エレショップblog

半導体・センサー・マイコン・電子工作キットほか、各種電子部品の専門店「共立エレショップ」から主に電子工作の関連情報をお届けします。 http://eleshop.jp/

記事担当:
ハンダ付け必要-マイコン系

今回は、商品名にとても反応してしまうキットを作りたいと思います!
その名も…「梵天丸」(B10/M(Ver5.0))です!!!

「梵天丸」って知っていますか?
かの有名な戦国大名「伊達政宗」の幼名(おさない時の名前)なんです!!

その名前がついたこのキット。
BONTEN-1

なんと自分でプログラムを書いて動かすことができる、「自律型二輪駆動ロボット」なんです!!!ドーン
・・・・で、「自律型二輪駆動ロボット」って何よ。ってなりますよね。
私もなりました。

ということで、解説致しましょう!

まず。
ロボットって聞いて、みなさんどんなものを想像しますか?
私は「コントローラを使って動かす」っていうイメージを持ってました。
昔のアニメなんかだと「いけー!◯◯!」みたいに、主人公がコントローラーを持って、大きなロボットを動かす…
他には、ロボットの中に入ってコントローラーパネルを操作して動かす、などなど。

そんなイメージを持っていましたから、『自律型』と聞いて「???」ってなったんです。
ではこの『自律型』って、どう言う意味かといいますと、読んで字のごとく、自分で判断して動いちゃうんですって!
なにそれスゴイ!
つまり『自律型』ロボットはコントローラーを使って動かすんじゃなくて、あらかじめ組んだプログラムにしたがって、自分で判断して行動するロボットなんです。
この『自律型ロボット』に色んなセンサー、例えば障害物を避けるために赤外線センサーを付けたり、タイヤや足をつけて色んな所を移動できるようにしておけば、例えばプログラムにしたがって自分で移動してゴミを吸い込んだり、話しかけられたらアクションを返したりすることが出来るんです。
自動でお掃除してくれるロボットや、ワンコ型ロボットも、自律型ロボットになるんですね!


この★「梵天丸」あらかじめ入力したプログラムにしたがって自分で判断して動くロボットなんです!スゴイ!えらい!
例えば「梵天丸」に「まっすぐ進め」とか「障害物があれば右に曲がれ」とか「障害物があればよけて進め」とかプログラムしておけば、ただ周りに流されて動くんじゃなくて、「こういう状態のときにはこうして欲しい」と言う作り手の気持ちを汲んで行動してくれるんです。
さすが「梵天丸」ですね!

じゃぁなんで『二輪駆動』って言うかというと、本体の横に付いた大きな2個のタイヤをそれぞれ別々に回して動くから『二輪駆動』って付いてるんです。
「梵天丸」には実は3個タイヤが付いてるんですけど、3個目は本体の下に付いているキャスターで、これはモーターを使って回さない、つまり駆動させないんで数に入れられてないんですね。
 
さて。
前置きが長くなりましたが、この★「梵天丸」を作っていこうと思います!

キットの中身はこんな感じ。
BONTEN-2

今回は、タイヤを動かす「モーター部分」を作ろうと思います!
この「モーター部分」は『ギヤボックス』と言います。
BONTEN-3

…プラモデルに馴染みがないオカポンからすると、作成するのにとても時間がかかり、大変でした。。。
ということで、その部分も説明していきますね。

モーターの箱の中身はこんな感じ。
BONTEN-4


注意点としては、全部の部品を使ってギヤボックスを作るわけでは無いという事。
しっかりと説明書を確認して使う部品を選んでくださいね。
今回はCタイプで組立てます。
説明書は梵天丸に付属している説明書と、ギヤボックスについている説明書の両方を見ながら作るとまだわかりやすいです。

