エレショップblog

半導体・センサー・マイコン・電子工作キットほか、各種電子部品の専門店「共立エレショップ」から主に電子工作の関連情報をお届けします。 http://eleshop.jp/

記事担当:
ハンダ付け必要-非マイコン系


すっかり定着しましたね、テレワーク。
メリット・デメリットそれぞれありますけど、オカポンはテレワークのほうが集中して仕事ができるので好きです。

そんなテレワークの困ったこととして、WEB会議中に家族が映り込んでしまうトラブルがあるんだそうです。(オカポンはWEB会議未経験です)
動画配信とかでは『親フラ』といって割と定番のトラブルのようですが、仕事に熱中して背後に気付かずびっくり!なんてことはできるだけ避けたいですね。

そんなトラブルを避けたい人に朗報!
プロダクツのWonderKitから、こんなキットが出ているのです!
★「通過センサキット2 / SY-852」
sy852a

このキットの概要欄には
赤外線を利用した通過センサキット。送光部と受光部間の赤外線を遮断することで、リレーがON。送・受それぞれの基板はスタンドアロンとなり、リレーの接点容量は3Aにアップ。送受信間距離も最大約8mと拡大。
って書かれてます。
この説明だと難しくってよく分からないんですが、この送受信の基板の間を人や物が通るとリレーがONになって、ピンポーンとなったり、何か光ったり…なんていう事が出来ちゃうわけですね!
お店とかでもよくありますよね。お店に入ったらピンポーンってなるの。
今回は仕事中に人が近づいて来たことが分かればいいのでそんなに大がかりな装置は必要ないんですけど、希望としては机の上で何かキラキラ光る物をつなげられたらいいなぁ

...なんて妄想はひとまず置いておいて、キットを作ろうと思います!

まずはお馴染みパッケージチェック!
SY-852-1-1
商品ページで見て勝手に想像してた大きさより小さかったです。

中の部品はこんな感じ。
SY-852-1-2SY-852-1-3
基板が受信機用と送信機用で2つあるんですが、部品袋もちゃんと2つに分けてくれています!
(オカポン、最初部品見た時、袋を両方開けて探さなきゃならないのかと思って、ヒィンってなりました)
見分け方は、基板小さい方が部品パーツ少ない方
基板大きい方は、部品パーツ多い方、ですって。
他にも、中のICが違ってて、小さい基板は「12F509」が入っている方。
大きい基板はは「12F675」が入っている方だそうです。
自分にあった方法で見分けてくださいね!


で、基板はこんな感じ。
SY-852-1-4SY-852-1-5
2つの基板がくっついています。

このままでは使えないので、2枚の基板を折って切り離します。
机に大きい方の基板を置いて、溝を机の端にあわせます。
SY-852-1-6SY-852-1-7
小さい基板の外側に軽く体重をかけると簡単にパキリと折れます。気持ちいい。

ということで、今回はこの小さい基板をハンダ付けしていきます
SY-852-1-8
ちなみに、こっちが送信機側になります。


まずは抵抗から。
SY-852-1-10SY-852-1-9
取り付け方向は無いです。
抵抗の帯をしっかり見て抵抗値を確認して、ちゃちゃっとハンダ付けしましょう。


次はダイオード
SY-852-1-11SY-852-1-12
これは向きがあるので注意です。
部品の黒い帯と、基板の帯マークをあわせてくださいね。
そしてやっぱり基板の穴位置は抵抗と違ってピッタリじゃないんですよね…。


そして赤外線LED
SY-852-1-13SY-852-1-14SY-852-1-15
これも取り付け方向があります
部品の足が長い方を、基板の「A(アノード)」に挿します。
LEDが基板に水平になるように、ハンダ付けしたあと足は折り曲げます。
なのでLEDは基板にピッタリ付けないでくださいね。
説明書には6.5mm足を残してハンダ付けするように書いてくれていますが、面倒なので適当におっちゃいました。女子力ドコ…。


積層セラミックコンデンサは向きが無いので、気にせずそのまままっすぐ挿し込んでくださいね。
SY-852-1-16SY-852-1-17
緑のLEDは取り付け方向ありです。
これも赤外線LEDと同じで、部品の足が長い方を基板の「A(アノード)」に挿します。

次はICソケット。とIC
SY-852-1-18SY-852-1-19SY-852-1-20
これも向きがあります
基板に書かれている切り欠きと、ICソケットの切り欠きをあわせてください。
ハンダ付けが終わったら、ソケットにICを挿し込んでください。これも向きがあるので要注意です。
ICの切り欠きを、ソケット・基板の切り欠きにあわせて挿し込んでください。


そして電解コンデンサ
SY-852-1-21SY-852-1-22
取り付け方向に注意です。
同じ容量(10μF)なのでどっちがどっちとか気にしなくて良いんですけど、基板に挿し込む向きが左右で逆になってます。
基板に「+」と書いている方に、コンデンサの足が長い方を挿し込んでください。
ここホントに要注意です!


