エレショップblog

半導体・センサー・マイコン・電子工作キットほか、各種電子部品の専門店「共立エレショップ」から主に電子工作の関連情報をお届けします。 http://eleshop.jp/

記事担当:
ハンダ付け不要-非マイコン系

先日、自作キーボード用のケーブルを作りました。


jisaku-cable-25

キーボードの間隔を変えやすくなって更に快適に付けてて、ケーブル作って良かったな、って思ってます。

で、ですね。
先日エレショップに掲載されたこの商品、皆様ご覧になられたでしょうか。

この商品を見てオカポン、自作キーボードの沼は深いなぁ・・・って思いました。

この「20キースイッチテスター」、キーボードとしては使えません。
じゃぁ何なのかというと、キータッチを確かめることができるキースイッチコレクションなんです。
KAILH-20_02


ちょっと何言ってるかわかんないですよね。
大丈夫です。オカポンもそうでした。
実はキーボードのキーって、押し心地によってすんごい沢山の種類が有るんです。
エレショップで取り扱いのあるキースイッチだけでも18種類(!)あるんです。
KAILH-20_08
世の中にはもっとたくさんの種類のキースイッチが有るんですけど、キーボードを自作する人はその中から自分好みのキーを探して自分だけのキーボードを作るんだそうです。

で、この「20キースイッチテスター」。
KAILH-20_01
これはKaihua Electronicsの「Kailh」ブランドのキースイッチをテストできる商品なんです。
ちなみにできるのはキータッチを確かめることだけ。
20種類のキーをポチポチして自分好みのキータッチを探すだけ。

なのでキーボードとしては使えません。
アクリルの土台にキースイッチがハマってるだけなので、配線とか何もされてません。
KAILH20c
ホントにキータッチを確かめるためだけのアイテムなのです。

ちなみにキートップ外しが付属してるので、キートップを外すこともできます。
KAILH-20_03 KAILH-20_04
キースイッチもガッチリと固定されてるわけではないので、裏から押したりキートップ外しで割と簡単に外すことができます。
KAILH-20_05
自分好みの配置に変更したり、別メーカーのキースイッチを入れてオリジナルのキーテスターを作ったり。
色々楽しめそうですね。

ちなみにオカポンは右上に有る『Jade』がお気に入り
メカニカルなカチカチと音が鳴るタイプなんですけど、押し心地と音がいい感じです。
カチカチ言うキーは『White』『Jade』『Navy』『Pale Blue』の順に押し心地が重くなる感じです。
反発力強めが好きな方は『Pale Blue』がオススメ。
静かな打音がいい人には『Silent Brown』か『Silent Pink』がその名の通り静かです。押し心地は『Silent Brown』の方が少し重い感じでした。

と言う訳で、自作キーボード沼の深さを象徴するようなアイテムの★「KBDfans Kailh 20キー スイッチテスター / KAILH-20」
「こんな物個人でどうするんだ?」と思われるかもしれませんが、暇な時とか考え事してる時にカチカチするだけでも結構楽しいですよ。
それに自作キーボードフリークを自称する人にとっては必須のアイテムと言えるのではないでしょうか。
もしくは自作キーボードサークルで1つ持っておけば、キーボード談義に花を咲かせたり新人の勧誘に使ったりと色々活用できそうです。


みなさんも自作キーボード沼に足を突っ込んでみてくださいね!
 
(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は9月9日です!)

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今週は、最近発売された★「LEDヒートン」を使ってアクセサリーを作ろうと思います!
HE10Sxxa

オカポン、このLEDヒートンの存在を知らなかったんですが、某「魔法具をレジンで作ろう!」の本を見ているときに「LEDヒートン」の文字を見かけまして。
ナニコレ!!欲しい!!!!小さいのに光るやん!!!!LEDヒートンって何?!!!
となって、先輩社員さんにかけあってみたところ、あれよあれよと商品を見つけてくれて、販売するに至ったのです!やっほう!!
ちなみに実は7年くらい前に店頭(シリコンハウス1F)で小型のLEDライトとして扱っていたこともあるんだそうな。

さてこの★「LEDヒートン」中に電池も入っているし完成品なので、ハンダ付けも難しい話も無い、レジンを型に流してこのヒートンにくっつけるだけで完成しちゃう!的な、電子工作と言うよりアクセサリー作成と言った方がしっくり来ます。
あぁ、楽しい・・・!!


