エレショップblog

半導体・センサー・マイコン・電子工作キットほか、各種電子部品の専門店「共立エレショップ」から主に電子工作の関連情報をお届けします。 http://eleshop.jp/

記事担当:
イベント告知


今回の記事も、イベントの告知を行いたいと思います♪
先週は「サーキットスクライブ」のイベント告知をしました。(「【告知】電工女子★12/15@「サーキットスクライブで電気回路を学ぼう!」★」)

実は、今週末にもイベントが開催されます!
ただ、有難いことに満員御礼になりましたので、ホントに紹介だけになってしまいます!(スミマセン…)
ご予約くださったお客様、本当、有難うございます!
もしご要望が多ければ第2弾、3弾も企画しますのでお楽しみに!

今回紹介するイベントは「micro:bit」のイベントです♪
「micro:bit」に触れたことのない方に、イベントを通して「micro:bit」の面白さを体験してもらおう!と言うのがコンセプトなのです。

今回は12月ということで、「micro:bit」を使ってクリスマスツリーを作ります
電工女子会が頭を悩ませ、オカポン頑張ってこのクリスマスツリー型アクリルケースを作りました!
MBevent-1-13

ツリーに空いている穴は、LEDをレジンで固めた物を差し込みます。
MBevent-1-2
このレジンで固めたLEDを「micro:bit」で制御して電飾にするんですね。
もちろん、micro:bitもしっかり見えるので、micro:bit本体についているLEDもバッチリ見えます
ツリーに付けたLEDを光らせるだけじゃなく、micro:bitのLEDを使ってメッセージなんかも表示させられるので、自分だけの素敵なクリスマスツリーが作れちゃうんです。

実はこのクリスマスツリー型アクリルケースは、micro:bitを挟むように2枚のアクリル板で構成されているんです。
なのでmicro:bitの両面を保護していて、ケースとしてもしっかり機能しています。安心ですね。

イベントは、レジンでLEDを装飾してツリー部分を組み立てる『工作パート』と、micro:bitにプログラムを書き込む『プログラミングパート』の2部構成。
micro:bitでのプログラミングの仕方などをレクチャーしちゃいますよ♪




他のイベントやセミナーなども、このエレショップblogシリコンブログで告知しますので、今回の告知で興味を持った人は是非参加してみてくださいね!

電工女子会だけでなく、共立電子産業は他にもセミナー・イベントを随時行っています。
こちらのページでも情報アップしていますので

イベントに興味のある人は要チェックですよ!

(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は12月13日です!)

記事担当:
イベント告知


今週は、イベントの告知を行いたいと思います♪
なんだかんだで、もうすぐ12月!
2018年ももうすぐ終わりですが、12月はイベントも盛り沢山な一ヶ月となっております!

イベントの紹介をする前に、皆さん「Circuit Scribe (サーキットスクライブ)」って知ってますか?
CSevent-1-1CSevent-1-2CSevent-1-3


この「サーキットスクライブ」というのは今までにない、不思議な電子工作キットなのです。
では「サーキットスクライブ」の何が不思議なのか解説していきましょう!

「サーキットスクライブ」の他のキットとの違いを見るために、電子工作の手順を確認してみたいと思います。
以前このブログで紹介した「動物の鳴き声キットとhacomoのセット」を例に出しますね。
部品の足、出てますハンダもりもり簡単配線
この「動物の鳴き声キットとhacomoのセット」の鳴き声を出す部分は、何もパターンが無い基板に部品をさし、自分でリード線をハンダ付けして回路を作りました。
最後に電池をつなげて「スイッチを押すと動物の鳴き声がするキット」が完成したんでしたね。

このように電子工作には「基板」「部品」「配線(リード線、パターン)」「電源」が必要で、それをハンダ付けして組立てていかないといけません。
「動物の鳴き声キットとhacomoのセット」の鳴き声を出す部分は、パターンのない基板に自分で配線して回路を作るのはとっても大変でした。
しかしこの「サーキットスクライブ」はとても簡単に回路を作ることができるのです。


まずは「必要なもの」を見ていきましょう。
「サーキットスクライブ」の場合、「基板」は「紙」になります。
好きな紙を用意しましょう。

部品」は「キット内にあるモジュール」を使います。
光ったり、音が鳴ったり、動くモジュールがあります。
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繋げる線(リード線、パターン)」は「導電ペン」で作ります。
見た感じ、銀色のインクが出る、普通のペンのように見えます。ただし、このペンがすごいのです!
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なんとこの★「導電ペン」に入っているインクは、電気を通すインクなのです!
なのでこのペンで紙に描いた線や絵は、そのまま基板のパターンや配線と同じものになるんです。
紙に絵を描くように回路が描ける、それがこの「サーキットスクライブ」のスゴくて不思議なところなのです。

キットには定規がついて、この定規を使って丸を書いて塗りつぶすと、そこが「モジュール」をつなぐところになります。
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あとはその丸同士を繋げるだけで、配線が完了してしまうのです!すごく画期的!