お次はトランジスタレギュレータ
SY-852-1-23SY-852-1-24
見た目は似ていますが、挿し込む場所も部品も全く異なります。
ちょっと分かりにくいですが、部品に書かれている数字をチェックして間違えないように取り付けてください。


というわけで、ここまででこんな感じ。
SY-852-1-25
だいぶ部品で埋まってきました。


次はヘッダーピンです。
SY-852-1-26
ヘッダーピンはガタガタになりやすい所なんですが、前にも紹介したデジットのブログ
★「【Tips】知っておくと便利!ヘッダーピンのハンダ付けの仕方」(デジットブログ)
を参考にして取り付けてくださいね。
簡単に言うと、ヘッダーピンの1本を軽くハンダ付けして、熱を加えながら黒いスリーブを動かして、調節します。
部品にハンダごての熱が伝わって、結構熱くなるんですが、触れない時は一旦部品が冷めるまで待ちましょうね!


最後にDCジャックを取り付けます。
SY-852-1-27
DCジャックはハンダをドバーッと流し込んで取り付けするのでオカポン大好きです。

これで、送信機完成ですー!!!
SY-852-1-28SY-852-1-29


作業的には30分程度。
キリが良いので、今回はここまで!

次回は受信機に取り掛かります。
あれ、思ったよりも簡単かも…?!

皆さんもぜひ作ってみてくださいね♪

(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は1月21日です!) 

記事担当:
ハンダ付け不要-マイコン系

明けましておめでとうございます!

2016年1月7日にスタートしたこの「エレショップblog」、なんと6年目に突入です!!
5年前の今日、スタートしたんですね…凄く感慨深いです。
毎年この時期は、ずっと同じことを思っていますが、こんなに長い間途切れさせることなく記事を書き続けることが出来るとは…。
これもひとえに皆様の応援のおかげです。
本当にありがとうございます!

昨年は、高難易度のキットをじっくり試行錯誤しながら作ることが多かったと思います。
もくもく工作タイムがとても楽しくて、モノを作るのってやっぱり好きだなぁ…と味わうことが出来た1年でした!


さて。
新年最初のエレショップBlogは、今後の展開に乞うご期待!なセット品を紹介したいと思います!
それは…
★「micro:bit スターター・セット / MCB-STS」
MCBSTSa
なんとこのセット、共立電子産業の実店舗『デジット』が企画・製作したんですよ!
micro:bitのセットなんて色々出ているけど…?なぜ?って思ったんですが、これには理由があったのです!


デジット独自の工夫を紹介する前に、セット内容を見ていきましょう
MCB-STS-1MCB-STS-2MCB-STS-3
セット内容はこんな感じ。
ちなみにこのセットに同梱されているmicro:bitは、マイク、スピーカー、タッチ検出機能のない旧バージョンです。
MCB-STS-4
まだまだ現役バリバリです。

このセットには専用のアクリルケースもついています
MCB-STS-6MCB-STS-7
アクリルケースを組み立る時、オカポン的に迷った点はココ(右の写真)
側板に向きがあるんです。
どちらの側板にも鳥のクチバシみたいな突起がついてて、この部分をmicro:bitの上側に当てて組立てます
これ、逆にすると、ケースがガタガタしてネジを留めることもできず、組立てられないので気を付けてくださいね。

そしてそして。
このセットのオカポン的嬉しい要素は、USBケーブルと電池ボックスの両方が入っている点
USBケーブルパソコンとmicro:bitを繋げてプログラムするときに必要ですし、電池ボックススマホ・タブレットでプログラムする時に使えます
有線でも無線でも、どちらでもプログラムできるようになっているってことですね!
さらに付属の電池ボックスは「ON・OFF」スイッチつき!これも地味に嬉しい
MCB-STS-14MCB-STS-15MCB-STS-16
電池BOXはプログラムを書き込んだmicro:bitを単独で動かすときにも使えてホント便利です。


ではお待ちかね。
デジット独自の工夫を見てみましょう。
それはこのロング端子です!
MCB-STS-5

何が便利かって、このロング端子にはワニ口クリップを3個も取り付けられるんです!
MCB-STS-8MCB-STS-9MCB-STS-10
なので、センサーとかLEDとかモーターとかを複数個使う実験でも楽に部品をつなぐことできるんですね!
特にGND端子はつなぐものが多いので、このロング端子の便利さがよく分かるんじゃないかと思います。

というわけで、セットされているワニ口クリップを全部取り付けてみました。
MCB-STS-11MCB-STS-12MCB-STS-13
・・・・お、おぅ。なんかモサモサしてる…。
これだけワニ口クリップをつなげられたらいろんなことができそうな気がしますね。


そして朗報!
今後このセットをベースにした実験セットも出る予定なのです!!
こちらもデジットが企画・製作したオリジナル実験セット!
中にはオリジナル基板を製作した実験キットなんかもあるんですって。
近日発売予定光物音物の実験セットは今年の福袋に入れたものなので、手に入れた人はぜひ色々遊んでみてください。
正式に発売になったらエレショップBlogでも紹介しますね。

という訳でmicro:bitで色んな実験をしやすいスターターセット
今後の展開も含めて要注目の商品です!


