)」、ここで使うんですよ!
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この「ジャンパー線(0Ω抵抗)」の取付け方が解りにくかった!
説明書の図は真横から描かれているので、「ジャンパー線(0Ω抵抗)」は1本しかついてないように見えますが、実際には2本取付けるんですね。

でもこの「ジャンパー線(0Ω抵抗)」、どこハンダ付けするんだろ?と思うでしょ。
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↑この計4箇所をハンダ付けします!
電極基板側を2箇所、サブ基板の裏を2箇所の合計4箇所です。

あとは出ている足を切って、ナットを取り付ければ完成です!
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最後は、メイン基板とサブ基板を「QIケーブル」使って接続します!
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それぞれの1番(基板に印字されている数字)同士が同じ色になるように接続します
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これで、基板の組み立ては完成です~~~!!!
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ちなみに、今回もあれやこれやで、1時間かかってます
※写真撮ったりメモ取りながら作業してるので、普通よりも遅めです。


ではお待ちかね、遊んでみますよ!
今回の記事で組み立てた電極部分に、両指乗せて押します!!
KURU2-3-56


って、毎度おなじみ電源部分が無い!!!
これじゃ何しても電気流れない!!!!
ということで、次は電源を用意して遊んでみたいと思います。


皆さんもぜひ作ってみてくださいね!

(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は1月17日です!) 

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