線を引いたら、紙の後ろに付属のマグネットボードを敷いて、モジュールを先ほど塗りつぶした丸印の上に置きます。
CSevent-1-12CSevent-1-13

モジュールの端子部分は磁石になっているので、付属のマグネットボードやホワイトボード・鉄板など磁石がくっつくものを下敷きにすると、モジュールが固定されてきちんと接続されるんですね。
電源部分には、電池(006P)のモジュールがあるので、それを接続します。
すると…
CSevent-1-14CSevent-1-16CSevent-1-15
LEDが光ったー!!となるんです。
線を描いてモジュールを乗せるだけ。たったこれだけで電子回路ができてしまうんです!
「サーキットスクライブ」にはとっても分かりやすい説明書付きなのでこれまた安心です。

どうですか、試してみたくなりませんか!?
気になる「サーキットスクライブ」のキットは値段別に種類があります。

★「Electroninks サーキットスクライブ ベーシックキット」
★「Electroninks サーキットスクライブ スーパーキット」
★「Electroninks サーキットスクライブ ウルトラキット」
何が違うかって、中に入っているモジュールの種類・数が違うんです。
モジュール6個の基本セットからモジュール28個(!)のウルトラキットまでエレショップに掲載してますので、ぜひ気になるキットを購入してみてくださいね!


さて、いよいよ本題です。
今回のイベントでは、この「サーキットスクライブ」の導電ペンとモジュールを使って、クリスマスアートをみんなで作っちゃおうと思います。

そして、下の画像にもありますが、今回のワークショップは日祥株式会社と共催なんです。
日祥株式会社は、★サーキットスクライブ日本正規販売代理店なんです。
で、今回のイベントでは日祥株式会社の「中の人」が、サーキットスクライブについて色々とレクチャーしてくれるんです♪心強いですよね!

LEDの光り方を調節出来るモジュールなどもあるので、組み合わせ次第で自分の思い描くアート作品が作れると思います♪
楽しく電気回路の仕組みを理解できて、アート作品も作れちゃう。

そして、な、なんと!
定価5,400円(税込)の商品をお持ち帰りいただけます!
これは、ぜひ参加しなくちゃ損ですね!


ではイベントのお知らせ情報をまとめますね。
開催日時は「12/15(土)」
場所は大阪日本橋(駅でいうと恵美須町駅です。駅から徒歩3分)の「シリコンハウス」。
内容は今回紹介した「サーキットスクライブ」を使ってアート作品を作るイベントです!

ワークショップは、材料費込みの3,000円でご参加いただけます!
イベント特典として、定価5,400円(税込)の商品をお持ち帰りいただけます♪
家に帰ってからでも、楽しく勉強できますよ。

イベントの時間は、
(1)10:30~12:00
(2)13:30~15:00
の全2回です。

申込みはシリコンハウス店頭(大阪・日本橋)か、こくちーずからお申し込みください。

専用ページはこちらから→

 【10:30〜12:00】→「こくちーずPRO」
【13:30〜15:00】→「こくちーずPRO」



皆さまのご参加お待ちしております!

(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は12月6日です!)

記事担当:
ハンダ付け必要-非マイコン系


先週は、ずっと気になっていながら半年以上眠らせていた、WonderKitの★「ビリビリ電子ルーレット」(KURU-2)を作り始めました。(「電工女子、WonderKitを作ります!(第23弾:ビリビリ電子ルーレットです)Part1★」)
前回、1時間でこれくらい出来ました!というところで終わったので、今回も1時間でどれくらい出来るのか、検証しながら進めて行きたいと思います。

まずは「抵抗
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今回のキット、抵抗の種類・数とともに、とても多いです。
どこの穴にどの抵抗を入れるのか、説明書と基板をしっかり確認しましょう!
ちなみに、オカポンは「さっき付けた抵抗はメイン基板だったから、この抵抗もメイン基板用だろう」と探して、結局サブ基板だった、なんてことが沢山ありましたよ!
しっかりと説明書を確認しないといけませんね!