準備:(1)
まずは、プレートについている部品をバラバラにします。
BONTEN-5BONTEN-6

準備:(2)
六角シャフトに六角ボスをとりつける。
・六角レンチをつかって、六角ボスに止めねじ(イモねじ)を軽くとめる

「止めねじ(イモねじ)」は、コレです。
BONTEN-7

六角ボスに、付属の六角レンチをつかって「止めねじ(イモねじ)」を軽く留めます
ガッチリと留めてしまうと後から変更するのが大変なので軽く留めておくんですね。これを『仮留め』って言うんですって。
BONTEN-8

・M3パーツのCの穴をつかって、六角ボスの位置をあわせて、しっかりとめます。
ここ、オカポンよく分かりませんでした。
でも、部品をよくみると「C」と書いてある穴があるんです。
BONTEN-9

そこに、六角シャフトを差し込み、さっき「止めねじ(イモねじ)」を仮留めした六角ボスを上から差し込みます。
六角シャフトの下のラインが、M3パーツの位置になるように調節して、六角レンチでしっかりとめます。
BONTEN-10

2本作ってくださいね。
BONTEN-11

組み立て:(1)
・M1パーツのA、B、Cの穴にハトメを入れます。
BONTEN-12

・「準備:(2)」で作った六角シャフトの内1本をM1のCの穴に通し、丸シャフトは立てます。
六角シャフトは、長いほうが外側になるように、さしてくださいね。
BONTEN-13

組み立て:(2)
・歯車を通します。
BONTEN-14

これが面白いんです!ただ歯車を通すだけなんですけどね。
これがこう動いたら、あわせてこの歯車もこう動くんだ~へぇぇ~!なんて思いながら順番に重ねます。
BONTEN-15

組み立て:(3)
・M3パーツのA、B、Cの穴にハトメを入れます。(表裏)
・M1パーツのA、Bの穴にM4パーツを入れます。
・M1パーツとM3パーツをあわせます。
・3箇所、タッピンねじでとめます。

ハトメがゆるかったので、先にM1パーツのA、Bの穴にM4パーツを入れます。
BONTEN-16

そして、M3パーツのA、B、Cの穴(表裏)にハトメを入れて、M1パーツとあわせました!
BONTEN-17BONTEN-18


組み立て:(4)
・反対側のギアも同じように組み立てます。
M2パーツに、「組み立て:(1)から(2)」までと同じ流れで組み立てます。
「組み立て:(3)」のM4パーツをM2パーツの穴A、Bに入れると、こんなかんじ。
BONTEN-19

さっき作ったM3パーツと重ねて、こちらも同じように3箇所、タッピンねじでとめます。
ちなみにこの「タッピンねじ」タミヤの説明書では「タッピングビス」って書かれてます。
同じものなので私のように混乱しないようにしてくださいね。
 
とめた後、グリスを塗ります。
って、とっても塗りづらいんですよ!!
丸シャフト、六角シャフト、歯車の間に少量グリスを塗って(流し込んで)歯車を回しましょう。

回すうちに、グリスが流れて馴染んでいくんですって!

ふぃ~!完成です!!!
BONTEN-20

初めてプラモデルを作る私からすると、説明書の味方とか組み立てる感覚とか慣れなくて大変でしたけど、上手くいくと楽しいものですね!
というわけで「梵天丸」のギアボックスはここまで。

あ、そうでした。
このギアボックス、今回は「低速タイプ(Cタイプ)」で作りましたけど、「高速タイプ」(シャフトの位置違いで2タイプ)もあって、合計3タイプから選べるんですって。
最初に全部の部品を使わない、と書きましたが「高速タイプ」にする際はその使わなかった部品を使うので、捨てないようにしてくださいね!

組み立てはもう少しで完成です!


では、第2弾をお楽しみに!

(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は4月27日です!)