では、いつものパッケージ紹介から。
HE-10-S-7C-1
LEDの色は全部で7種類。色々な色展開があるので、楽しいです。
使用する電池は★「SR621」という腕時計などに使われている小さなコイン電池が3枚です。 
標準で3枚重ねてシュリンクしたモノが付いてます。 
で、今回の工作では虹色(RGB自動変化)を使おうと思います。
ゆ~っくりと色が変わっていくので、すごくきれいなのです。

メインのLEDヒートンはこんなかんじ。
HE10SxxbHE10Sxxc
上蓋部分がネジ式になっていて、ネジを締めると電源がオンになってLEDが光ります。
構造はとてもシンプルですね。 

エレショップの商品ページにレジン加工例であげていたのはコレなんですが・・・
HE10Sxxf
同じモノを作っても面白くないので違う型を使って工作してみようと思います!

今回は、いつかブログで使おうとずっと大事にとっていた、とっておきの電球型を使ってみようと思います。型の時点でめっちゃ可愛い。
ちなみに100均で買いました。
HE-10-S-7C-2


今回オカポンが準備したのは・・・
・LEDヒートン
・UVレジンを固めるLEDライト(ネイル用)
・UVレジン液(クリア)
 ・・・ハードクリア(100均)
 ・・・ハードクリア(月の雫)
・UVレジン液(クリアピンク)(100均)
・UVレジン液(スカイブルー)(100均)
・好きな型
・UVレジン用封入パーツ ガラスフレーク(100均)
・UVレジン用封入パーツ パターン柄シール(100均)
・UVレジン用封入パーツ 蓄光パウダー(100均)

です!
ほぼ100均。
しかしパーツや液体、型はいくらでも増やしたくなりますね。
カラーのレジン液は、沢山あれば違う雰囲気のアクセサリーが色々作れるので、何色持っていても良いかも!です。

あ、ちなみに、レジン液はアレルギー出る可能性もあるので、扱う時はビニール手袋をした方が良いですよ。


では作り方なんですが、人ぞれぞれやり方があると思います。
オカポン、自己流でやっていますので、こうした方がきれいになるよ!などありましたら、教えて頂けると嬉しいです。

まずは型にクリアレジンを薄く入れます。
HE-10-S-7C-3

次に、スカイブルーを口金のところに。クリアピンクを電球のところに流し込みます。
HE-10-S-7C-4

球型にしたいので、両方の型に同じように入れます。
HE-10-S-7C-5

シールを入れたり、レジン液を追加します。
HE-10-S-7C-6
二つのパーツを貼り合わせて球にするので、両方あふれるくらいにレジンは入れない方が良いです。
片方は少な目。片方は気持ち多めくらい。

ということで、片方を型から抜いてみました。
HE-10-S-7C-7
この時点で可愛い・・・!!

で、平らな面にレジンを流してドッキング。
HE-10-S-7C-8
しっかりと固めます。

十分に固まったら、型から外してみます。
HE-10-S-7C-9
ピンクの電球や~!!


さて、ここで取り出しますは、LEDヒートン。
HE-10-S-7C-10HE-10-S-7C-11
LEDヒートン側にレジンを入れて、電球にはめ込みます。
ただ、接着面がピッタリ合うわけじゃないので、電球とヒートンを手で持って、仮止めします。
何回もライトをしっかりあてて、硬化させます。

仮止め時に適当に硬化すると、こんな風に歪みます・・・
HE-10-S-7C-12
皆さんは気をつけてくださいね!


で、最後の一工夫!(オカポン、まつりんに教えてもらいました!)
HE-10-S-7C-13HE-10-S-7C-14
型から抜いたばかりのレジンですが、気泡だったり指紋だったりがついてちょっと汚いので、表面に少しのレジン液を伸ばして塗り硬めます。
すると、ピッカピカのつやっつやになりますよ!!