皆さんもぜひ色々実験してみてくださいね♪

(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は1月14日です!) 

記事担当:

年の瀬が迫るとともに寄る年波に翻弄される今日この頃。
共立で働き始めたときはピチピチの若手だったのですが、気がつけばICの刻印も殆ど見えない老眼に。
部品はどんどん小さくなるのに視認性は下がるばかり。
最近はスマホのカメラで拡大して刻印を確認することが常になってきております。

小さい文字が見えにくいのは仕方ないとして、抵抗のカラーコードなんかは元々見えづらいものでした。
本体の色によっては黄色が見えなかったり赤と橙が判別つかなかったりと、苦労が耐えません。

というわけで本日は。
そんな信用できない自分の目の代わりに部品を判別してくれる機械の紹介でございます。
それがこちら。

LCR-TC1_01


マルチファンクションテスター『LCR-TC1』でございます。

本来このエレショップBlogは工作記事をメインとしているのですが、工具などの使い方もその範疇にしておりますのでご容赦ください。

さてこのマルチファンクションテスター、使い方は超簡単でございます。
本体の液晶画面左下にあるTEXTOOLそっくりなゼロプレッシャーICソケットに部品を取り付け、『Start』ボタンを押すだけ。

もっと具体的に言うと、緑色のハーモニカのようなところに部品の足を挿し込みます。
差し込むのは2本足なら1と2のところに、3本足なら1と2と3のところに挿し込みます。
部品を挿したらレバーを倒して足を固定。
その後部品を指したところの右横にある青丸のスタートボタンを押します。

たったこれだけで部品を判別してくれるのです。

では早速、何故か机の引き出しに転がっていた抵抗を挿してみましょう。
LCR-TC1_06
抵抗のカラーコードは『橙橙赤金』で3.3kΩでございます。
液晶画面に表示された抵抗値は「3276Ω」。大体あってますね。
抵抗自身にも誤差がありますので、まぁこんなものでしょう。

今度は金皮抵抗をみてみましょう。
LCR-TC1_07
カラーコードは『茶黒黒金茶』で10Ω。
液晶画面には10.3Ωと表示が。
誤差1%のはずなんですが、まぁこの抵抗も引出しの端に転がってたものなので・・・

とここでふと思いついたことをやってみました。
LCR-TC1_17
抵抗をつなげて直列にして繋いでみました。
『茶黒黄金(100kΩ)』+『黄紫橙茶(47kΩ)』=147kΩ で、表示されたのは143.2kΩ。
バッチリ合成された抵抗値が表示されました。
誤差5%で考えれば正常の範囲内です。

ちなみに同じ抵抗を並列につないだ場合は
LCR-TC1_18
(計算式省略)だいたい31.97kΩなのですが、液晶には31.42kΩと表示されております。
こちらもバッチリ合成された抵抗値が表示されました。
いやはや、なかなかやるもんですね。

次にLEDを試してみましょう。
LCR-TC1_11
LEDの場合は電流の流れる方向と点灯する電圧が表示されます。
うっかり足を同じ長さに切りそろえてしまった場合でも、どちらの足がアノードかカソードか簡単に判別できますね。
もちろんソケットの1と2,どちらにアノード側を繋いでも問題有りません。
LCR-TC1_13
液晶画面の方向表示が逆になるだけのことです。

また、チェック中に何度か点滅するので、ちょっとした点灯チェッカーとしても使えます。
LCR-TC1_12
ほんとに便利です。これ。

この他コンデンサとか
トランジスタなんかも
LCR-TC1_16
情報を表示してくれます。
自動判別してくれる部品は下記の通り。
  『抵抗』『インダクタ』『コンデンサ』『ダイオード(単体/2素子入)』『LED』
  『トランジスタ(バイポーラ/FET)』『サイリスタ』『トライアック』
なんやかんやと部品箱の底に転がっているよくわからない部品の判別にも重宝いたします。

ちなみに本体の電源は内蔵充電式バッテリーです。
LCR-TC1_03
本体下部にmicroUSB端子が付いており、そこから充電が可能です。
LCR-TC1_04

充電用のケーブルや線付きICソケット、ちょっとした部品も付属しているなかなかいい感じの商品でございます。
LCR-TC1_02

スポット照明やルーペやら、目を酷使して部品を判別するのに疲れたら、このマルチファンクションテスター『LCR-TC1』を使ってみてくださいませ。
時短かつ負荷の軽減。快適な電子工作ライフの一助に。

・マルチファンクションテスター / LCR-TC1  ¥2,640 (2020.12.24現在)

<記事:伊東>

更新予定:毎週木曜日(次回は1月7日です!) 

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