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ハンダ付け必要-非マイコン系


先週は、★「金属探知機キット」(KN-Z9)を作ってみました。★「電工女子、WonderKitを作ります!(第15弾:金属探知機キットです)」
部品も少ないし、30分ほどで作れちゃう初心者向けのキット、ということでしたね。
KNZ9-18

さて、今回は実際にキットに電池を繋いで遊んでみようと思います!
このキットには電池がついていませんので、006P型の電池を用意してくださいね。
例えば…★「006P形アルカリ電池」
これを、電池スナップの先に接続します。
2-KNZ9-1

そして、電源スイッチをON!!
2-KNZ9-2

コレですぐに使えたら良いんですけど、このキットはここからしなければいけないことがあります。
それは…感度調節です。
この設定をきちんとしてあげないと、音が聞こえにくかったり、ずっと鳴りっぱなしで変化が分からなくなってしまいます。

では説明書を見てみましょう。
2-KNZ9-15

半固定抵抗の調節」とあります。
これですね。
2-KNZ9-3

細いドライバー(例えば★「スタンダードドライバー/プラス #00」(DS-03))で、この半固定の矢印位置を中心にあわせてください。
そして、左右に矢印をゆっくり動かして音が止まる場所を探しましょう
オカポンは、ここでした。
2-KNZ9-4

注意点は、この作業をする際、センサー(インダクター)付近に金属物を近づけちゃいけないってことです!
あとは、基板の裏面(オカポン、うっかりしてよく触っちゃいます…)や、表にある部品触っちゃ
ダメ
ってことです。
せっかく設定した感度調整が、実は間違ってました、なんて事になってしまいますからね。

これで、初期設定は終わりです!
さて、この★金属探知機キットですが、モードが2つあります。
(1)金属に近づくと、発信音が止まる
(2)金属に近づくと、発信音が高くなる

オカポン的ワクワクするのは、(2)ですかね!

このモードの切り替えは、半固定抵抗を音が止まる所から右か左へずらすことで変更可能です。
(1)「発信音が止まる」は、半固定抵抗の矢印の先を右に10度くらい回してピーと音がなれば完了です。
2-KNZ9-5

そのまま金属物(1×1cm以上)にセンサーを近づけて、ブザーの音が停止したら(または停止しそうになったら)成功です!
2-KNZ9-6


(2)「発信音が高くなる」は、半固定抵抗の矢印の先を左に10度くらい回してピーと音がなれば完了です。
2-KNZ9-7
そのまま金属物(1×1cm以上)にセンサーを近づけて、ブザーの音が変化すれば成功です!

さて、ではモード2にして、金属物に近づけてみましょう!
2-KNZ9-8

ほう!音の高さが変わりますね!
金属に近づけるとだんだん音が高くなりました。キュイィーンって感じで。
2-KNZ9-9

なにこれ面白い!

ここでオカポン、ハッとひらめきました!
もしかしてコレって、アレに使えるんじゃぁ…
 
と言う訳で用意したのは1枚のコイン
2-KNZ9-10
これを握ってもらって
2-KNZ9-11

金属探知機で当ててみよう!

さてさて、どっちかなぁ~
2-KNZ9-12

こっちかなぁ~
2-KNZ9-13

・・・・・・・・・
2-KNZ9-10

全然判りませんでした!!
このキットさえ有ればコイン当てゲーム百戦錬磨かと思ったんですが…
そう上手くはいかないんですね。ショボン。

でも例えば室内で宝探しゲームとか、そういう遊びには使えそうですね。


是非、作って遊んでみてくださいね!

(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は4月20日です!)


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先月ワンダーキットの★「電磁波レベルメータSP」(DN-G8SP)を作りました。
あれから色々な所に持って行っては、目に見えない電磁波の存在に驚いたり感心したりと興味深い体験をしています。

ひとしきり★「電磁波レベルメータSP」(DN-G8SP)遊び倒した後で、さて次は何を作ろうかしたと共立プロダクツ製品カタログをめくっていると、なんだか★「電磁波レベルメータSP」(DN-G8SP)シンプル版のようなキットを見つけました。

このキットは金属を探知できるんだそうで、隠れたところにある金属、例えば硬貨とかコインとか小銭とかを見つけることが出来るんだそうです。
なにそれ、すごい!