最後にLEDヒートンの穴にネックレスや根付紐などを通すと完成です!
ということで、光らせてみました。
HE-10-S-7C-15HE-10-S-7C-16HE-10-S-7C-17

HE-10-S-7C-18HE-10-S-7C-19HE-10-S-7C-20


光っていない時はこんな感じ。
HE-10-S-7C-21


今まで作ったアクセサリを並べてみました。
HE-10-S-7C-22


↓の写真で手に持っているのは、蓄光パウダーを根本に入れたもの。
HE-10-S-7C-23HE-10-S-7C-24HE-10-S-7C-25
LEDヒートンの光をオフにしても、ぼうっと光るのがステキ。
でも蓄光パウダーは入れるとレジン液が濁るので、加減が難しかったです。

と言う訳で、LEDヒートンとレジンを使うと簡単に光るオリジナルアクセサリーが作れてしまう訳です。
オカポンとしては難しげな電子工作は置いといて、まずはLEDヒートンとかからLEDとか電気に親しんでいただけたらいいな、とか思ってます


みなさんもLEDヒートンで、アクセサリー作ってみてくださいね!
 
(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は9月2日です!)

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今週は、題名にもあるように、キーボードを接続するケーブルを作ってみたいと思います!

しかしキーボードを接続するケーブルってどゆこと?と思った方もいらっしゃるはず。
そう、オカポン実は自作キーボードを作って(約3年前に着手してその後なぜか放置)最近やっと使い始めたんです!
jisaku-cable-1

左右に分かれているキーボードを使ったのも初めてなのでまだちょっと慣れないんですが、打ちやすいのは確か。手の疲れはかなり軽減されてる実感があります。
で、今まではキーボードに慣れることでいっぱいいっぱいだったんですが、最近よく思うことが出てきまして。

今使っているケーブルなんですが、ちょっと長い。のと、プラグがストレートタイプなので真横に突き出てて存在感がすごい。ちょっと邪魔。
jisaku-cable-2
コネクタはL型にしてスッキリしたいなぁ・・・。ケーブルはもう少し短い方が良いかなぁ・・・。
そうだ、欲しいモノは自分で作ればいいじゃない!
今までやったことないし、せっかくの機会なのでケーブルも自作してみましょう!!
という流れでした。

今回ケーブルを作るのに使用した部材はこちら。
φ3.5mm L型ステレオプラグ / NTP3RC ×2個
シールドスリムロボットケーブル2C / KRT-SW AWG28x2C



「3.5mmφステレオ(プラグ)」は色々と種類・金額の異なる商品があるんですが、オカポンが選んだのはNEUTRIK(ノイトリック)の★「φ3.5mm L型ステレオプラグ / NTP3RCです。
シルバーのボディが格好いいし、本体のサイズが結構小さ目なので、すっきり見えるかな~と。
ただ、お値段お高め。
ntp3rc
¥509(税込) (2021.08.19現在)
でもせっかくの自作ケーブルなので、ちょっとコダワリたいよね!
ってコトで決定しました。


ケーブルもたくさん種類があって迷いました。
今回選んだ★「シールドスリムロボットケーブル2C / KRT-SW AWG28x2C少し細めのケーブルです。
このケーブルにした理由は、『ロボットケーブル』と言う名前の通り曲げに強くて細め、というところ。
今回使うプラグ『NTP3RC』のケーブルを入れるところが細いので、少し細めの方が組み立てやすいのかな、と。
krtsw2c
¥240(税込) (2021.08.19現在)


ケーブルでもう一方どっちにしようか悩んでいたのは「スパイラルシールドケーブル0.2SQ 1m / MVVS-SP 0.2SQx2C」。
こちらはロボットケーブルよりも少し太めです。
一般的なシールド線でイヤホンとかのオーディオから信号線など幅広く使われていて、芯線もそれなりに太さがあるのでプラグへのハンダ付けはしやすそう。
ケーブル自体は固いので短いと取り回しがしづらいかもですけど、その代わり安い、のが魅力。
mvvssp02sqx2c
¥130(税込) (2021.08.19現在)
この辺りはお財布との相談というか、好みの問題だと思います。


ということで、今回使用する部材のみのトータル金額は・・・
¥1,258(税込) (2021.08.19現在)
これが安いのか高いのかはその人の価値観による、としか言えません。
オカポンは正直、高い、と思いました。

ちなみに。
実は完成品の「両端φ3.5mmステレオプラグケ-ブル L型 OFC 金メッキ 15cm [RoHS] / SS-015AA」なんてものがあります。ケーブルの長さは、15cm。
ただ、ケーブルは硬めなので取り回しはしづらいかも。しかし、お値段はかなり安いです。
ss015aaa
¥163(税込) (2021.08.19現在)
こう言う完成ケーブルを使うのが一番賢い選択なんでしょうけど、解ってても自分好みのモノを自作したい!と言うのがものづくり人ですよね!


