記事担当:
ハンダ付け必要-非マイコン系


いきなりですが、ラーメン好きですか?
私が小さい頃、お休みの日のお昼ごはんはラーメンでした。

そして現在。
環境が変わり、久々にラーメン食べようかなぁ~と思って、ホクホクしながらカップ麺を買いました。
お湯を注いで、3分待つ!
と、そこでハタ…と気付きました。

タイマーがない…

キッチンタイマーを持っていなくて、秒数の出ないデジタル時計しか近くに無かったのです!

スマートフォン(タイマーアプリ)があるやーん、という声も聞こえますが、音楽アプリを開いていたので、ロック解除して…音楽アプリを一旦閉じて…タイマーアプリを開いて…時間設定してON、の動作が面倒だったんですよ。

結局、秒数の出ないデジタル時計で時間を測って食べたんですけども。

そんな中「共立プロダクツ」から新キットが発売されました!
その名も★「温度感知自動ラーメンタイマー」(KP-ISNT03)です!

さて、ではでは早速作ってみましょう!

まずは、パッケージ
ramen-1

そして、材料がきちんと入っているかの確認です。
ramen-2

何やら見たことのない部品が…
ramen-3
これ、温度センサーなんですって。カップ麺の中にあるお湯の温度が分かるみたいです!

そして毎度おなじみの基板ですが…
ramen-4ramen-5
ナニコレ格好いい!!!!
基板っていうと緑とか茶色って言うイメージがあったので、赤い基板とか凄く格好良く見えちゃいます。
裏のパターンもオシャレです!

さて。
では説明書に沿って作っていきましょう!

どの順番でキットを組立てていくのか、写真とイラスト付きで分かりやすいです!

ICソケットの向きとか…
ramen-6

LEDの付け方
ramen-7

タクトスイッチの向き
ramen-8

圧電ブザーには方向ありません。
ramen-9

そしていよいよ、初めて見る温度センサー
こんなに小さくて薄いのに、温度を感知するって凄いですねぇ…
ramen-10

説明書には、ハンダ付けする前にセンサーをセロテープで留める、とあるので、ぺたり。
ramen-11

いつもなら、穴に足を挿し込んでハンダ付けしますが、今回は部品を寝かせてその上からハンダ付けするので、セロテープで固定しないと動くんです。
とうことで、このまま上からハンダ付け。終わったらセロテープは取っておきましょう。
ramen-12

他には…
面白い形の電池ホルダー
ramen-13

ICソケットにICを差し込みましょう。
ramen-14ramen-15

そして、次はアクリルベース
ramen-16
この保護シートが、かなり手強くて手強くて…
セロテープで取れるかな?と擦りつけては剥がし、擦りつけては剥がし、としてみたんですが、全く取れず。キィィィィィ!となったんですが、説明書にこんな一文が。
はがしにくい場合は、水に浸けると簡単にはがせます。

・・・・いやいや、まさかまさか。
ramen-17
どれくらい入れるんだろう?(10秒位で取り出し)
ramen-18

ひゃぁああああ!!!
気持ちいいくらい簡単・綺麗に剥けました!
なにこれ凄い!

興奮冷めやらず、で、次に進みましょう。
先程の温度センサーを折り曲げます。
ramen-19

そして、作った基板と剥いたアクリルベースを合体させます。
ここが、私的一番手間取った場所かも
アクリルベースには方向があります。
温度センサーの位置と、アクリルベースの穴の位置が一緒になるように方向をあわせておきます。
ramen-20

温度センサーを穴に通し…
ジュラコン中空スペーサをアクリルベースの上に置いて、基板を置いて、ナベネジで締めます。
ramen-21

4つとも、仮留めしましょう。
その後、固くネジを締めます
温度センサーをアクリルに沿うように曲げれば…

完成ですー!!!
ramen-22ramen-23ramen-24

いよいよ起動です!電池を入れます!
使用するのは★「CR2032」です。

って、電池入れた瞬間に起動してびっくりしました!
ピカピカピカ、と3回LEDが光ります。これが、「あと3分ですよ~」の合図。
1分経ったら「ピピっ」となってLEDがピカピカ、の2回点滅に変わりました。これが「あと2分ですよ~」の合図です。
また1分経ったら「ピッ」となって、LEDはピカッの1回点滅に変わりました。「あと1分ですよ~」ですね。

LEDを見たら、あと何分かざっくり分かる、ということですね!

3分経ったら、「ちゃらり~らり~」のチャルメラ音…の後に、目覚まし時計か!とツッコミたくなる大きな「ピピピピピピピ…」音が。
音を止めるにはタクトスイッチを押してくださいね。

スイッチを入れて、オン・オフも切り替えできますが、このキットの凄いところは、キット本体をカップ麺の上に乗せると、ボタンを押さなくても、自動でタイマーONになるところ!
アクリルの板から下に伸びた温度センサーでカップ麺のフタの温度を感知して、フタが暖かいとタイマーがONになるんです。
温度センサーって凄い!

でも使い方にはちょっと注意が必要なんです。

まず温度センサーでタイマーをONにする時は、基板にあるスイッチを押しちゃダメです。
ramen-25

基板のスイッチを押すと、押した時点でタイマーがONになってしまいます。
なのでスイッチを押してしまうとセンサーの意味がなくなってしまいます

ですから、温度センサーでタイマーON!にする時は、LEDが消えていることを確認してくださいね。

次にタイマーの時間設定の仕方なんですけど、タイマーの時間を変えるには、タイマーがONになった後でスイッチを押します。
すると時間が変わっていくんですね。

タイマーは最初3分で固定されているので、スイッチを押す度に
 3分(タイマーON) → 4分 → 5分 → 2分 →3分
という風に変わっていきます。
ちなみにスイッチを押してタイマーの時間を変えると、スイッチを押した時からカウントし直すので注意してくださいね。
タイマーが順調に時間をカウントしている時にうっかりスイッチを押してしまうと、カウントもやり直しになってしまいます。
堅めに作ろうとしたカップ焼きそばがデロンデロンになってしまうかも知れませんよ。 

カップ麺のフタの押さえにも便利な★「温度感知自動ラーメンタイマー」(KP-ISNT03)
皆さんもぜひ作ってみてくださいね!

(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は8月17日です!)


★記事内で紹介した商品は、こちらから購入できます!★

商品
型番
個数
一括注文
リンク先
温度感知自動ラーメンタイマー KP-ISNT03 1個 こちらから→
コイン形リチウム電池/3V▲航空便不可▲ CR-2032L/BK 1個
※個数を記入していますが、リンク先ページ内で変更可能です。


★キット製作時に使用した道具は、こちらから購入できます!★

商品
型番
個数
一括注文
リンク先
DASH低価格セラミックヒーターハンダこて15W
はんだ付け入門セット
FX650-84 1個 こちらから→
マイクロニッパー 11295 1個
精密ピンセット/逆作用ピンセット 先細 TS-16 1個
電子工作用ハンダ SD-63 1個
ワイヤーストリッピングゲージ BBM-WSG 1個
セラミックヒータータイプ用こて台 FH300-81 1個
※個数を記入していますが、リンク先ページ内で変更可能です。