と言う訳で今回はこの★「金属探知キット」(KN-Z9)を作ってみることにしました。

KNZ9-1

ではまず部品を見てみましょう。

KNZ9-2

少な!部品点数少な!
基板にハンダ付けする部品はわずか14個。これは初心者にも優しいキットですね。

次に基板を見てみましょう。

KNZ9-3

シンプルでスッキリした基板です。
部品の配置にも余裕があるので取付けもしやすそうですね。

KNZ9-4

ハンダ付け箇所は多くないですが…
よく見るとランドがつながっている所が幾つかありますね。
ココは要注意です。

さらに注意しないといけない所がありました。
まずはセラミックコンデンサ

KNZ9-5

見た目同じような感じですけど、書いている数字が違います
取付ける所を間違えないように注意してくださいね。

それと抵抗

KNZ9-6

これもパッと見では全部同じに見えますけど、よく見ると色付きの線(カラーコードって言います)がそれぞれ違います。
取付ける時間違えないようにしっかりと確認してくださいね。

では作っていきましょう

まずは抵抗から。
説明書に書いてある色と同じものを選んで付けましょう。

KNZ9-7

次にダイオード
ダイオードは方向が有るので注意してください。

KNZ9-8

次にIC
ICも方向があるのでよく確認して取付けてください。

KNZ9-9

そして基板を確認した時に触れましたが、ICのハンダ付け箇所でランドがつながっている所がありました。
ココはどうしてもハンダが流れやすくなるので、ハンダを流しすぎないように注意してください。

KNZ9-10

結果的につながってしまうのは問題ないのでそこは気にせずサクサクとハンダ付けを進めましょう。

続いてセラミックコンデンサ
セラミックコンデンサには方向が無いので、数字さえ間違えなければ大丈夫です。
足と穴の間隔が合わないところもありますが気にせず取付けてください。

KNZ9-11

次がちょっと大変、スライドスイッチです。

KNZ9-12

何が大変って、けっこうグイッと押し込まないと入んないんです!
力を入れすぎて足を折ってしまわないように注意してくださいね。


次もちょっと迷った半固定抵抗

KNZ9-13

基板に書かれている図を見ればなんてこと無いんですけど、取付け方を迷っちゃいました
だって、半固定抵抗の足は3本なのに基板には4個穴が開いてるんですもの。

KNZ9-14

ワンダーキットの人に聞いてみた所、この第四の穴は今使っている半固定抵抗とは違う形の半固定抵抗にも対応できるように開けている穴なんだそうです。
部品の形が変わっても大丈夫なようになってるんですね。こんな事もあろうかと!的な感じで。


次は電解コンデンサです。
セラミックコンデンサと違って取付方向があるのでよく確認して取付けてくださいね。

KNZ9-15

次はいよいよ金属を探知するセンサーの取付です。
今回使うセンサーは『インダクター』と言う部品です。
実は以前作った電磁波レベルメーターキットのアンテナも『インダクター』でした。
同じ部品なのに金属を検知したり電磁波を検知したり不思議な部品です。
今度調べてみようと思います。
この『インダクター』も基板からはみ出るよう90度折り曲げて取付けます。

KNZ9-16

このインダクターの先で金属を探知するんですね。
折れたり取れてしまわないようにしっかりとハンダ付けしてください。

あとはブザー電池スナップを取り付ければ完成です。
ブザーに極性は無いので好きなように取付けてもらえればいいんですけど、電池スナップは+と-があるので間違えないように注意してください。

KNZ9-17

これで完成です!やったー!!

KNZ9-18

部品点数が少ないだけあって、30分ほどで簡単に組み立てができました
ハンダ付けするところもそこそこ有るので初心者の方でしたら達成感も味わえて良いかもしれません。

では次回は電池を繋いで感度調節をして、実際に遊んでみたいと思います。


乞うご期待!

(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は4月13日です!)


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