他にこんな箇所もあります。
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以前も説明しましたが、パターン自体がくっついている所は、ハンダが流れてしまうものですから、心配しなくて大丈夫ですよ!
ただしハンダを流しすぎて穴を塞がないよう気をつけてくださいね。


次は「積層セラミックコンデンサ
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この部品は取り付け方向無いので、どっちにさしても大丈夫です。


IC(28ピン)
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ICを直接差し込んでハンダ付けをするんじゃなくて、ICソケットをハンダ付けします。

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こちらは取り付け方向があるので要注意です。
ICソケットの凹みと基板に書かれた絵の凹みが同じ方向になるように取り付けてください。
28箇所もハンダ付けする場所があるのですが、ここまで多いと楽しくなりますね♪
リズミカルにポンポンとハンダ付けできるととても上達した気分になれますよ。

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ハンダ付けが終わったら、ICソケットの上にICをさしこみましょう。
足が広がってソケットにさしこみにくいので、机や定規などを使って足が真下を向くよう調節してからさしこんでくださいね。


電解コンデンサ
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これは向きがあるので、注意が必要です。
足が長いほうが+です。基板には+の印字がされているので、よく見て取付けてくださいね♪


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結構進みましたねぇ…。


次は「LED」です。
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メインとなるLEDなんですが、数が16個もあります。
折角なので、綺麗にハンダ付けしたいですよね。
ということで、ちょっとハンダコテに慣れたのでこんな技もありますよ、というのをお教えしようと思います!

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まずは、マスキングテープでLEDを仮止めします。
ここまで来ると背の高い部品もいくつか取り付けられてるので、基板の上に段差が結構出来てます。
なのでLEDをハンダ付けしようと基板をひっくり返すとLEDが落ちちゃうんですよ…。
こういう時マスキングテープで部品を仮止めすると、安心してハンダ付けができるんです。

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仮止めしたらいよいよハンダ付け。
ここからが便利技ですよ。
まず基板から出ている足の片方を少しだけハンダ付けします。
ちょっと固定できればいいので、ハンダの量はホントに少しでOKです。
これを『仮ハンダ』と言います。(ドヤァ)

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仮ハンダでLEDを軽く固定したら、LEDの頭を軽く押さえながらさっき仮ハンダしたところをコテで熱します。
 ※あまり強く押しつけると基板のパターンが剥がれることがあるので、注意が必要です!
仮ハンダが溶けると軽く押さえてたLEDが基板に密着するのが分かるかと思います。
LEDが良い位置に来たら、ハンダゴテを離して仮ハンダを固めます。

あとは仮ハンダしてない方の足をしっかりハンダ付けし、仮ハンダしたところもしっかりとハンダ付けをします。
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これでLEDをキレイに取付けることが出来ました♪

これを16回繰り返します。
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いやぁ、作業手順が多すぎて大変でした!
でも、LEDがキラキラしてて、それがキレイに整列しているのを見るとかなりの満足感ですよ!


さて、次は「ねじ止め端子台」です。
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これ、説明書にも書いてますが向きに注意です。
差し込み口が基板の外を向くように組み立てしましょうね!
じゃないと配線の接続がとっても大変になっちゃいますからね。


次は「バリスタ」です。
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これ、メイン基板じゃないんですよ!
サブ基板です。気をつけてくださいね!
取付方向はないので、さくっとハンダ付けしましょう。

次は「トランジスタ」です。
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メイン基板だけではなく、サブ基板に設置するトランジスタもあるので要注意です。
取付方向もあります。

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基板に印字されているマークと同じ向きになるように、部品をさしこみます。
足は基板いっぱいまで入らないので、ちょっと浮いてても問題ありません。


そんなこんなで、ここまでで1時間かかってます
※写真撮ったりメモ取りながら作業してるので、普通よりも遅めです。

キット製作はもうすぐ終わりそうですが、今週はここまで!
キット完成まで頑張るぞ~!


皆さんもぜひ作ってみてくださいね!

(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は11月22日です!) 

★記事内で紹介した商品は、こちらから購入できます!★

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ビリビリ電子ルーレット KURU-2 1個 こちらから→
※個数を記入していますが、リンク先ページ内で変更可能です。


★キット製作時に使用した道具は、こちらから購入できます!★

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DASH低価格セラミックヒーターハンダこて15W
はんだ付け入門セット
FX650-84 1個 こちらから→
モデラーズニッパー α(グレイ) ITEM74093 1個
汎用型ピンセット 120mm P-880 1個
電子工作用ハンダ SD-63 1個
ワイヤーストリッピングゲージ BBM-WSG 1個
セラミックヒータータイプ用こて台 FH300-81 1個
工作マット / 350×250mm KP-S130 1個
※個数を記入していますが、リンク先ページ内で変更可能です。

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