さて、では実際どうやって作るんだろう・・・?とつまずきかけましたが、NEUTRIK(ノイトリック)の商品ページに組み立て方のPDFが載っていました!英語でしたが。。。
商品ページ(NEUTRIK(ノイトリック)HP)
 ※ダウンロードの「Assembly Instruction - 3.5 mm Tiny Plug, right angle / NTP3RC」

ということで、これに倣って、作っていこうと思います!
まずは★「φ3.5mm L型ステレオプラグ / NTP3RC」の中身の確認。
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(1)ケーブルにブーツを通します。
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ブーツの穴が小さすぎて、ケーブル入らないでしょう!?となったんですが、ケーブルを通すところは柔らかいゴムなのでググッと押し込めば問題無く装着できました
ちなみにこの工程を忘れるとプラグは組み立てられません。
ハンダ付けした後で気付くと絶望感と徒労感がスゴイので必ず忘れないようにブーツを通しておきましょう。


(2)ケーブルをハンダ付けするためにカット&ストリップします。
まずは、カッターでぐるりと被膜に切り込みを入れます。そこまで力を入れなくても、柔らかいので簡単に剥けます。
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切り込みを入れたら軽く引っ張るだけで被覆は取れます。
切り込みが浅いと被覆は取れませんし、切り込みが深すぎるとシールまで切ってしまうので要注意です。


被覆を剥いたら出てくる銅線(これがシールド)をよじってまとめます。
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シールドの下にある、紙と糸はハサミなどで切り落とします。
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あとは、指示通りの長さにカットします。
この後ハンダ付けするので、線材には予備ハンダするとバラけないので楽になりますよ。
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細い線(白線と黒線)は、★「細線用ワイヤーストリッパ[RoHS] / PA-06」でカットしましょう!
これをカッターで剥くのは、至難の業だと思います。


(3)電線をはんだ付けします。
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小さい部品の密集した端子に電線をハンダ付け、しかも内側に付けるとか結構難しかったです・・・。
注意点としてはハンダ付けした箇所が外に向かって飛び出さないようにしましょう。
コンパクトにしておかないとカバーとかシェルが取り付けられなくなります。


(4)樹脂カバーの装着。
白い樹脂カバーを、先ほどハンダ付けしたプラグに装着します。
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カチッと止まるわけでは無いので、指で押さえて写真撮っています。


(5)シェルをコネクタ本体に装着します。
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樹脂カバーの上から金属のシェルを挟むように取り付けるんですけど、これカチッと止まるわけでは無いので指で押さえながらの作業になります。
シェルが外れないようにしっかり押さえて次の工程にいきましょう。


(6)ブーツをシェルの根本までスライドさせて締め付けます。
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写真では浮いていますが、シェルをぐぐっと押さえて隙間を無くして、ブーツをねじ込みます!
結構力がいりますが、グイグイブーツを回して締め込んでいきましょう!

という事で、こんな感じ。
jisaku-cable-23
本当はネジ部分が見えなくなるまで締めることが出来るんですけど、ケーブルの処理が悪かったのかハンダ箇所が悪かったのか、最後まで締めることが出来ませんでした。
なのでハンダ箇所はコンパクトに収めましょうね。
(反対側は最後まで締めることが出来ましたけどね!)

と言う訳で完成です!!

自分の好きな形、サイズのケーブルが完成しました!

使っていたケーブルと比較すると、こんな感じ。
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ケーブルの長さは、20cmほどでカットしています。
キーボードに装着すると、こんな感じ。
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おぉぉぉぉ!スリムになりました!!
世界で一つだけの、マイケーブルですうふふふ。


既製品を買うことと比較すれば手間も暇もお金もかかりますが、
自分好みの見た目のケーブルに出来る!
自分にピッタリの長さのケーブルが作れる!
品質を自分で選ぶことが出来る!

と、満足度はかなり高いです!!!


みなさんも自作ケーブル、作ってみてくださいね!
 
(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は8月26日です!)

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